〜荒くれ者は、最後には滅びる〜
「よし、ゲームセンター行こーぜ！」
と俺が告げると、彼女は、
「いいよいいよ。」
と言って、ゲームセンターに向かった。
そして、ゲームセンターに着き、
「どのクレーンゲームがいいかな？」
と言いながら、好きなクレーンゲームを二人で探した。
すると、彼女のお気に入りのぬいぐるみのみぃちゃんのぬいぐるみのクレーンゲームがあり、彼女は、
「これ取って！」
と俺に頼んだ。それに、
「分かったよ。やってみる！」
と告げ、百円をチャリンと入れた俺は見事にそのぬいぐるみを一発で取った。
しかし、良いのはそこまでだった。
その瞬間、ゲームセンターに荒くれ者集団がバイクで
「ブンブ〜ン！」
と襲ってきたのである。
そして、荒くれ者集団はゲームセンターにいる皆に向かってこう叫んだ。
「おい、助けて欲しければ、景品を全てよこせ！」
荒くれ者集団は景品を無料でゲットする計画をたててきたのである。
それに、俺たちは、
「分かりました。」
と告げ、景品のぬいぐるみを渡した。
せっかく一発で取ったのに奪われるなんて最悪だ。
しかし、荒くれ者集団は皆が景品を渡すと一旦は大人しくなった。そして、皆に、
「おい、ここに座れ！」
と言って、皆をキッズコーナーの広場に集め、目隠しをした。そして、その中から四人を適当に呼び、
「ここに立ってろ！」
と命令した。
その後、荒くれ者集団たちは服を脱ぎ、被害者に着せた。
その次に荒くれ者集団は被害者と同じ様な服を着て、キッズコーナーの広場に座った。
すると、服を着せられた四人が荒くれ者集団の様に見え、警察は四人を捕まえてしまう。そして、荒くれ者集団は自ら警察を呼んだ。
数分後、警察はすぐに着き、捜査が始まった。その為、俺たちは映画を見るのをキャンセルした。
捜査といっても犯人はもう目の前にいる。しかし、その犯人を捕まえる事はできない。
警察もやはり四人を容疑者として捕まえてしまったのだ。これに、
「やったー！」
と思った荒くれ者集団はこのまま普通の生活を過ごす事にした。
だが、一日後荒くれ者集団の皆は捕まった。監視カメラに映像が残っていたのだ。四人のうちの一人が
「監視カメラを見ればすぐに分かる！」
と叫んだことで捜査がまた始まり、その結果、荒くれ者集団はすぐに捕まった。これに、
「最悪だー！」
と叫びながら捕まった荒くれ者集団は皆取調べを受け、懲役十年の刑になった。
