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孤独な星が瞬く時  作者: 愚者x2
9/52

足跡

僕は今まで、

たくさん傷ついてきた。

そして、これまでに、

たくさん傷つけてしまった。


いったい何時まで、

こんな事を続けているのだろうか。

僕の足跡は、

血に塗れている。


そして、

僕の血とキミの血が、

入り混じり、

足跡を浮き上がらせる。


ああ、

足跡を消す事が出来るのなら。

ああ、

もう一度やり直せるのなら。


そんな事を思いながら、

僕は僕の足跡に躓き、

愚かな自分に、

ナイフを突き付けられる。


僕は今まで、

たくさん泣いてきた。

そして、これまでに、

たくさん泣かせてしまった。


いったい何時まで、

こんな事を続けているのだろうか。

僕の足跡に、

涙が流れ込んでいく。


そして、

僕の涙とキミの涙が、

入り混じり、

足跡から溢れ出す。


ああ、

足跡を消す事が出来るのなら。

ああ、

あの頃に戻れるのなら。


そんな事を思いながら、

僕は僕の足跡に躓き、

愚かな自分に、

崖から突き落とされる。


Bloods & Tears...

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