表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
30/201

-30話ー 従魔初狩 1


ピピピピピ・・・・



『リ マイダーリン、朝っスよ~』リ



「うぅ・・・ん、お早う、リリー


うう~頭痛いて~今日も、二日酔いだよ~」



『リ そうっスね~昨日も食べて、飲んで、歌って、大騒ぎでしたっスね~』リ



「って事は・・・・、


今朝は、サファイアか~一周しちゃったよ~」



フゥ~、さわ~



頭の上のティンクと其の一味を降ろして、


フゥ~、さわ~なで、なで、



「サ アッハ~ン~」サ



ビクビク、ぱたり。クネ、クネ、クネ~


辺りを見回して、



「はあ~・・・・」



今朝も一人、後片付けをする、俺、



「あっ、リリー」



『リ はい、はい、はい、何っスか~ダ~リン?』リ



「ティンク達の羽根、服着ても、服、破れ無いよね~


何で?」



『リ ああ、其の事っスか~


あの娘達の羽根は、飛行魔法が、具現化した物っス、


妖精達の固有魔法っスね~



ドラゴン娘達もそうっスが、体と羽根の間に服が入っても、


問題ないっス~


大体、あんな小さな羽根で空を飛ぶなんて事は、


物理的に、あり得ないっス~』リ



「そりゃそうか~体長150Ⅿなんて、生物の限界遥かに


越えてるもんね~」



『リ 其の通りっス~あんなの、普通に考えたら、


幾ら、頑丈な鱗に覆われているとは言え、内臓ぐちゃぐちゃっス~


其れも又、固有魔法っス~



ついでに言えば、食事も必要無いっス~


常に、体が魔素を、吸収しているっス~


其の魔素が、生命を維持しているっスよ~



食事は、まあ嗜好品っスね~勿論、消化吸収しているっスけど、


吸収している魔素に比べたら、微々たるもんっス~


納得いったっスか~?』リ



「・・・なるほどね~良く分らん。」



『リ あっ、ダ~リンお願いが、有るんスけど~』リ



「何だい?」



『リ アニメや、ドラマのDVDママゾンで、購入しても、良いっスか~?


