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守護者はあいつでした

ユニーク25000突破ありがとうございます

 守護者とかいう奴の正体は、来てからのお楽しみとリリエラさんは言っていたけど、そんな都合良く近くにいるのかね?


「レイルきゅん……今、近くにいなかったらどうするんだと思ったでしょ?」


「えっ! なんでそれを……」


「表情が分かりやすぎてかわいい、大丈夫すぐに会えるから」


 リリエラさんは、おもむろに白目を剥いて倒れているクマの熊五郎の元へと歩いていくと、頭をガッシっと掴むと顔の前まで持ち上げた


「ねぇ、クマ早く起きて、誰を待たせてると思ってんの? 私の未来のダーリン、レイルきゅんだよ?」


 頭が取れるんじゃないかいかという位揺らされたクマは、うっすらと目を開けた……あれ、いつの間にかダーリンにされてるぞ!


「クマぁ〜、誰クマ? 疲れてるんだからそっとして……「ーー私だよ?」てっ、姫ェェェクマァァァァァ」


「さて、そこにお座り」


「ーーハイっクマ!」


 戦闘で見せた以上の素早さでジャンピング土下座を決めるクマ、悲しきかなこれが下僕という社畜の定めか


「クマ、あなたに掛けられている供物の呪いを発動しなさい」


「ちょっと、待って欲しいクマ! あんな消耗の激しい物もう無理クマー」


 クマがウルウルと目に涙を浮かべて懇願している姿は心に刺さるものがあるな……例え、この状況の原因が俺にあるとしても可哀想になってくる


「熊五郎さん、供物の呪いってなんなんだい?」


「これは、呪札王ってダンジョンマスターから付与された。自分の体力を全部使って、転移の魔法を使えるものクマよ、気絶するし身体中がギシギシと軋むからほんと嫌クマ」


「ムー、レイルきゅんに説明したかったのに」


 なるほど、連発ができるような代物ではないわけか……


「そんなに、きついものなら今日はやめときましょうか?」


 守護者が気になるとは、いえ無理をさせてまで見たいわけじゃないしな


「お前、いい奴だクマー」


「あっ、それは無理かも……向こうからも来れるから」


 ずぶりと、熊五郎の手縫いの跡が残る腹から手が突き出して来た


「もう無理クマ」


 そうして、ビリビリっと熊五郎の腹がご開帳される。やめて、熊五郎のライフはもうゼロよ! ぬいぐるみ型の魔物のため腹から見えるのは血肉ではなく棉なのが唯一の救いだろうか……


 手は死体を蹴るかのように、傷口を広げていたが、ようやく通れると思ったのだろう、姿を現した


「久しぶりだね、坊や」


 唖然とした俺を誰が責められるだろうか……


「おーい? 聞いてる……あぁ、僕に見惚れちゃったのか!」


「違うと思うな、レイルきゅんが守護者に見惚れるわけないじゃん! てかキモいよ」


「どうして、お前がいるんだよ! 説明しろ」


「坊や、せっかちさんはも・て・な・い・ゾ?」


 あぁ、神さまこいつ殺してもいいですか? そういえば、こいつも邪神なんだっけ? いや守護者なのか? わけがわかんなくなって来たわ

これからもよろしくお願い致します

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