変わってしまった世界②
遅れました瑞使です。なかなか思いつかなくて時間が掛かってしまいました。今回は、幼馴染枠として藤堂叶美を登場させます。
僕は愛美と一緒に家に帰っていた。その帰り道に聞きたいことがあった為僕は愛美に声をかける。
「なあ愛美。」
「どうしたの、お兄ちゃん」
「人魔事件ってのが、俺が行方不明になった時に起きたというのは分かった。だけどじゃあ今の日本はどんな風になっているんだ?」
「ん~。地理に関しては後で地図を確認しながらの方が分かりやすいから後で今の地図を確認しようか。そして、今の日本はね冒険者というものが存在しているんだよ。冒険者にはFからSランクまであってね、Sランクは世界でも10人しかいないんだよ。ついでに私はBランクなんだ~。」
僕がいない間に色々と変わっているんだな。異世界にも冒険者の制度はあったから、向こうの制度と一緒なのかもな。ん?ちょっと待って。今なんて言った。愛美がBランク?じゃあ結構愛美は強いのか?
「なあ愛美。愛美って本当にBランクの冒険者なのか?」
「なあにお兄ちゃん。疑ってんの?これでもここら辺では結構有名な冒険者なんだよ。」
「ついでにさ、日本にはSランクの冒険者は何人いるの?」
「日本には3人いるんだよね。」
「ん?Sランクは世界に10人しかいないんだよね?なんで日本に3人もいるの。」
「日本に最初にダンジョンが生まれたからね。それに世界中のダンジョンに比べて日本のダンジョンは特別と言われているんだよね。経験値が多めに貰えるっていう話なんだよね。だから他の国と比べて高ランクの冒険者がうまれやすいんだ。」
「そうなんだね。教えてくれてありがとう愛美。」
「どういたしまして、お兄ちゃん。」
その後、僕は愛美と家につくまで他愛ない話をしながら家に帰っていた。そして、そろそろ帰り着くという頃に見知った懐かしい顔を見かけた。そして、その知り合いは僕の顔を見たときに勢いよく僕の名前を言った。
「翔ー!!」
この声は、叶美!?そして、叶美は勢いよく僕に飛び込んでくる。
「叶美!どうしたの。」
「どうしたのじゃないでしょ!あんた一体今までどこにいたの!あの日からあんた急に居なくなるし。誰もあんたの居場所を知らないし。私が今までどんだけあんたのことを心配してたと思ってんの。」
叶美が言うあの日とは恐らく『人魔事件』の事だろう。そして、この今僕に抱き着いているのは幼馴染の藤堂叶美だ。なにかと叶美とは一緒になることは多い。大和撫子な黒髪の美少女である。幼稚園から高校まで今の所一緒の所に通っている。所謂腐れ縁というやつなのだろう。
「ところで叶美僕の家の前で何をしてたの。」
僕が叶美にそう言うと叶美は少し怪訝そうな顔をしながら言った。
「なによ。私があんたの家にいちゃ悪いわけ?私はただ単に愛美ちゃんに用事があったから来ただけよ。」
「愛美に用事?」
「そうよ、私は愛美にこの間冒険者にならないかって誘われたから来ただけよ。」
「そうなのか、愛美?」
「そうだよ~お兄ちゃん。」
「まあいいや取り敢えず家の中で話そうぜ。愛美も叶美もそれでいいよな?」
「それで良いよお兄ちゃん。」
「私もそれでいいわよ翔。」
そうして僕らは家の中に入っていった。
読んで下さりありがとうございました。誤字脱字があったらすみません。また読んで頂ければ幸いです。
次回 変わってしまった世界③




