第一章『遭遇と追憶』登場人物紹介
第一部『遭遇と追憶』登場人物
・主要人物紹介
<主人公サイド>
◎ 怪物、または化け物と称される『名無しの異形』
この物語のれっきとした主人公であり、【アースフェイル】という世界に(物理的に)落っこちてきた『星の人』。しかしながらその精神と魂は『三〇代後半の地球人、松本というしがない元エンジニア』であった。地球人であったころに命を落としてしまい、何の因果か『元いた世界とは異なる世界=異世界』にてあらたなる一歩を踏み出すこととなった人物。しかし残念なことに、その身体はファンタジー要素ゼロ。人間でもなければ、昨今有名なスライムでもスケルトンでも蜘蛛でもドラゴンでもなく、果ては聖剣でもなければ魔法の杖でもない、尻尾と二対の腕を持った二足歩行型の『惑星外生命体=エイリアン』だった。現在、母船との通信手段も途絶え、第一次遭遇者とのコンタクト及びコミュニケーションが失敗に終わったため、驚異的な身体能力と宇宙空間でも活動可能な特殊装甲に身を包み、絶賛孤軍奮闘中。現段階(作中)では確固たる名前がない。
◎ 主人公が乗ってきた宇宙船の管理AI
主人公が艦長をつとめる宇宙船の管理AI。こちらも主人公同様、今のところ名前がない。巨大な宇宙船の管理AIなだけあって話し方が事務的。基本的に宇宙船の管理をすべて行なっているが、何でもかんでも押し付けられるのを嫌っているのか、やろうと思えば何でも出来るのに敢えてその事を言わない性格の持ち主。
<異世界サイド>
◎ 公国の冷水
【ベルンシュタイン公国】を統べるベルンシュタイン大公の公女にして蒼銀の髪を持つ戦乙女。水属性が付帯された軍刀『シャウアー』を所持し、先陣を切って戦うその姿は公国中の国民の憧れの存在。隣国の【シンビオフスク連邦】からの領土侵攻を食い止めている矢先、突如空から落ちてきた『小山ほどの怪物体』から避難中。
◎ ベルンシュタイン大公
【ベルンシュタイン公国】を長きにわたって統治している賢人。現在は、外交に関しては補佐をさせている子供達が非常に優秀であるため、内政や領地の運営などに力を入れている。
◎ 名もなき連邦の【法術兵士】
【シンビオフスク連邦】の職業軍人にして、惑星外にして規格外の生命体である主人公(出力十五%)を、タイマン勝負にもつれこませた挙句、自らの命と引き換えに主人公を道連れにしてまで残った仲間の窮地を救った今回のMVP枠。残念ながら彼の遺体は地面の崩落に巻き込まれてしまい回収不可になってしまいました。
※ 現在筆者が脳みそにムチ打って各人物の名前を考案中ですので、個人名に関してはいましばらくのご猶予のほど、何卒よろしくお願いいたします。
ここまでご高覧いただきありがとうございます。
拙文ではありますが末永くお付き合いいただければ幸いです。
また、誤字脱字等があれば、随時受け付けておりますのでよろしくお願いいたします。
2020/01/02…サブタイトル等名称修正