眷属達、折角、マップ見れる様に成ったんで、


退屈凌ぎに、時間を決めて、マップに、放映したいんっスけど~』リ



「ああ、良いね~其れ、さすがはリリ~、


俺も見たいし、宜しく、お願いするよ~


お金も有る事だし、狩りも始まって収入も見込めるし、


リリーの裁量で購入してくれて良いよ、ただし、


事後承諾で構わないから、報告だけはしてね、」



『リ 了解っス~楽しみにしていて下さいッス~』リ



「程々にね~」



『リ は~いっス~』リ



片付けを終え、皆の前に、着替えを配って、厨房へ、



昨日皆に、お昼は、お弁当が良いって、頼まれたんだよね~


今日の、弁当のおかずは、焼きじゃけ、卵焼き、たこさんウインナー、に


ロースハム、唐揚げだ。手早く、おかずを作って行き、


弁当へ、ご飯を半分ひいて、醤油で味付けした、鰹節を乗せる、



その上に、又ご飯をひいて、鰹節を乗せたら、出来上がり、


「俺、特製の、猫まんま弁当だ。


皆、良く食べるので、勿論、ドカベンだ。



出来上がった、弁当を、大判のハンカチで包んで、


箸、フォーク、スプーン、を付けて、小ストレージへっと、


後、今日は、コンソメスープに、りんご、マンゴープリンっと、


おやつは300円迄ね~」



弁当を作り終えてから、朝ご飯だ。


今日も、ベーコン、スクランブルエッグ、トーストっと、


ほい、一人5人前出来上がり~



「マリ~エメルダ皆のワゴンに乗せて行ってあげて~」



「マ、エ は~い、」マ、エ



その間に、デザートだな、今日は、特盛バニラアイスに、果物、盛り盛り、


チョコアイスだな、仕上げに、砕いた、アーモンドを振って


はい、出来上がり、冷蔵庫へ、



おっ、俺の分の朝ご飯、マリーとエメルダが、準備して、


テーブルに置いてくれているじゃん、



「さっすが~」



俺が、席に付くと、



「皆 頂きま~す」皆



今日の朝ご飯も美味い、


皆も幸せそうに、パクついて居る。



朝ご飯を、食べ終え、デザートを配ると、


今日も、四大珍獣は物凄い目つきで、食べていた。


マリーと、エメルダは、今日も福笑い、面白百面相大会だ。うん、よしよし、



食事を終えて、各自、好きな飲み物を飲みながら、


店内に流れる、スロージャズと窓の外の風景を楽しみながら、


食休みを取っていた。



「皆~昨日の狩りはどうだった~?」



「サ、ル、ティ、ジュ 大漁なのじゃ~、だよ~、だぜ~、ですわ~、」サ、ル、ティ、ジュ



「じゃあ~外で、成果を見せて貰っても良いですか~?」



「サ、ル、ティ、ジュ いいとも~なのじゃ~、


だよ~、だぜ~、ですわ~」サ、ル、ティ、ジュ



「では~ギルド職員のエメルダ先生に寸評して貰いたいと思いま~す。


エメルダ先生~宜しいでしょうか~?」



「エ は、はい、承りました~では、助手をマリー先生にお願いしたいと


思います。宜しいですか?マリー先生」エ



「マ は、はい、承りました~微力を、尽くしますです」マ



「では、皆、表へ出ましょう~」



「皆 は~い、」皆



「ジュ では~私から参りますわ~せ~の~ドン!」ジュ



小山程の魔獣の死体が現れた。



「エ ひえ~、何此れ、Aランクオークキングが1体、


Bランク、オークジェネラルが3体、Dランク、オークが300体、


Bランク5Mサイクロプスが5体、


Bランク5Mゴーレムが、10体、Aランク、ケルベロスが、6体に、


Aランク、マンティコアが、3体に、


4m越えの、Bランクのバジリスクが、12体、


3m越えの、Bランク、コカトリスが、100体~?


4mを越える、Aランク、グリフォンが、20体、


5m越えのAランク、ミノタウロスを30体、


大物では、10m越えの、Sランク、ヒュドラ、30体~!


