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僕の歩く道

作者: とろめぐり

ひさびさ投稿。どうしたらいいのかもう分からない…………

 僕はただ歩いている。

 まっすぐに歩いている。

 たまーに曲がり角があったが、無視してまっすぐに歩いている。

 ずーっと歩いてきたが、景色は変わらない。

 曲がり角に曲がれば、新たな景色が見えるだろうが僕はまっすぐに歩いた。

 この景色は僕にしか見えない。けれど僕は他の景色を見ることが出来ない。

 しかし構わない。他の景色が鮮やかだろうが、神秘的だろうがどうでもいい。

 僕には関係ないことだから。


 僕に見える空は曇っている。今にも雨が降りそうだ。


 僕が歩いている道はぐちゃぐちゃな土だ。歩きにくいったらありゃしない。


 僕が歩く道にはもう誰も歩いていない。

 前までは沢山の人と歩いてきたというのに、みんなもう曲がり角へ曲がってしまった。

 だから僕は一人でこの道を歩く。

 歩きにくい道をゆっくりと歩いていく。

 ゴールは無いのかもしれない。

 この先に崖があるのかもしれない。

 けれど僕は歩く。

 この先に僕が、いや僕たちが望む希望の景色が見える事を夢みて。

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― 新着の感想 ―
[良い点] リズム感があって、詩のように綺麗な文章だと感じました。今までのとろさんの作風とちょっと違うように感じられたのですが、気のせいでしょうか?(笑)でも、そこもまた良かったです(*´ω`*)ぜひ…
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