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国際公営鉄道(仮題)  作者: 急行 千鳥
はじめに
1/23

プロローグ

かつて、鉄道王、と呼ばれた人がいた。

彼の開発した鉄道は輸送業界に革命を起こした。線路は世界各国に伸びていき、鉄道王は莫大な資金を手にしたという。

ただ、一方で鉄道は金のかかるものであった。

莫大な資金を手に入れたのは一瞬、次々作られる車両、機関区、その他鉄道設備、各国政府への根回しなどなど・・・金を使う機会を挙げていくときりがないくらいだった。

そこで鉄道王は考えた。

「民間資本を投入しよう」

「ミンカン・・・なんですか?」

「民間資本だ。つまり、鉄道を我々で独占するのではなく、開放するんだ。市場開放だよ。

我々は管理者になる。

商会や個人に鉄道車両を所有させて、線路使用料や整備設備使用料をとる。自分たちで1から10までそろえるよりも安上がりだ。」



こんな会話があったらしい。


らしい、なんてあやふやな言い方をするのは、これがすでに推定300年以上昔の話だからだ。



すでに、神話と同列の話である。








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