8m越えのAランク、ワイバーン50体、ひぃ~小国の国家予算位になります~」エ



「ジュ ヒュドラが増えすぎたので~丁度良かったですわ~


後のは~まあ~行き掛けの~駄賃ですわ~」ジュ



「ティ お~ジュエリー中々やるではないか~今回も、神木釘バットで、


殴り殺したのかの~なのじゃ、」ティ



「ジュ はいそうですわ~ティンカーベル様、」ジュ



「ティ ジュエリーはのう、若い頃、ワンパンのドライアド、撲殺天使って言ってのう、


其れは、其れは、キレッキレじゃったのじゃ~


いつも、締め殺しの蔦で、獲物を、ぐるっぐるに縛り上げて、


動けなくしてから、でっかい、神木釘バットで、撲殺するのじゃ~


妾と二人で、良く、森を荒らす魔獣を、ぶっ殺したのじゃ~」ティ



「ジュ 其れは昔の話ですわよ~ティンカーベル様、


あの頃~ティンカーベル様とタイマン張って~ベヒモス君に


殴り飛ばされて~私~星に成りましたのよ~


今では~別の事に目覚め・・・・もとい、お淑やかに~暮らしておりますのよ~」ジュ



「ティ 懐かしいのじゃ~妾達、白い特攻服とっぷく着て、ジュエリーが、


ご意見無用、一番星、夜露死苦~じゃったの~」ティ



「ジュ ええ、ティンカーベル様は~ワンパン天使、月と一緒にお仕置きよ~


でしたわね~」ジュ



「ティ そうじゃの~気付いたら、中央大森林、制覇、しておったの~


北部大森林の頭と南部大森林の頭とぶつかって、


妖精大戦争が勃発したのじゃ~」ティ



「ジュ そうですわね~血で血を洗う~大戦争でしたわね~」ジュ



「ティ そうなのじゃ~妾は、ベヒモス君、ミナミの女王が、イフリート、


キタの女王が、フェンリル、ガルガンティアまで持ち出して来おったの~」ティ



「ジュ そうですわね~北大陸の~大森林の8割が焼け野原に成りましたわ~


其れに~南、中央、北、のエルフの三大文明が~壊滅しちゃいましたわね~」ジュ



「ティ そうなのじゃ、フレイヤの奴、怒っての~


バルキュリア達が、討伐に来おったので、中央巨大迷宮グレートダンジョン


に、逃げ込んだのじゃ~



あいつら、脳筋じゃからのう、一国程の広さの有る、巨大迷宮に入って、


出られなくなって,困っておったのじゃ~」ティ



「ジュ そうですわね~出るのに~百年程掛かっておりましたわね~


バカですから~」ジュ



「ティ そうなのじゃ~あいつら、怒って、其の後、千年程、


入り口の前で、待ち伏せてたのじゃ~妖精相手に、ずっと、プッ、プッ~


精霊達に、見張られているとも知らずに、」ティ



「ティ、ジュ プッ、プッ~ほんと、バカ、なのじゃ~ですわ~」ティ、ジュ



「ティンク、可愛い、女の子が、バカとか、


ぶっ殺すなんて、怖い言葉は、使わない方が、良いよ~」



「ティ う、うん、はい、なのじゃ~」ティ



少し、俯いて、両手を後ろに組んで、少し恥ずかしそうに、


小石を蹴って、はにかんでいる。


少し、可愛いと、思ってしまった。



「ティ ・・・・い、いかん、思い出したのじゃ~た、


タカシ、頼みが有るのじゃ~」ティ



「うん?なあに?」



「ティ ミナミとキタのピクシークイーンなのじゃが、


妾に名前が付いたと知ったら必ず、自分らにも名前を付けろと


言って来るに違いないのじゃ~


来たらで、良いのじゃが、名前を付けてやっては貰えぬか?」ティ



「うん、良いよ~」



「ティ 流石、タカシなのじゃ~理由も聞かずに一発OK


だから、タカシが好きなのじゃ~愛して居るのじゃ~


無茶苦茶にして欲しいのじゃ~」ティ



「あ、其れは、大きさが違うので、無理です。」



「ジュ そうですわね~付けないと~起こってしまいますね~


第2次妖精大戦争が~人間界を巻き込んで~


あら、あら、まあ、まあ、ティンカーベル様~マップを見ますと~


南と北の国境線に~ガルガンティアと~イフリートが~居りますわ~」ジュ



「ティ 此れは、何処かで、待ち伏せしておるのじゃ~」ティ



「・・・・人間界を巻き込んでって・・・・


まあ、良いんじゃね、名前付ける訳だし、」



「皆 ですよね~」皆



ストレージに獲物倉庫をランク別に用意して、


ジュエリーの獲物をしまった。



「ティ 次は、妾の番なのじゃ、」ティ



森の木が、後ろに下がった。


甲子園球場程の広さの広場が、甲子園球場が、10個位入る、広さに変った。



????



「ティ せ~の~ドカ~ンなのじゃ~」ティ



「エ ・・・・・・私にどうしろと?」エ



広場に山が出来てしまった。



エメルダの、声が、平らな物に成ってしまった。



「エ Bランクゴブリンキング、5体。


Aランク、オークキング、1体。Bランク、オークジェネラル5体。


Dランク、オーク、500体。


SSランク、15m越え、アイアンゴーレム20体。


SSランク、15m越え、ゴールドゴーレム、3体。


神話クラス、20m越え、ミスリルゴーレム5体。


神話クラス、25m越え、オリハルコンゴーレム1体。



神話クラス、100m越え、ナーガ、5体。


神話クラス、40m越え、邪竜、3体。


SSランク20m越え、ヒュドラ、6体。



Sランク、4m越え、オパールアゲハの蛹、500体。


Sランク、4m越え、トパーズアゲハの蛹、200体。


Cランク、4m越え、ビッグクラブ、1000体。



Ⅾランク、ポーション草、1トン


Cランク、5m越え、キング、すっぽん、1000体。


Dランク、知恵の果実、1トン。



古代文明のお宝、一山。


って、金額に出来るか~いっ!」エ



「マ ・・・・・・」マ



しゅ~~マリー、終始無言、



「ジュ ティンカーベル様、妖精軍団を、使いましたわね~


其れも私用で、いけませんわよ~」ジュ



「ティ 何を言うのじゃ~妾の軍団なのじゃから、必要に成ったら、


使うのは、当たり前なのじゃ~


其れと、ベヒモス君を使ったのじゃ~


皆、ぶん殴って、殺したから、痛みは、少ないのじゃ~」ティ



「うん、うん、ティンク、良く頑張ったね~


良い娘、良い娘~」



ティンクの頭を撫ぜると、



「ティ え、えへへへへ~なのじゃ」ティ



「ジュ 本当に、タカシ様は、ポチちゃんと、ティンカーベル様、には、


甘いんですから、ぷんすかぷん、ですわ~」ジュ




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