-31話ー 従魔初狩2
「サ じゃ~次は、ボクだね。せ~の~で~ドッカ~ン」サ
「エ ・・・・タカシ様~も~ムリです~」エ
「まあ、そう言わずに、説明だけでも、
ねっ、ねっ、後で、美味しいおやつ、付けるから~」
「皆 はい、っっ了解しました~のじゃ~ですわ~したよ~したぜ~」皆
「何で、全員から、返事が、帰って来るの~?」
「エ 先ずは、5M越えAランク、オークキング、1体、
4M越えBランク、オークジェネラル、5体、
3M越えDランク、オーク、500体、
15M越えSSクラス、ワイバ~ン、50体、
10M越え、Aクラス、サイクロプスキング、1体、
5M越え、Bランク、サイクロプス、200体、
40M越え、神話クラス、ヒュドラ、5体、
100M越え、神話クラス、ナーガ、3体、
30M越え、SSランク、ナーガ、50体
30M越え、SSランク、キングタートル、10体、
40M越え、神話クラス、邪竜、5体、
15M越え、SSランク、黒竜、15体、
40M越え、神話クラス、エンシェントドラゴン、2体、
60M越え、神話クラス、エルダードラゴン、1体、
黒竜の骨と、鱗、一山、
何か、お宝、一山
龍泉酒、何か、一杯
・・・・・・以上」エ
「サ 此のドラゴン達は、ボクの言付けを守らずに、
人間を襲って、食べてた連中さ、この顔に傷の有る、黒竜が、先導していたんだけど、
其処の、エルダードラゴンと、エンシェントドラゴンが、
炊き付けていたんだよね~
だから先ず、命を吸い取ったのさ。竜の谷のドラゴン達を皆殺しに
しようかとも、思ったんだけどね、
長が、ジャンピング土下座して、今まで貯めた、
竜の、お宝、全部、差し出すから、命だけは、助けて欲しいと、
泣いて頼むもんだから、ボクも、鬼じゃ、無いからね、
今回だけは、許してあげたんだよね~」サ
って、其れって、十分押し入り強盗だと思いますよ~
竜の谷のドラゴン達ご愁傷様でした。
「所で、サファイア、その骨と、鱗は?」
「サ うん、何か、リリーちゃんが、欲しいって言うから、ついでにね、
ドラゴン達も、死んだら其れ迄よ、って言う死生観だからね、
戦いで負けたドラゴン食べるし、問題無し、」サ
『リリー其れは余りに‥‥』
『リ ダーリンの言う事も、分かるっスけど~ドラゴンの骨や、鱗って、すっごいお宝なんスよ~
其れに、竜の谷は、地下資源の宝庫っス~原油に、アダマンタイト、
ミスリルに、オリハルコン、金、銀、銅、プラチナに、白金、
果てには、女神の血が固まって出来た。賢者の石っス~
サファイアのんっスね~1000年に一回としても、20回分、
多い日も安心の垂れ流しっス~大漁っス~ホクホクっス~』リ
「あっ、分かった」
「サ もう、リリーったら、ボク恥ずかしいよ~」サ
「ル じゃ~次は俺だな、」ル
「え~、もう良いんじゃね?被るし~」
「皆 うん、うん、」皆
「ル ひ、酷い~」ル
「じゃ~まあ、一応ね~」
鼻をほじりながら、答える俺、
「ル え~ん、じゃあ、出すぞ~」ル
「ちっ、」
「ル 誰か、ちって言った~ちって」ル
だ、ダーリン余んまり、ルビーを弄らないで欲しいっス、
切れて、暴れられたら、手に負えないっス~
えっ、そうなの~?
