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余命60年の私と余命8億年の君  作者: とりもち
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ミニ幕間 フランとのお家デート


「フラン、可愛い」

「フラン、格好いい」

「フラン、完璧な執事」


めぐるちゃんを送って私たちも帰宅。

帰ったあともフランとのデートは続いていた。


「今日はフランとのデートだったのにごめんね」

フランを膝に抱えて私はフランを褒め続けていた。

フランはホクホク顔で私に身を預けている。


「お嬢様の知らない一面を知れたので良かったです!

 それにたくさん褒めてもらえて幸せです!」

もっと褒めてと言わんばかりに私に体重を傾ける。

ぎゅーっと抱きしめるとフランは小さな声で嬉しそうな声をあげる。


「可愛い。可愛い。」

「お嬢様も可愛いです!」


お互いに褒め続ける。


1時間ほど褒め合って、最後はフランを抱き枕に眠りについた。


幸せ……。


それが今日という日の総評。

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