僕の歩く道
ひさびさ投稿。どうしたらいいのかもう分からない…………
僕はただ歩いている。
まっすぐに歩いている。
たまーに曲がり角があったが、無視してまっすぐに歩いている。
ずーっと歩いてきたが、景色は変わらない。
曲がり角に曲がれば、新たな景色が見えるだろうが僕はまっすぐに歩いた。
この景色は僕にしか見えない。けれど僕は他の景色を見ることが出来ない。
しかし構わない。他の景色が鮮やかだろうが、神秘的だろうがどうでもいい。
僕には関係ないことだから。
僕に見える空は曇っている。今にも雨が降りそうだ。
僕が歩いている道はぐちゃぐちゃな土だ。歩きにくいったらありゃしない。
僕が歩く道にはもう誰も歩いていない。
前までは沢山の人と歩いてきたというのに、みんなもう曲がり角へ曲がってしまった。
だから僕は一人でこの道を歩く。
歩きにくい道をゆっくりと歩いていく。
ゴールは無いのかもしれない。
この先に崖があるのかもしれない。
けれど僕は歩く。
この先に僕が、いや僕たちが望む希望の景色が見える事を夢みて。