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ギルマス奪還編4

 背後で傅いているブラードを立たせると、調べさせた事を報告させる


 ギールさんの奥さんである。ギルマスさんは、現在、国家反逆罪で捕まっているらしい


 突然、武器や反乱を計画した文書などが出てきて、タイミングよく王族直属の騎士が来て拘束されたなんて、まったく怪しい限りだ


「へぇー。この国の王族まで絡んでんのか……消すか?」


 さらりと怖いこと言わないでほしい。一国を相手にケンカできるのは、ギールさんだけで俺にはまだ(・・)無理だ


「ギールさんは、ソニアさんの為に序列二位と敵対する覚悟はありますか?」


 今から、俺の提案することはまちがいなく波乱を呼ぶ内容だ。それを実現する為に、一番の障害になる存在は余りにも強大で、俺だけでは、戦いなどとも言えない、一方的な蹂躙になるだろう


「何する気だ? どうしてカミラと戦うことになる……いや、なんとなくは分かっているんだ」


「ギールさん、一緒に人間と共存する為に街を作りませんか?」


 ギールさんが親子離れ離れで暮らしていたのは、ガバノさんが言っていた。人間嫌いの序列二位にばれたらこの都市が再生不可能なほどのダメージを受けるからだ


 しかし、もし人間と共存を考えるダンジョンマスター達が共同戦線を張ったら? しかも、それが序列四位と九位なら、簡単には手出しができなくなる。そして、俺のパワーアップまでの時間を稼ぐこともできる


「分かった……俺は難しい事は分かんねえけど、それで家族と一緒に居られるようになるなら、その話に乗ってやる」


「せっかく、決まったのに一緒に居るべき家族がいないでは話にならないので、救出の手順を説明します」


 作戦と言っても、ギールさんには、強敵を仕留めてもらい。俺はソニアさんの護衛に向かうという単純な者だ。


「そんなけんなら、俺たちが出てがなくても、ソニアちゃん達ギルドの奴らが全部、片付けちゃうんじゃないか?」


 確かに、唯の王国軍なら制圧可能だろう……しかし、そんな制圧される事が分かっていて、無理矢理逮捕などするだろうか? そう、この都市には居るのだ……圧倒的、強者ーー勇者がな


「勇者がいるという情報が入っています。絶対にこのままでは、全滅しますよ」


 ギールさんの眼光が鋭くなる。さっきまでヘラヘラしたり、泣いたり、していた人とはまるで別人のように強者のオーラをまとっている


「……勇者か。ピンからキリまでいるからなぁ……まぁ、どちらにせよ殺すけどな。娘の方は頼んだぞ? 傷一つでも付いてたら、お前も殺すから」


 へぇー、勇者にもピンからキリまであるんだぁ……じゃなぁーい! 今までで、一番いい笑顔で殺害予告してきたんだけど、この親父!


「任せてくださいよ。死にたくないんで、死んでも守ります」


 戦闘技術は、まだからっきしだが、最悪、完全金属体フルメタルボディで盾代わりにはなるだろ


「それで勇者は、何処にいるんだ?」


「恐らく、牢獄でしょうね。反乱した後で処分したほうが大義名分がありますから」


 ここからは二手に分かれる。ギールさんは勇者をボコしに、俺は冒険者ギルドに向かって歩き出した

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