新しい生活①
話がなかなかまとまらないyo.
日葵さんの家に訪問してから3日後、僕たちは制服の採寸をするため日葵さんに指定された場所に来ていた。
「それにしてもいろいろ早かったよね。」
「なにが?」
「いやわたしたちの転校とかさ。」
そう愛美に言われ確かにと思おってしまう。
「だっていつの間にか両親の承諾をもらってるんだもんね。」
「確かに、わたしもいつの間にか親が転校の件とか諸々承諾してるんだもん。」
「まあ、転校するまで時間がもう二か月もないのから仕方がないんじゃないかな。」
そんな会話をしながらスマホの地図を見ているともう少しで目的地に着きそうになったため二人に声を掛ける。
「二人とももうそろそろで目的地に着くよ。」
「あれ、もう着きそうなの。」
「案外近かったね。20分くらいしか歩いてないんじゃないかな。」
そう話しているうちに目的地に着くと店の前に金髪でショートヘアが特徴的な人がたっていた。
「あなたたちが日葵が言っていた翔君たちね。話は聞いてるわ。全くあいつは昔から無茶なことばっかりいってくれちゃって。昔馴染みじゃなかったら無視してたわね。」
そんな風に日葵さんの愚痴を吐く目の前の人物は言動からして日葵さんの関係者であることは間違いない。
「初めまして、今日はよろしくお願いします。」
僕がそういうと向こうもふと正気に戻ったかのようにこちらを見る。
「ああ、ごめんね。いきなり愚痴なんか聞かせちゃって。」
そんな何処か目の光が若干暗いような目の前の人物はおそらく今まで日葵さんの性格からしていままで散々振り回されていたのだろうと思ってしまう。
「いえ、大丈夫ですよ。」
「そう言ってもらえるとありがたいね。あれ、そういえば私の名前を教えてなかったね。私の名前は中村椿よろしくね。」
そう椿さんに言われ僕たちも自己紹介をする。
「初めまして江藤翔です。よろしくお願いします。」
「お兄ちゃんの妹の江藤愛美です。よろしくお願いします。」
「幼馴染の藤堂叶美です。よろしくお願いします。」
そうあらかた挨拶を済ませた僕たちを一瞥するとどこか納得するかのように話だす。
「あんたたちもあいつに振り回されてんだね。」
「いえ、そこまでじゃないですよ。」
「そんなあいつのことをかばわなくてもいいんだよ。どうせ今日の用事の原因だってあいつが急に言い出したのが原因なんだろう。」
そう椿さんに図星をつかれてしまいどう反応しようかと困っていると急に椿さんが思い出したかの話し出す。
「さて、あんまり時間がないからぼちぼち始めましょうか。」
そういうと椿さんに促され店の中に入っていく。
いつもお読みいただきありがとうございます。もし誤字脱字がございましたら申し訳ございません。
~次回 新しい生活②~




