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君とまたあの世界でもう一度!  作者: 瑞使


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渋谷ダンジョン②

ちょっと物語の内容をいじっていました。

僕たちがギルマスに返事をすると日葵さんが頭を抱える。

「…あのねぇ,ふたりともそんな安請け合いをしちゃだめよ。翔君がいるとはいえ今回は本当になにがあるかわからないんだから…。」

そう日葵さんに言われた僕たちは少し考える。

「べつに安請け合いをしているわけじゃないんですよ?」

愛美がそう話すと僕もうなずく。

「…たしかに、今回の件はかなり危険だと思います。だけど、僕たちが行かなかったら他に誰が行くんですか?」

僕たちがそういうと日葵さんは少し考える素振りをして口をひらく。

「今回は何があるかわからない。翔君、この意味が分かる?」

日葵さんの問いにゆっくりとうなずく。

「…人を殺めなければならない可能性があるということですか?」

「そう、今回は向こうも何をしてくるかわからない。もしかしたら最悪こっちも死ぬかもしれないのよ。それでもいくのね。」

(たしかに今回は非常な判断を下さないといけない可能性が高い。僕はまだしも愛美は…。)

そう思い愛美の方をみると少し表情がこわばってしまっている。おそらく愛美はまだそういう状況に幸いにも遭遇したことがないのだろう。

「…愛美、今回は残った方がいい。」

「…え、なんで。私は大丈夫だよ。」

そうはいうが愛美の顔はいまだこわばったままだ。

「愛美ちゃん、翔君はあなたのことを思って言っているの。あなたは今までモンスターは経験してるけど対人戦闘はこの間のフードの男ぐらいしか経験していない。それにあの時も私ですら危険な状態だった。…正直、翔君がいなかったら全滅していた可能性だってあったんだから。」

そう日葵さんに言われた愛美は少し落ち着いてきていたのか顔色も少しは戻っていた。

「・・・それでもわたしは行きたいです。私もお兄ちゃんと一緒に戦いたいんです。」

いまだに顔色が完全には戻っていない愛美はそんな状態でも強い意志のこもった目で日葵さんを見る。

「・・・ハア、まあいいわ。じゃあふたりとも三時間後に渋谷ダンジョンの手前に設営しているキャンプに集合して頂戴。」

額に手を当てている日葵さんを横目に愛美と話をする。

「まあ、なにかあればすぐに言ってくれ。できる限りのことはするから。」

「ありがとう、お兄ちゃん。それに日葵さんも心配してくれてありがとうございます。でも、こんな世界じゃいずれ選択を迫られることもあると思うから。」

そう言い残し僕たちふたりはギルドを後にし、調査のための準備をするのだった。

~渋谷ダンジョン ??層~

「ここが東京で最後のダンジョンだがいまだに何も見つかっていないのはやはり何者かがすでに持ち出しているのでは?ねえ、一条院さん。」

そう愚痴をこぼす男の周りには多くの人がなにやら作業をしている。

「無駄口をたたくな、この間やらかしてあのお方に迷惑をかけたやつがなにを言っている。」

男に話しかける女は少し不機嫌そうな顔で男に話しかけている。

「それに関しては悪かったよ。」

「本当に反省しているのならちゃんと働きなさい。」

そういいながら女は周りに対し指示を出す。

「そういえばあのSランクのふたりは今何してんの?」

「あのふたりなら今あのお方に報告に言っているわ。」

「まさか国内のSランクがふたりもうちの構成員とは誰も思わないだろうね~。」

「あの時はまだ混乱が全然収まってなかった。だけど私たちはこの半年の間に世界規模にまでその勢力を拡大させた。それもこれも全部あのお方のおかげね。」

「だけど世界も案外早く安定したよね。」

「すべてはあのお方のおかげです。」

そんな会話をしているふたりのそばに、息をきらした人物が走ってくる。

「…大変です!ギルドが新たに調査員を三人派遣するそうです。また、そのなかに以前からマークしていた人物がいるとのことです。」

そう報告をうけたふたりは各々反応を示す。

「…へえ、まさかもうお兄さんと再戦できるなんてな~。」

「各自、撤収準備を速やかに行いなさい。あとあのお方にこのことをお伝えして。」

そう一条院に支持されると同時に構成員が動き出す。

「一条院様はいかがなさるので?」

「私は例の奴を見極めます。」

いつもお読みいただきありがとうございます。もし誤字脱字がございましたら申し訳ございません。

。またこの物語はフィクションでございます。決して間に受けてはいけません。またいかなる組織、団体、国家等とは一切関係ございません。                    

                               ~次回 渋谷ダンジョン③~

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