昔々あるところに2
お久しぶりです。リアルのトラブルが解決しましたので、復帰させていただきます。ご迷惑をおかけしました
いや〜、僕たちは強かった……本当に圧倒的に……いや誰が一番と言われれば守護者たるこの僕が一番だけどーーひっ! ごめんなさい、調子に乗りました
でも、強かったのは事実な訳で
「化け物どもめ! 我々が倒れようとも、必ず女神の使徒達がお前らを……ぎゃぁゃゃゃー」
あのワガママ妹女神に拐かされた馬鹿な信者共は片手間に潰したし
「この選ばれたる至高の存在たる僕ちんが、お前らみたいな非リアそうな男にやられるなんて」
ーー誰が非リアだ、コロスゾ? 僕は、彼女を作らないだけだ
「デフォフォ、リリエラたんて言うのでござるか。小生のお尻を叩いてくだされ」
「……死ね」
……まぁ、あのクソ女神の使徒は、七つの感情を司る奴らだったけど
傲慢はクソうざいナルシスト野郎(後で、守護者が美味しくタコ殴りにしました)
色欲はアジトに乗り込んだ時には腹上死
暴食は、食生活と肥満からくる病で既に……
憤怒は口を開けば筋肉の馬鹿、あれは絶対に脳みそを筋肉に侵されていたに違いない。
嫉妬は、ヤンデレとメンヘラのハイブリッドちゃんだったけど、超絶技巧のジジイに美味しくお持ち帰りされた……今でもラブラブとかチクショウ爆ぜろ!
怠惰が、ロリコンでリリエラに尻を向けてクナイで刺されてショック死したのは笑うよりも引いたけどね
強欲は一番ちゃんとした敵で、条件を満たした相手のスキルをレンタルするユニークスキルはかなり強力だったが、五対一で袋叩きにしてやったら泣きながら死んでいった。これでは、どちらが悪役か分からないな……反省はしてないが
とまあ、僕たちは順当に勝ち続けていたんだよ。村娘に振られ、宿屋の娘にも振られ、貴族のご令嬢にも振られと恋愛面で惨敗した以外は本当に順風満帆の日々だった……
「……お前たちは逃げろ。ここは俺が食い止めるからよ」
「ーーいや! 私はあなたのことが」
「若い奴が年寄りより早く死んでどうする」
「死ぬときは一緒でしょ?」
ヴァンの奴、みんなに好かれやがって……僕が守護者だ。みんなを脅威から守護するのは、僕の役目だ。これからだって!
でも、そんな思いとは裏腹に僕の体は動かなかったんだ。|あのクソ女神のまえでは(化け者)。




