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君とまたあの世界でもう一度!  作者: 瑞使


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冒険者ギルド②

だんだんとボロが出てきた主人公の翔、これから一体どうなるのか。


水晶から眩い光が収まったと思ったらそこには僕が予想していた通りの事が水晶に書いてあった。これ大丈夫じゃないよね。明らかに異常な光り方してるし。なんなら瑞穂さん驚いてるし。こんな時に隠蔽スキルがあれば…まぁ考えても仕方ないか。そう思いながら僕は瑞穂さんに声を掛ける。

「あの〜瑞穂さんなにかおかしな所でもありましたか?」

僕がそう言うと、瑞穂さんは困惑しているような表情で言った。

「あのですね翔さん、私としても水晶がこの様に反応をしたのは初めてなんです。取り敢えず水晶を見てみましょうか。」

そうして僕たちは水晶に注目する。

<名前> 江藤翔 <年齢> 16 <レベル>100

<HP>10000/10000 <MP>20000/20000 

<ATK>12500 <DEF>15000 <AGI>18000

<スキル>火魔法、水魔法、風魔法、土魔法、闇魔法、光魔法、創造魔法、気配察知

それを見て僕は安心する。

(良かった称号なんかは出てないな。これなら大丈夫なんじゃないかな。とはいえこの数値はちょっと異常かもしれないけど。)

僕がそんな事を考えていると周りがざわつきだす。

「おい。今のみたか?」

「あぁ、水晶の間違いとかじゃないのか。」

「でも、こんな事今までなかっただろ。」

「たしかにそうだが。でも、ありえなくないか?」

そんな話し声があちこちから聞こえてくる。そんな最中今まで固まっていたらしき瑞穂さんが口を開いた。

「噓でしょ…こんな出鱈目な数字見たことない。それになんでこんなにスキルがあるんですか。」

見るからに困惑している瑞穂さん。そして、同じく固まっていたらしい愛美と叶美が口を開いた。

「お兄ちゃん、なにこれ?ちゃんと説明して。」

今まで見たことのない剣幕で問い詰めてくる愛美に続いて叶美が口を開いた。

「あんた、これはないわ。一体どうゆう事なのか説明して。」

いまいち事態を把握しきれていない僕は困惑していると再び瑞穂さんが口を開く。

「あのですね翔さん。そもそも翔さんのレベルは有り得ないレベルなんです。」

「そうだよお兄ちゃん、現在確認されているレベルは日本にいるSランク冒険者が最高で80レベルで世界でもまだこのレベルを越えられている人はいないんだよ。」

興奮している様な表情で話している愛美。それに続いて瑞穂さんが付け加えてくる。

「そうです。今の所世界でも確認されている最高レベルは日本にいるSランク冒険者の酒井日葵さんという方でレベル80にしか到達していないんです。」

そう言って瑞穂さんはテレビを指差した。そこには丁度先程話に上がっていた人物の姿がテレビに映っていた。

『世界初!!レベル80になったSランク冒険者酒井日葵さかいひまりさんに注目!!』

そこにはでかでかとそんなことが書かれていた。見た目はスレンダーでしっかりとしていそうな人だ。そんなことを考えていた僕はまた瑞穂さんに真剣な面持ちで話しかけられる。

「問題はレベルだけではありません。スキルの数も問題です。これには例外はないはずなんです。Sランクの酒井さんですらスキルはひとつしか持っていないんです。なのに貴方は8個もスキルを持っています。これは本来有り得ないことです。」

そんな事を瑞穂さんから言われた僕は混乱してしまった。なぜならテラフォミアではスキルを複数所持する事は当り前だったからだ。それがひとつしか所持できないのはおかしい。

「なあ、愛美。愛美もスキルをひとつしかもっていないのか?」

「何言ってんのお兄ちゃん、こんなの常識だよ。叶美ちゃんもひとつしかスキルを所持してないよ。」

「そうなのか?叶美。」

「そうよ、あんたがおかしいだけよ。」

そうして、僕が叶美達に確認している間にも瑞穂さんはどこか深く考えているような表情をしていた。暫く瑞穂さんがどこか深く考えている様な表情を眺めていたが。瑞穂さんがついに口を開いた。

「翔さん。」

「はい?」

瑞穂さんに名前を呼ばれたので返事をしたら、瑞穂さんはどこか決心したかのような表情で言ったその言葉は僕にとって衝撃的なものだった。

「翔さん、あなたにはBランク冒険者である『閃光』の呼び名を持つ愛美ちゃんと戦ってもらいます。」

その瑞穂さんの言葉に周りはざわつくのであった。




だんだんと本格的に物語が始動していきます。そして、次回は戦闘描写が出てきます。また、いつも読んでいただき誠にありがとうございます。誤字脱字がありましたら申し訳ございません。また読んでいただければ幸いです。

                            次回:冒険者ギルド③

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