嘘告白
クラスメイトの女の子に告白された。
「なーんてね、う」
「え!? まじ!! よっしゃー!!」
「あ、ちょっと待ってちが」
嬉しすぎて学校中を走り回った。
「この俺にも春が来たぜー!!」
その結果、俺が付き合った事は周知の事実になった。
「ごめんなさい、嘘告白だったの」
翌朝、俺は真実を知った。
「え、学校のほぼ全員が俺が付き合ったと思ってるんだけど?」
「まさか、あんな奇行に走るとは思わなくて」
「まずいよ、放課後にクラスのみんなに二人で祝ってもらう予定なんだけど。ケーキとかクラッカーとかも用意してくれてるみたいで、みんなも楽しみにしてるっぽいんだよ」
「......付き合ってください」
「......よろこんで」




