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孤独な星が瞬く時  作者: 愚者x2
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欠片

僕には何かが欠けている。

何が欠けているのかはわからない。


それとも単なる思い過ごしなのだろうか。

いや、そんな事はない。

確かに何か、が欠けている。

それだけは感じるんだ。


僕は今まで、

沢山のものを失ってきた。

しかし、最初からないものがあるんだ。


その僕に欠けているもの。

それを僕が求めているのか。

それすらもわからない。


わからないままに、

次から次へと失っていく。

そして、これからも、

失っていくのかもしれない。


もし僕がその欠片を、

手に入れる事が出来るのなら、

これ以上、失わずに済むのだろうか。

ふと、そんな事を思ってしまう。


僕には何かが欠けている。

何が欠けているのかはわからない。


でも、

欠けているからこそ、

僕なのかもしれない。


The Peaces...

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