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人気者の彼女。  作者: さや
8/8

平成26年9月5日

黒い悪魔「ふふ…うふふ…あははははは!」


ビシャッ!!!


ぽたぽた…。


とある通行人の女の子「…」


黒い悪魔「あれー?もう、声も出なくなったの?あんなに素敵な声出してなのに。

ねえ、死んだの?反応してよ。ねえ。」


黒い悪魔はナイフでグサグサと

何十箇所も刺していた。


女の子の見た目はとても無残な姿になっていた。


俺は、言葉にする事が出来なかった。


俺と優太達は

しばらく彼女を尾行していた。


そんな時に起きた悪魔の彼女。


しかし、彼女はいたって平然で

とても楽しそうで、話し方、キャラ、雰囲気など全く別人で、そこにいるのは彼女なのに、彼女ではない、と俺らは思ってしまった。


俺らは動く事が出来なかった。


ただ、ぼっーと見ていた。


あまりにも彼女が楽しそうで

人殺しをしているのに人を殺す披露宴のような美術的芸術にも感じた。


そして彼女は、また、ターゲットに向けて

刃を向けた。


ターゲットは涙を浮かべながら声も出ず、呆気なく殺された。


その時、警察が来た。


とある住民が彼女を通報していた。


新田さんは現行犯逮捕された。


警察に声をかけられ、俺らは平然を取り戻した。


新田さんは泣きながら「え…私何もしてません…私じゃない…あ!竜也君だ!私何もしてないよね…?助けて…」


彼女はいつもの新田さんだった。


彼女は俺らの存在に気づき、

助けを求めていたが、俺らはどうする事も出来なかった。


殺害された女の子達は新田さんを虐めていた女の子達。


俺は彼女に何も言う事が出来ず、新田さんは警察に連行された。


俺らも事情徴収として捕まった。



数時間後…



事情徴収が終わり、俺らは解放された。


俺は彼女の恋人である為、グルかと疑わられたが、通報人よって今回の罪は逃れた。



明日、新田さんは学校に来ない。


事実を受け止められず、俺は、新田さんが殺害したという事を受け止められずにいた。


新田さんは優しくて俺の大好きな恋人。


明るくて、元気な可愛い女の子…なんだ。












ーーーとっても、タイセツな女の子ーーー





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