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孤独な星が瞬く時  作者: 愚者x2
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旅人

今、僕は、

何処にいるのだろう

あてもなく彷徨い続けて、

これから、

何処へ行くのだろう。


それに、

僕には帰る場所はない。

いや、

誰もがそうなのかもしれない。


だから僕は彷徨っていたんだ。

だから君も彷徨っているんだね。


だけど僕が何処に居ようとも、

僕は僕でしかないんだ。

そして君が何処へ行こうとも、

君は君でしかないんだ。


たとえ行き先がわからなくても、

それだけは見失わないように。


今、僕は、

此処にいるのだけど、

明日は何処に居るかわからない。

これからも、

彷徨って行くのだろうから。


だって、

僕には帰る場所はない。

そして、

誰もがそうなのだろう。


だから旅を続けるしかないのさ。

何時までも、何時までも。


The Traveler...

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