1話…人物紹介
どうも皆さん始めまして、僕は市立僧堂高校に通う1年3組の新木真弥っていいます。
僕を一言で表すなら…『平凡』ですかね。
そこら辺にいる目立たなくて友達も少ない高校生です。
次に僕が高校に入って、所属している部活について紹介していこうと思います。
まず、部活の名前は“遊部”って書いてあそぶって読みます。
ふざけているのかって?僕もそう思いますが致し方ないのですよ。だってもうこの名前で通っているのですから。
本当に生徒会は何をしているのですかね?
この部活の目的は、【みんなと遊び交流を深めていき、将来必要になってくるコミュニケーション能力を高めると同時に罰ゲームをおこなうことで胆力を高めることだ!】
本当に何でとおったんでしょうかね?学校7不思議に登録されるくらい謎です。
気を取り直して、この部活には部員が4人、僕を入れて5人と少し…だいぶ少ないです。
そして、何故か僕以外のメンバーが女子というね、なんという事でしょうか。
意図せずともハーレムです。
まぁ、僕みたいなやつに好意を寄せるような物好きは居ないと思いますがね。
メンバーの名前ですが、部長は神埼美雪といって2年1組です。
この人を一言で表すなら『騒がしい』ですね。
しかしですね皆さん、この人は結構な美少女何ですよ。顔は小顔でそして、目は少しつり目ですがキツい印象はありません。と言うか、活発で元気っ子という印象の方が強いです。
唇も小ぶりで薄い赤色に色づいている。
髪型はポニーテールですね。
体型は…胸は少し残念ですが、それ以外は出ているとこは出て、引っ込んでいる所は引っ込んでいます。まぁ、スレンダァっていった方が早いですね。
あ、先輩どうしたんですか?え?ちょっとこっち来い。
…待って下さい先輩、落ち着きましょう。話あえばわかりあえると僕は思うんです。ですからまずはそのバットを置いて話あいを…
え?問答無用?
…ふぅ、逃げるが勝ちってね!アディオス!
ダダダダダダダダダッ
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はぁ…はぁ…はぁ
な、なんとか捲けたようですね。
神埼先輩…恐ろしい人です。確かに居なかった筈なのにどうやって感づいたのでしょうか?
やはり、胸のことを気にしてるんですかね?
先輩のことはいったんおいといて次に移ります。
次は、先輩の友人である三日月風花さんです。
この人は先輩と真逆の人で、おっとり系美少女です。
体型もボンっキュッボンっとグラマーです。
髪型はストレートで腰まであります。
何で、この二人が仲良くなったのか不思議ですがまた今度聞いてみますか。
今は、ヤられるから無理ですけど。
はっ!神埼先輩の声が聞こえてきた。
…こっちに向かって来ているようですね。
どこか隠れれる場所は…
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どうも皆のアイドル、真弥です。
冗談はさておき、あれから神埼先輩に見つかる前にロッカーに隠れた所です。
結構、怖いですよ?だって今も僕が隠れてるロッカーの前をウロウロしているんですから。
めっちゃスリリングです。でも、少し楽しいです。
息を潜めながら、次の人を紹介します。
次は僕と同い年で、新城楓っていいます。クラスは1年2組で僕の隣のクラスです。
この人は、神埼先輩とは斜めをいく人です。
新城さんはとにかく無口無表情で基本は、本を読んでいることがおおいです。ライトノベルですが。
もしかしたら、オタっ…いえ、何でもないです。
それに、笑ったところは今のところみたことないです。
卒業するまでには見てみたいですね。絶対、可愛いでしょうから。
容姿は、神埼先輩と同じように美少女ですが、目がたれ目です。
髪型もサイドテールですし。
体型は…少し怖いですが、言いますね。
スゥ…ハァ…、新城さんはロリ体型です。
初めて見る人は小学生に間違えてしまうでしょう。
ひっ!殺気を感じる。
神埼先輩も出て行っていることですし早く脱出して他の場所に行かないと!
ロッカーからでて教室を飛び出した瞬間に何か飛んできた。
これは…シャーペン?
