スケルトン革命
今日は運動中に熱中症になってしまい、更新が遅れてしまいました。本当に申し訳ないです
スケルトン・マザーは沢山のスケルトンが集まって出来た球体で、1日に10〜15体ほど生み出すらしい。ここから、生み出された個体は大概が普通のスケルトンで、稀に上位種が出ることもあるがレベルは生まれた時のもので固定だ
そして……今、まさに初めてのスケルトンが生み出されようとしていた。球体から早く出たいとばかりに腕を伸ばし、グギャーと恐ろしい叫び声をあげて、ズルズルとほふく前進で出てくる
「やぁ、スケルトン君初めまして、俺がダンジョンマスターのレイルだ」
「カタカタカタカタ」
俺の挨拶には、目もくれず……いや耳もくれずか? マザー産スケルトンはガチャ産スケルトン達に襲いかかっている
「カタカタ!?」
ガチャ産スケルトン達の気持ちは伝わってくるのに、マザー産スケルトンは何を考えているのか分からない。やはり、人格が無いのだろう。しかし、知能も低いとは……誤算だ
「カタカタ〜」
とうとう、上位種のアーサー達にも、喧嘩を売り出したので、一階層辺りに飛ばしておく
「ガガ、ギギ、グク、ゲゲ、お前達にお願いがあるんだ」
呼ぶと、四人はすぐに飛んで来てくれた。こころなしか、期待で目が輝いている気がする……眼球は無いのだけどな
「お前達には、料理スキルなどの生産系のスキルを覚えさせた。今こそそれを生かす時が来た!」
四人は歓喜に震えて、カタカタと頭を揺らしている
「さぁ! ここがお前達の働く場所だぞ」
四人を宿屋に案内する。そう、アンデットである彼らは、睡眠を必要としないのだ。つまり、最高の警備員兼宿屋の従業員になれるのだ
「そうだ、丁度昼時だし、飯を作ってくれないか? 」
丁度、ガバノさんから、没収したシーサペントがあるから、それを使ってもらうことにしよう
トントンと材料を切る、心地の良い音がなっている。肉を焼く時に使われたであろう香辛料が鼻腔をくすぐる
「カタカタ!」
どうやら、完成したようだ。他のみんなも席に着いたようで、準備は出来たようだ
「ほう、これはうまそうじゃのう……はう!」
一口食べたカグヤが、驚きのあまり声を上げている……ほうこれは……
昼食という事もあり、軽く食べられるサンドイッチのようだ。軽く炙った黒パンからは芳ばしい香りがして、野菜はシャキシャキとみずみずしい、しかも肉は噛めば噛むほどに肉汁が溢れてくる
「なんだこれは! 街でもなかなか食べられないほど美味いぞ」
シーサペントの肉があるとはいえ、貴族の娘であるソニアから太鼓判を押して貰えるなら宿屋の料理人には充分すぎる腕だと言える
みんなも手を止めずにすぐに完食してしまう
今は、四人しか居ないが、さっきガチャで出たスケルトンもいる。このまま順調に増やしていけばスケルトンが管理する迷宮都市が出来るはずだ。いつか人間と一緒に働ける日が来ると思うとわくわくする
スケルトンはこれから、革命を起こすに違いない
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