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第六章『監察と同盟』(上)登場人物紹介

・主要人物紹介


<主人公サイド>

◎ リーパー

 【アースフェイル】という世界に(物理的に)落っこちてきた、尻尾と二対の腕を持った二足歩行型の『惑星外生命体=エイリアン』にして、この物語の主人公。【死肉喰鼠(モルグラット)】という脅威に対抗するため、義兄弟となった【角鬼亜人族(オーガ)】のウォラが率いる鬼族たちとレアテミス嬢の仲間たちである【鉱亜人種(ドヴェルグ)】の同盟を成立させるべく行動を起こすことに。



<異世界サイド>

◎ ヘルムート・ドヴォクザーク・ド・ヴェルグ

 【ドリュアタイ地下帝国】の現皇帝にして、【アースフェイル】の世界における【鉱亜人種(ドヴェルグ)】という種族を地下世界の一大勢力として確立させ、国家として纏め上げた傑物。彼が様々な改革や根回しを行なわなければ、【鉱亜人種(ドヴェルグ)】たちは今もまだ原始的な生活を送る部族同志の集まりでしかなかったといえる。なお、高齢であることと地下世界特有の病気のせいで現在は後宮にて療養中であるため、彼の全権を娘である『ゾフィー・レアテミス・ド・ヴェルグ』に委任している状況。



◎ 【鉱亜人種(ドヴェルグ)】の各高官と兵士たち

 ドヴォクザーク皇帝とその皇女であるレアテミス特命全権大使の治世を補佐するべく、日夜努力を惜しまない誠実かつ実直な人物たち。彼らが皇帝に自身の娘の行方不明の報を知らせなかったのは現在の皇帝の病状等を慮っての行動であった。



◎ ゾフィー・レアテミス・ド・ヴェルグ

 【鉱亜人種(ドヴェルグ)】の一人にして【ドリュアタイ地下帝国】の『特命全権大使』。そしてリーパーの【アースフェイル】で初めての友人。道中でのアクシデントによる大怪我と酷い乗り物酔いに苦しめられたものの、ようやく半月ぶりの帰郷が叶った。とはいえ、現段階ではまだ彼女の進む道のスタート地点に立ったばかりである。



◎ ウォラ

 【醜鼻鬼族(トロール)】や【上位醜小鬼族(ホブゴブリン)】といった種族に(かしず)かれている【角鬼亜人族(オーガ)】。リーパーと義兄弟の契りを結んだ時に、彼の血液を摂取したことで現在知能指数が向上中。それに伴って、現在自分たちが置かれている状況を打破しなくてはならないと思案できるまでに至り、彼の運命はさらに次の段階へと進む。



◎ 名もなき【醜鼻鬼族(トロール)】と【上位醜小鬼族(ホブゴブリン)】たち

 今回は作中内での出番は特段なかった。強いてあげるとすれば、前者はアッシーくん(死語)になったこととと、後者は協議に参加したくらいか。



◎ 【シンビオフスク連邦】の特使

 地上に生存権をもつ【普人種(ヒト)】にして【シンビオフスク連邦】の『【ドリュアタイ地下帝国】方面親善特使』の肩書を持つ人物。だがそれは各国に対しての表向きの肩書であり、真相は【ドリュアタイ地下帝国】の圧倒的な技術力を連邦の手中に収めさせんがために上層部より派遣された軍人である。【鉱亜人種(ドヴェルグ)】の住まう国家、【ドリュアタイ地下帝国】に対して非礼の数々と横暴な言動ばかりを繰り返す、連邦の根底にある『【普人種(ヒト)】の優位思想』を具現化したような人物であり、プライドが高く我欲を優先した徴発的な行動をとる。とはいえ彼の背後には【シンビオフスク連邦】という強大な後ろ盾があるため、帝国は下手に行動を起こせずにいた。ちなみに、彼は地下帝国で歓待されんがために長期にわたり居座っているため、地上で起きている『厄災』についての一切を知らない。

ここまでご高覧いただきありがとうございます。

誤字脱字ならびにご指摘ご感想等があれば、随時受け付けておりますのでよろしくお願いいたします。

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