誰が投げたのか、探すと30メートル離れたところに新城さんが無表情で、よく見えないですが口が少し動いています。
怖いです。足がガクブルです。
このままここにいたら追いつかれて、命をとられてしまいます。
うさ○ん・ぼ○とも真っ青な速さで全力ダッシュで逃げます。
後ろをチラッと見てみると、無表情のまま、追いかけてきます。
こぇ。つーか、新城さん足早っ!
このままだと追いつかれるのでさらに速度を上げます!
やっぱり気にしていたんですね。
今度からは新城さんの前でそういうの言う、考えるのを止めます。
まだ、死にたくないので!
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新城さんから命懸けで逃げ切った真弥です。
あの後、新城さんと5分くらいデットレースをくりひろげ、新城さんが転けることでなんとか逃げれました。
一度、あと少しで追いつかれるってところまで来られて、何を呟いていたのか、聞こえてくるときがありましたが、思い出したくありません、というか余りの恐怖に記憶から抹消されました。
覚えているのは、マジで殺される!と思ってさらに速度を上げたことだけです。
では、最後の紹介です。
この人も僕と同い年でしかも同じクラスの人です。名前は辻風翔子っていいます。
この人はとにかく真面目でクラスの委員長をしている程です。
しかし、この人は意外とお茶目なところがあり結構面白い人です。
これがぎゃっぷ萌というやつでしょうか。
そして、頭もよく、学年の中でも上位に入っています。たぶん、部活のメンバーの中でも一番頭がいいのではないでしょうか?
図で表すと辻風さん>三日月先輩>僕>新城さん>>>>越えられない人類の壁>>神埼先輩、でしょうか?
だって、神埼先輩完全に体育系のひとですよ。頭で考えるより先に体が動くタイプですよ。
最後に、辻風さんは他のメンバーのように美少女で言葉で表すなら大和撫子ですね。
これで、遊部のメンバー紹介が終わりましたね。
ついでですけど、うちの学校はひとクラス40人でそれが7組まであり、それが3学年あります。
要するに、この学校は結構でかいってことです。
余談ですが、僕が遊部に入ったきっかけを語りたいと思います。
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僕がこの学校、僧堂高校に入学してから早くも2週間がすぎようとしていた。
そして、僕は少し思い悩んでいる。
なににかって?それは何の部活に入ろうか。ということです。
この学校の規則として、1年生全員が何かの部活に入っておかないといけないのだ。
だが、僕のしたい部活が無いのだ。中学の時は運動部で卓球をしていたが、手首を最後の試合の時に痛めてからもうする気が無くなった。
だから、文化系の部活に入ろうと思っているんですが、さてどうしたものか。
「hey!そこの悩める子羊さんどうした!」
何か、変な声が聞こえたがたぶん気のせいだろう。
「Hey!そこの悩める子羊さんどうした!」
さっきよりもさらに大きな声で変な声が聞こえてきたが無視した方が得策だろう。
「ぐすっ…無視しなでよ。寂しいじゃない」
「メンタル弱っ!」
あ…。あまりのメンタルの弱さについついツッコミを入れてしまった。
関わりたくなかったのに。関わりたくなかったのに!
言っておくが最初は僕に言っていないと思っていて、周りをキョロキョロして誰も居なかった為俺に言っていることが判明し、その上で二回目は無視したのだ。
僕は悪くない!
「聞こえてるならもっと早くから返事しなさいよバカ!」
「僕のせい?!」
「そうよ!責任とってこの部活に入りなさい!」
「え?マジで?」
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ということがあったんですよ。
というわけで僕はこの遊部に入部してこの部長に振り回されることになったのです。
まぁ、楽しいから別に良いんですけどね。
さて、そろそろ家に帰りましょうかね。
それでは皆さん、see you!!
って、か、神埼先輩じゃないですか。
お疲れさまです。僕はか、帰りますね。
え?Ohanasiはこれからdeath?
待って、僕死んじゃうから。話あえば分かり合えるから!
…死にたくなぁい!死にたくなぁい!
ズルズルズルズルズル…
「いやぁぁぁぁぁ!助けてぇぇぇぇぇぇえ」