第四章『査閲と闘技』登場人物紹介
・主要人物紹介
<主人公サイド>
◎ リーパー
【アースフェイル】という世界に(物理的に)落っこちてきた、尻尾と二対の腕を持った二足歩行型の『惑星外生命体=エイリアン』にして、この物語の主人公。行きずりで出会った【鉱亜人種】、『ゾフィー・レアテミス・ド・ヴェルグ』女史とともに【醜鼻鬼族】の一体を彼の棲みかに送還後、なぜか彼らの兄貴こと【角鬼亜人族】と語らい(物理)をする羽目に。いまだに情報収集もできない主人公。彼の明日はどっちだ……。
<異世界サイド>
◎ ゾフィー・レアテミス・ド・ヴェルグ
【ドリュアタイ地下帝国】の『特命全権大使』という肩書きの名のもと、内政・外交に東奔西走している【鉱亜人種】の一人。偶然出会った主人公の名付け親にして、主人公にとっては【アースフェイル】で初めて出来た友人。【醜鼻鬼族】の話に出てきた【死肉喰鼠】の大量発生を危惧しており情報収集を兼ねて、リーパーと共に【醜鼻鬼族】を彼の棲みかに送還中。
◎ 【角鬼亜人族】
【醜鼻鬼族】よりも頭一つ分大きい、筋肉モリモリマッチョマンにして地下空間の一角で【醜鼻鬼族】や【上位醜小鬼族】といった種族に傅かれている存在。少しは知恵が回るため、彼らから一目置かれている一方、『力こそパワー!』の思想が根底にあるため『リーパー地下世界最強説』に異議を唱えるべく(物理)、彼と激突する。
◎ 【醜鼻鬼族】
身の丈は主人公の倍の身長を誇る肉ダルマ。残念ながら今回は空気同然。
・その他
◎ 【死肉喰鼠】
いまだ話の中でのみ登場するモンスター。爆発的な繁殖力と、非常に狡猾かつ嗜虐的な本能の持ち主であり、体外及び、体内は多数の病原菌や寄生虫の温床となっているため、食用等には一切向かない。また、雑食性でもあるため『死肉』でなくても関係なく摂取する事が出来る。なお、鳴き声は『ハハッ……』ではなく『ヒヒッ……』。
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