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君とまたあの世界でもう一度!  作者: 瑞使


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渋谷ダンジョン③

今回は少しだけ長めです。

~三時間後 渋谷ダンジョン 仮説キャンプ~

「やあ、来たねふたりとも。それじゃあ早速潜るけど心の準備はいい?」

日葵さんにそういわれた僕たちは互いの顔をみた後にうなずく。

「「いつでもどうぞ。」」

「よし、それじゃあこれからの予定を説明するからついてきて。」

日葵さんの後をついてテントの中に入るとテーブルのうえに地図がおかれておりテーブルを三人で囲む。

「それじゃあ改めて説明するんだが、おそらくあまりモンスターはいないと思われる。だが『HUMAN』の連中はかなり大勢いるから注意しろ。」

「それはわかったけど。どうやってふたりの居場所を調べるの?」

そう愛美が日葵さんに問いかける。

「それに関しては取り敢えず一層ずつしらみつぶしに探索していくしかないのが現状ね。」

「最後に報告があったのってどこの階層なんですか。」

「40階層での報告が最後だったから、少なくとも40階層からは注意が必要ね。」

そこまでふたりの話を聞いていた僕は日葵さんに気になったことをはなす。

「要するにあてずっぽうってことなんですね…。」

僕がそういうと日葵さんが少しバツの悪そうな顔をしながらはなしだす。

「この件に関してはこうする方が効率がいいんだよ。逆に細かすぎる計画をたてても臨機応変対応が必要な状況下では意味がないからな。」

「それはまあ、わからなくもないですけど。探索するのってこの三人だけなんですよね。」

「なかの状態が不明な点があまりにも多すぎるから今回の探索はあまり無理をしない方針でいきます。それじゃ、あと30分後に潜ります。それまでしっかりと準備をしておくように。」

そこまで言うと日葵さんは一度テントから出ていく。

~1時間後~

あれから30分がたち、日葵さんがテントの中にはいってきた僕たちは早速ダンジョンに潜っていた。

「今のところ何もありませんね。」

そう愛美がつぶやくと日葵さんも思っていたのか口を開く。

「本来の40階層はもっとモンスターがいてもおかしくないはずなんだけど。」

「ここまで痕跡すら見つけられてないもんね。」

「えぇ、本当になにもない。ホント不気味なくらいにね…。」

日葵さんがあたりを警戒しながらいう。

‘‘来たっ‘‘愛美が叫ぶと同時に何かがこちらにとんでくる。反射的に飛びのくと、僕たちがもともといたところは地面がえぐれていた。

「あれえ、やっぱりよけられちゃったか。」

煙がはれてくるとそこには見覚えのある人物がたっていた。

「お前は、この間の奴か!」

「ん?あっ、この間のお兄さんじゃん。この間は楽しかったからまた遊ぼうよぉ。」

「申し訳ないけど今は君に構っている暇はないんだ。まあ、もし僕たちが探しているふたり組のことを知っているなら話は別だけどね。」

そう僕が言うとフードの男はなぜか少し残念そうな顔をする。

「あれぇ、お兄さん。僕名前教えて無かったっけ。僕お兄さんには名前で呼んでほしいんだけど。」

「そんなこよりここには何をしに来たんだ。お前の目的は一体何なんだ。」

「んー、どうしようかなぁ。教えてあげてもいいけど、お兄さんしだいかな。」

(あの反応は確実になにか知っているみたいだな。まあ、名前で呼ぶくらいで何か情報を得られるなら呼んでもいいか。)

「高藤、これでいいのか?」

僕がそういうと高藤は満足そうな笑みを浮かべる。

「う~ん、まあ合格かな。お兄さんたちが探しているふたりは今頃最下層にいるんじゃないかな。」

あっさりと自分たちが探している情報を吐いた高藤に少し驚く。しかしこれで自分たちが探している人物の居場所がわかりおそらく囚われているのだろうと予想する。

「それで、君は僕たちに何の用なのかな?ただ僕たちと話に来ただけとは思えないんだけど。」

高藤はまたもや考える素振りを見せる。

「あぁ、今回は君の様子を見に来ただけだよ。今回君を担当するのは多分…いや、やっぱ何でもない。ま ぁ、行けば分かるよ。」

そんな意味深なことを言い放った高藤は、後ろを向いて自分たちから離れていく。

「「…ッハアハア」」

自分の周りから荒い息遣いが聞こえる。自分の周りには地面に足をつけながら肩で息をする日葵さんと愛美がいた。

「なっ、大丈夫かふたりとも。」

僕は急いでふたりのもとに向かう。

「えぇ、なんとかね。あなたは何ともないの。」

「なんのことですか。」

確かに高藤からは少し殺気が溢れていたのだがそれ以外は何もなかったはずだ。

「お兄ちゃんあれで何もなかったって言えるの凄すぎ。私なんてまだ足が震えてるよ。」

そういいながら足を見せてくる愛美の足を見ると確かに足が震えていた。

「とりあえずしばらく休もうか。」

「申し訳ないけどそうさせてもらうわ。」

「賛成。」


いつもお読みいただきありがとうございます。もし誤字脱字がございましたらお手数ですがコメントにてお教えいただければ幸いです。

またこの物語はフィクションでございます。決して間に受けてはいけません。またいかなる実在する組織、団体、国家等とは一切関係ございません。                                       

                              ~次回 渋谷ダンジョン④~

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