よくある事故の《序章》
こんにちは!小説家になろう初投稿のチーム:ラズリと申します。暇な時にちょっと読んで楽しんでもらえるような、そんな小説を書きたいと思っております。
協力してくれた青君、武千代君には、とても感謝しています。これからもよろしくお願いしますね!
なんてことは無い、普通の高校二年生のの俺。普通の生活を送る、貧乏でも裕福でもない家に生まれた男子高校生だ。
顔もどこにでもいるレベル。身長は180cmで高めだと思っている。だからといってモテたりするかといえばそういう事ではない。彼女いない歴=年齢。高校生にしては珍しくないと信じている。まぁ大学行けば出来るだろう!まずは友達から作らないとネ!
・・・決して、男友達しかいないむさい青春が悔しいとかそういう事ではない。
「おい!和馬!ぼーっとするな!」
「斉藤ー、ボール行ったぞー」
そんな事を考えていると声が聞こえる。これは友達の大竹と、体育担任の声だろう。そういえば今は体育の授業中だったな。身長のおかげでバスケではゴール下固定でございますよ。
「おー」
ー飛んできたボールを片手で受け止め、相手ゴール下にいる仲間に投げる。その仲間がゴールに入れて勝ちー
完璧じゃないか、俺。そんな思考を巡らせながら山なりに飛んできたボールを右手で受け止めようとする。が——
「おあっ・・・」
ボールが右の親指に当たる。そのままボールが自分の額に当たり、その拍子に床にたれていた汗に足を滑らせ、後頭部を床に強打。
「おま、大丈夫か?気をつけろよ・・・」
「ああ、悪いな・・・!?」
差し出された手をうけ取ろうとして体が動かないことに気付く。そのまま視界も狭まっていき——
(王子様・・・)
「おい!おい!?大丈夫か!先せ・・・」
(おい、目を閉じるな・・・)
・・・なんか変な声が聞こえる気がするな・・・王子だって?悪いがそんな大層な呼ばれ方した事ねぇよ・・・
「救急車を・・・」
これが、この世界で聞いた最後の言葉だった。
ファンタジー要素0でしたね。
次回から別世界へ行きますよ!
投稿は週2で出来ればいいと思っています。出来なかったらごめんなさい。