そりゃそうっス、あんなんでも、神竜様っス~
「ル あんなんって言った。あんなんって~」ル
「ルビー君の力は、分かっているよ、
さあ、大切な家族の可愛い、君の狩りの成果を見せては貰えないかい?」
と言って、ルビーの頭を撫でる、ヤマダタカシ、
「ル 俺の力が分かる。俺が、大切な可愛い家族・・・・
ふふふ~ん、ふふふ~ん、良かろう、ふふふ~ん其れでは、
俺の成果を見せてやろう~ふふふ~ン」ル
「凄く、ちょろいちょろゴンだね~」
「マ、エ 凄く、ちょろいちょろゴンです~」マ、エ
「ティ 凄くちょろいちょろゴンなのじゃ~」ティ
「ジュ 凄く、ちょろいちょろゴンですわ~」ジュ
「サ 凄く、ちょろいちょろゴンだよね~」サ
「ル ほいじゃ~ドン!」ル
「エ ・・・・被ってま~す~
4M越えBランク、バジリスク、50体、
3M越え、Bランク、コカトリス、20羽、
15M越えSSランク、マンティコア、12体、
15M越えSSクラス、ワイバ~ン、50体、
10M越えSSクラス、ミノタウロス、5体
40M越え、神話クラス、ヒュドラ、5体、
8M越え、SSランク、グリフォン、15体、
10M越え、SSランク、サラマンダー、100体、
30M越え、SSランク、キングタートル、10体、
40M越え、神話クラス、邪竜、10体、
15M越え、SSランク、赤竜、17体、
40M越え、神話クラス、エンシェントドラゴン、3体、
60M越え、神話クラス、エルダードラゴン、2体、
赤竜の骨と、鱗、一山、
何か、お宝、一山
龍泉酒、何か、一杯、
何か、一杯被っています~以上」エ
「ル 俺ん所も、俺の言付けを守らないで、人間を襲って、食べてる奴らを
成敗して来たぜ、俺も、皆殺しに、しようかとも、
考えていたら、長が、赤竜のお宝みんな、差し出すから、
命だけは助けて欲しいって、あ~っれ~被ってる~?」ル
「皆 むっちゃ~被ってる~」皆
「ル あ~っ~れ~」ル
「ま~でも、あれだ、ルビ~良く、頑張ったね、
此れで、かなりの期間、金銭的には、贅沢出来そうだよ~」
ルビーの頭を撫ぜると、
ルビーは、俺の胸に頭を付けて、
「ル え、えへへへへ~俺さ~タカシの事、す、好きだぜ、
きゃ~きゃ~きゃ~言っちゃったよ~俺~」ル
と、ぎゅ~んと、凄いスピードで走って行った。
「皆も、有難う、そして、改めて、お疲れ様でした~」
此の後、一人、一人の頭を撫ぜて回った。
『リリールビーの所はどうだったの~?』
『リ はい、マイダーリン、こっちもホク、ホクっス~
こっちは、宝石が多かったっス~
賢者の石に、ダイヤに、ルビー、サファイアに、エメラルド、
トパーズに、アクアマリン、etc,etcザク、ザクっス~』リ
『うん、良かった、良かった。』
魂の繋がった仲間達は限定的ではあるが、
俺の能力を使う事が出来るのだ。
ミニストレージもその一つで、
リリーの分体が、近くの地下資源を集めてくれている。
リリーが神器だと言うのは、伊達ではないのだ。
かなり趣味に走っいている様だが、良いよね、
『はいはい、やり過ぎ無い様にね、』
『リ は~いっス~神器に負けない装備をこさえるっス。』リ
ルビーの狩って来た獲物をストレージに整理して仕舞うと、
「さあ、出発しますか、」
「皆 は~い、」皆
食堂の扉を、ストレージに収納すると、
一路ヨシュア王国目指して、歩き出した。
先日迄の、逃避行とは違って、賑やかな旅だ。
森の中の小径は、あくまで、真っ直ぐで、柔らかい日差しが、降り注いでいる。
小径は、とても歩きやすく、快適だ。
