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街を作ろう2

 君は一体誰かな? そんな言葉を投げかけたいが、俺の手は意思に反してもふらせろとひとりでに暴れだしている


「レイル兄貴! 僕です!」


 いやいや、誰ですか? 俺の知り合いに、そんな立派な毛並みを持った奴はいないんだが……


「俺、早く役に立ちたくていっぱい食べたんですよ、兄貴」


 狼が目の前で、濃いグレーの髪に黒い三角耳、切れ長の目の眼光は鋭く、間違ってもが似合わない、ワイルドな風貌の獣人の兄ちゃんに変わった


 しかも、目線が俺より高いだと……だが、粉々に砕け散った俺のプライドなど今はどうでもいいんだ。獣人で俺を兄貴と呼ぶって、まさか……


「お前、バルなのか!?」


「兄貴、お帰りなさい」


 抱きつかれるが当たるのは硬い胸筋……あの可愛かったバルはもういない……何故こんなに急成長したんだ? お兄ちゃんは成長する君が見られなくてガッカリだぞ


「我のレイルからの寵愛がまたぁ〜」


「男に嫉妬など見苦しーーぐほぉ!」


 カグヤがブラードを殴る……あれ? デジャブを感じるな


 ドスンドスンと地響きと共に、ガバノさんがあるいてくる……なんでいるんだ?


「ーーレイル、帰ってぎたのか。バル、今日も飯一緒に食おう! 今日は活きのいいシーサペントが手に入ったんだな」


 犯人はお前かぁぁぁー、ガバノさん何、シーサペントなんてあげてるの! 含有魔力量多すぎるから、それSSSランクモンスターだから!


「今日は、焼肉ですか? それとも焼肉ですか?」


「違うでよ、今日は焼き魚なんだな!」


 バルとガバノさんは焼くしか脳がないんですか? まったく


「ガバノさん……あんまり強すぎる魔物を食べさせないでくださいね。前例が無くて怖いんですから」


「まぁまぁ、レイルもたんと食べるんだな……それよりそこの女性はレイルの新しい嫁でよ?」


 誤魔化されたな……監視しておかなくてはな


「よ、嫁ですか! そんなんじゃないですから……その……まだ」


 ソニアはぶんぶんと首と手を振って否定する。そんなんて……余り、全力でやられると傷つくものがある


「ガバノさん、ソニアは街づくりのアドバイザー兼監察官だよ」


「そうか? じゃあ、ご祝儀は渡せないんだな……」


 ぐっ、ご祝儀はもったいないが、ガチャをするには十分なDPはまだ残っているのだ。恐れるものは、何もない


「またの機会でお願いします。そういえば、ソニアはガチャを見た事ないよな?」


「はい、ガチャでまさかダンジョンが強化されているなど、お父様に聞くまでは、思っても見ませんでした」


 ソニアの瞳がキラキラと輝いて、まるで子供のようだな。見た目とのギャップがまた可愛らしい


「引いてみる?」


「ーーいいのですか!」


 ずいっと、腕を掴まれ、顔が目と鼻の先まで近づく


 この後、恥ずかしがったソニアに突き飛ばされたのは、ご愛嬌かもしれない


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