作戦名のダサさは内容とは関係が無いはず2
お久しぶりです
「待ってました。その名も、スーパーパワーアップ、真のダンジョンマスターになろう大作戦だよ!」
……ダセェ、これは死んだわ
「そんなダサい名前の作戦に命を懸けてたまるか!」
「ひどいなぁ、全てのダンジョンを管理する。ネェート様の神力を君に略奪させて、ヴァンには耐えられなかった。力の暴走を抑えられるようにする素晴らしいものなんだよ?」
いやいや、ヴァンが耐えられず死んだのも神力な訳で、今から俺が略奪させられる予定の物も神力で、俺、死んじゃうよね? 四肢を爆散させて、塵一つ残さず消滅しちゃうよ?
「断る。そんな矛盾した話を受けられるか? 嫌に決まってんだろ」
受ける覚悟を決めてからの、この掌返し……なんとでも言えばいい。こっちは童貞のまま死ぬがかかっているんだ(必死)
「矛盾……あぁ、神力のことか! それは安心してよ。ネェート様の神力は暴走してないし、ヴァンの魔力も少し混ざってる。君との相性は限りなくいいはずだよ」
はず(・・)ね……
「そうだな、分かった俺も覚悟を決めた。詳しく方法を教えてくれ」
「覚悟を決めて揺らいだばかりだけど大丈夫かい?」
「うるせえよ」
腕をオリハルコン化して、小突いてやると痛い痛いときやがった。守護者様にはこの程度、痛くも痒くもないでしょうに
「方法を説明するよ。なぁに、簡単なことだ……この石を破壊するだけさ」
シュウは、ごそごそと懐から金色に輝く拳大の結晶を取り出す。
……ほう、これが割るのがもったいないくらいに綺麗なものだ。しかし悪く思うなよ? これも世界のいや、俺のためだ!
オリハルコン化したままだった腕を思いっきり振り降ろすと、パギンと硬質の物が割れた音がする……そう、俺の腕ですね
「痛い! 痛い! 痛い」
ふざけんな! 何が、「この石を破壊するだけさ」だよ。オリハルコン砕けましたけど
「もう許さん……死ねや」
テレテテッテー、爆刀火燐。さぁ、爆散しろや!
何度も、何度も火燐を振り下ろすも、爆発しないどころか、よく見れば火燐の方刃こぼれを起こしてしまっている
「おい、シュウ。これ本当に破壊出来るのか? 」
「壊せるよ……ごめん不壊属性があるみたいだ」
どうやらシュウも鑑定持ちのようで、不壊属性があったらしい
「でだ。どうするんだ?」
「壊れないんじゃ、しょうがないな……作戦変更! 総力戦だ」
……人はそれを作戦とは呼ばない。行き当たりばったりって言うんだよ
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