小径の脇には、春の花が、咲き乱れて、妖精達が、舞い踊っている。
その中を俺達一行は、ぺちゃくちゃ他愛も無い、お喋りをしながら、歩いて行く、
そんな、俺達に、妖精達が、挨拶をして行く、
「ヨ ティンカーベル様、ジュエリー様、二人の、旦那様、今日は~」ヨ
「「「モ、ティ、ジュ、 は~い、今日は~、なのじゃ、ですわ~」」」モ、ティ、ジュ
「ヨ きゃ~きゃ~きゃ~返事してくれたよ~」ヨ
「ヨ きゃ~きゃ~きゃ~返事してくれたね~」ヨ
「ヨ きゃ~きゃ~きゃ~嬉しいよ~」ヨ
「ヨ きゃ~きゃ~きゃ~嬉しいね~」ヨ
「何か、ほのぼのしてて、良いね~」
「「マ、エ はい~良いです~」」マ、エ
「そうだよね~春の、柔らかい日差しは、気持ち良いよね~」
いつの間にか、戻って来た、ルビーが、
「ル そうだぜ~、バルキュリア達…スクルドに、やられた、
古傷も完全に癒えたしよ~体が、軽いぜ、」ル
「ティ そうなのじゃ~タカシと一緒にいると、とっても楽しいのじゃ~」ティ
「ジュ そうですわね、何だか、優しい気持ちに成れますわ~」ジュ
そんな時、不意に、妖精達が、俺の前に現れて、
「ヨ ティンカーベル様の旦那様~私にも名前を付けて~」ヨ
「ヨ ティンカーベル様の旦那様~私にも名前を付けてよ~」ヨ
「ん、ティンク付けても良い?」
「ティ 其れは、ダメなのじゃ、」ティ
「何で?」
「ヨ そう、そう、何で、だめなの~?」ヨ
「ヨ そう、そう、何で、だめなのよ~?ケチ、」ヨ
「ティ 名付けとは、其の者と、魂を結び付ける、
とても、重い意味の有る、行為なのじゃ、其れに、
数億を超える、全ての妖精に名付け出来るのか?なのじゃ~」ティ
「ごめんね~君達~とても、無理~」
「ヨ ぶ~ぶ~」ヨ
「ヨ ぶ~ぶ~ケチ~」ヨ
「ティ そうじゃの~お前達、妾が認める程の、目覚ましい、手柄を
揚げて見せよ、其の時は、妾から、
タカシに名付けをする様に進言してやるのじゃ~
其れで良いかの?タカシ」ティ
「O~K」
「ヨ は~い、分かりました~私、頑張る~」ヨ
「ヨ は~い、分かりました~私も頑張る~女王様のケチ~」ヨ
「ティ お主、しばくよ、なのじゃ~」ティ
「ヨ きゃ~きゃ~ティンカーベル様が、怒った~」ヨ
「ヨ きゃ~きゃ~ケチなティンカーベル様が、怒った~」ヨ
「ティ ふぅ~まあ、妖精とは、こんな感じじゃ~」ヨ
「ジュ そうですわね~嘘、付けませんし~困ったものですわ、」ジュ
いえ、いえ、ジュエリー、君も、十分困ったちゃんですよ~
其の時、葉っぱのマントを体に巻いた、一人の妖精が、俺の前に現れた。
「ヨ おい人間!」ヨ
「はい、何ですか~?」
ばっ、とマントを開くと、中身は、素っ裸だった。
「いっ??」
「ヨ おい、人間、良い物見たろう?だから、名前付けろや、」ヨ
「痴女?」
「ティ、ジュ 確~保~なのじゃ~ですわ~」ティ、ジュ
四方から、黒尽くめの妖精が現れて、痴女妖精を羽交い絞めにした。
「ヨ ちっ、もう少しで、上手く行ったのに」ヨ
「ティ、ジュ お前達~其の者を連れて行って~
三角木馬の刑に処しなさいですわ~」テ、ジュ
「「「「ケ はっ!」」」」ケ
「ちっ、て言ったよ、ちって~痴女妖精って・・・・三角木馬の刑って・・・・」
「ティ まあ、あれじゃの、妖精も、沢山いるからの~
あ~ゆうのも、混ざっておるわけじゃ、ま~三角木馬の刑にされたら、
切れ痔になって人には、見せられん様になるから、
二度と来んじゃろ~なのじゃ~」ティ
「皆 ・・・・・・」皆
森の中の小径は、あくまで、真っ直ぐで、柔らかい日差しが、降り注いでいる。