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略奪のダンジョンマスター2

フルフル僕は悪い作者じゃ無いよ。お手柔らかにしてね

 くそ……頭いてぇ。それに腰も強く打った。ニートの野郎いきなりどっかに飛ばしやがって、しかも誰もいねぇじゃん!




 ーードスン! ドスン! 



「なんだ! 誰か来るのか?」



 唯一の出入り口である扉の向こうから地響きが近づいてくる。冷静に考えれば先輩ダンマスとやらだ。しかし、大型のモンスターだった場合略奪者(プレデター)しかスキルを持たない俺は死ぬ!


ーーガチャン! あぁ、地獄の扉が開いてしまう


「オメェが新人がね?」


 ぬっと現れたのはのは全長20mはあろう大男、つまり巨人だ。俺は賭けに負けた……喰われるぅぁぁぁ!


涙を流して、白目を剥いた俺に巨人が驚いたような顔をする


「ん? あぁすまねぇびっくりしたか今、ちいさくなるでよ」


 しゅーんと巨人が縮んでいきそこには身長180センチほどの男が立っていた


「おでは鬼城アルマトラのダンジョンマスター。ガバノなんだな」


 鬼城アルマトラって言ったらSランク推奨の高難易度ダンジョンじゃないか!


「新人ダンジョンマスターレイルです」


「ぞうか、よろしくな」


ガバノさんが大きな手を差し出して握手を求めてきたので応じる。俺の手を潰さないように手加減がしっかりされており優しさを感じる



「おでやっどダンジョンランキングで10位入りしてよ、オメェが初めての派閥の仲間なんだ」


「ダンジョンマスターに派閥なんてあるんですか?」


「あるでよ、10あるんだがダンジョンランクを上げるために派閥はしょっちゅう小競り合いをしてるでよ……まぁオメェが一人前になるまではおでがオメェを守ることになるでよ、あんしんしてぐれ」


「ありがとうございます」


「敬語はやめてぐれ、おではそんな偉い人間じゃねえからよ」



「じゃあお言葉に甘えて、ガバノさんダンジョンマスターとして俺は何をやればいいんだ?」


「まずはおでからの10000DPとオーガのプレゼントなんだな、ダンジョンマスターごとに召喚できるモンスターの種族が決まっでるがらよこうやって違うダンジョンマスターから貰うか、奪うことでしか違う種族のモンスターは手には入らないんだな」


 オーガが召喚陣から現れると膝を折り跪いてくる


「ゴシュジンサマナンナリトオモウシツケクダサイ」


 おーなんか強そうだな


「一度出たBランクまでのモンスターはDPを使って出せるでよ。オーガはCランクだで3000DPで出したんだな」


「モンスターはどうやって召喚するんだ?」


「メニューといっでがらDPガチャをタッチするんだな」


「メニュー」


 目の前に透明な板が出てきてご丁寧にガチャボタンが一番大きい


「最初は5000DPで11連回せるんだな」


 初回はサービスしてくれるようだ


「いけガチャる」


 魔方陣が現れると虹色に輝きだす


「これはSSSランク確定なんだな! 」


 ガバノさんが目を見開いて叫んでる


 光の中から出てきたのは沢山のバラバラになった骨達だった



「えっと……骨?」


「きっとレイルのダンジョンの召喚できる種族がアンデットなんだな」


「ドラゴンとか悪魔デーモンとかじゃなく?」


 なんかアンデットって陰湿だよな……


「ガチャ結果を確認じで見るんだな」


 言われた通り確認ボタンを押す


 ランクF /骸骨人間スケルトン ×4

 ランクE / 骸骨剣士スケルトンソードマン

 ランクE /骸骨戦士スケルトンウォーリア

 ランクE /骸骨魔法使スケルトンメイジ

 ランクC /巨人骸骨戦士ジャイアントスケルトン

 ランクA /血塗ブラッティれの骸骨人間スケルトン

 ランクSSS /暗黒骸骨竜ダークネススケルトンドラゴン


 おいおい! ドラゴンいるよ。やばいこれ絶対強い奴だろ!


「これをどうすればいいんだ?」


「だじが……アンデットは蘇れ我がしもべと言えばいいんだな」


「蘇れ我がしもべ」


 バラバラだった骨が黒い煙が纏わり付いたかと思うとくっついていく。SSSレアのドラゴンは流石にでかく見上げるのが辛い……あれ? 目があったような


「お主が我が伴侶か?」


 ドラゴンさんは女性だったんだね……って伴侶!


「ガバノさん……伴侶ってどうゆうことですか?」


「嫁っでごどだな」


 いやいや意味なんて分かっている


「俺が聞きたいのはなんでガチャから出てきたモンスターがなんでいきなり嫁になるかですよ」


「ある程度ランクの高いモンスターとダンジョンマスターの結婚はよぐあることなんだな」



 これが猫耳の生えた美少女やぼんきゅぼんのお姉さんなら俺も嬉しかったさ……でも骨だろ! どう愛でろと?



「そういえば我が主は人型だったな、人化 」


 突然の突風に思わず目をふさいでしまう


「こ、これは!?」


 風にたなびくミスリルのように美しい銀髪に血のように真っ赤な瞳、筋の通った鼻筋に妖しく艶やかな唇、胸はあり過ぎずない訳でもないつまり……適乳!



「どうかの、人はこの姿が好みかと思うのだがな?」


 わざとかどうか腕に抱きついてきて胸が当たってますよ。胸が柔らか……ゲフンゲフン。少し彼女なし童貞だった俺には刺激が強い


「キサマ黙って聞いていればマスターに対して無礼ではないか?」


 喜ん……いや困っていると今まで沈黙していた赤スケルトン君が渋いス○ークみたいな声で喋った


「ほほう、お主は格の違いも分からんようだな。我は主と喋っておる。邪魔をするならば殺すぞ?」


「マスターの為に死ぬのなら本望」


 二人の背後に竜と虎が威嚇しあっているのが見えるぞ……そういえば一人本当に竜だったな


「二人ともやめろ、俺はまだ結婚する気はない」


「なんじゃと」


「ふん、身の程を知れ」


「それと俺は味方同士でいがみうのは嫌だから仲直りしろよ」


「こいつとは御免じゃの」


「マスターのご意志のままに」


 赤スケルトン君の従順さを見習ってほしいものだな、君がその気ならこっちにも考えがあるぞ


「じゃあ、一生結婚は絶対にしない」


「我が悪かったのじゃ〜すまぬ」


 結婚の話を持ち出すと慌てて仲直りの握手をブンブン始めだした。おい……赤スケルトン君の腕が外れてるから


「お前は綺麗だから結婚できたら嬉しいけど、いきなり会って結婚じゃなくてもっと相手を知ってからがいいからな」


「主〜大好きじゃー」


 首に抱きつかないで下さい。俺のか弱い首が折れちゃうから!


「おでは5人奥さんがいるんだな。ダンジョンマスターは一夫多妻制なんだな」


「強い者が子を残すためにメスを囲うのは自然のせつりですからな」


 ハーレムかぁ……俺の国は平民は一夫一妻制だったから夢が膨らむなぁ……ニマニマ


「よし早速ドラゴンとか赤いスケルトンとか言いにくいから名前をつけよう」


「ダメなんだな」


 へ?名前をつけるのだめなの?



「ネームドにするのは大量の魔力がいるんだな、なりたてでは魔力が枯渇して死ぬんだな」


「わかった……ごめん名前はまた今度つけるよ」


「我はいつでも良いぞ。今のままでも十分強いからの」


「もったいなきお言葉ですマスター」


「次は余ったDPで階層作りなんだな、メニューで階層作成なんだな」



「階層作成」


 テーマを入力


 自動で作成します



 骨だしテーマは墓場でいいか?



 テーマ 墓場


 完了しました



 何も無かった部屋がどんよりとした空気に薄暗い空たくさんの墓標……墓場に変わっていた


「DPを増やせば自分の住む城とか作れるでよ、がんばるんだな」


 城なんて王様しか住めないもんだろダンジョンマスターなんて素晴らしいんだろう


「おでは一度かえるげどコアに触れればおでと会話が出来るがら何かあったら言って欲しいんだな」



 ガバノさんが虹色の結晶を砕くと姿が消える



「何から何までありがとうな」



 俺は自然に頭を下げていた


アドバイス、感想よろしくお願いしますm(._.)m



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