-27話ー 酒宴の翌朝
ピピピピ・・・・・
『リ マイダーリン、朝でっすよ~っス~』リ
う、うう~ん、お早う~リリー、うっ、頭痛~
『リ 昨日も、良く飲んだっスからね~楽しかったっス~
ダーリンの弾き語り、カッコ良かったっス~』リ
『有難うリリー、さて、んん?目を開くと、又目の前に赤い毛が?
女の子の一番大事な所が、目の前に広がっている。
デジャブ~?また、太腿で頭を挟んでいる?
俺は?うん、うつ伏せだな、腰に誰か、抱き付いているな、
お尻に胸の柔らかい、感触が、
俺の頭を太腿で挟んでいるな、動けん、
俺は、頭をクイッ、クイッと動かして、拘束を解いて、
少し顔を上げた。』
ばら、ばら、ばら~っと頭から何かが落ちて行った。
『お~ティンクと、其の一味が落ちとるわ~何か、全裸だし、大股開いているし、
皆、小っちゃいけど~部品は揃っているんだよね~
顔も美人揃いだし~』
赤い茂みの向こうには、双丘が、
『無いね~?ぺったんこ?洗濯板?
まあ、申し訳程度には膨らんではいるな、胸の向こうには、
燃える様な赤い、ショートヘアー、』
12~3位の見知らぬ少女だった。
「う~ん・・・・・下は剛毛なのな、」
後ろには、サファイアが、俺の腰に抱き付いている。
そのサファイアの腰にジュエリーが抱き付いていた。
俺を含めて、又また、全員全裸だ。
「何故皆裸なの、裸族?裸族なのか~?良く分らん
とにかく、頭を抜かなくては、」
「あ~ん、」
女の子は、俺の頭をあそこに押し付けた。
息をフゥ~っとはいて、太腿をなぜまわすと言う
昨日に続いての、必殺コンボをおみまいした。
赤い髪の女の子は、あっはぁ~んと、反り返って、
糸の切れた人形の様にぱたりと、力無く崩れ落ちた。
「おお~満足そうな顔で寝とるわ~」
俺は、抱き付いている、サファイアから、蛇の様にうね、うねっと
抜け出すと、立ち上がって、辺りを見渡した。
昨日の様に酒瓶が、散乱して、全員全裸で、其処らへんに転がっていた。
「か、カオスだ。・・・・・俺達って・・・・・」
今日も俺は、一人、片付けを始めた。
「さ、寂しいね」
そそくさと、片付けを終えると、皆の着替えをストレージから出して、
寐て居る娘達の傍に配って、厨房に、
大量のキャベツを刻み始めた。
『今日の朝ご飯は、お好み焼きだ。ママゾンで、お好み焼き粉と、道具一式に、
豚バラ、と、昨日使った食材一式に、お酒も昨日と同じだけ購入して、
お好み焼きの、種を用意して、直ぐに焼き始められる様にしてから、
流しでお酒を冷やした。』
「朝ですよ~皆、起きて、起きて~
皆、着替えて、着替えて~」
「「マ、エ タカシ様、おはようございます」」マ、エ
「ティ ふぁ~あ、もう朝なのか~まだ眠いのじゃ~」ティ
「サ う~ん、タカシ君と良い感じの夢を見ていたのに~
まだ、眠たいよ~」サ
「ジュ そうですわ~木に吊るされて、蝋燭を垂らされる、
極上の夢を見ていたのに、残念ですわ~」ジュ
「ア そうだぜ、其処の、兄ちゃんが、俺の為に、愛の歌を歌いながら、
美味い飯を作る最高の夢を見てたのによ~」ア
「はい、はい、又、昼寝の時に良い夢を見ましょうね~」
「皆 は~い」皆
「はい、其処、赤い髪の女の子と、ティンク、パンツを被らない、
下が、丸見えですよ~はい其処、サファイアとジュエリー、ブラジャーを顔に巻かない、
精霊カルテットが、真似して踊ってますよ~」
「サ、ア、ティ、ジュ は~い」サ、ア、ティ、ジュ
「それじゃ~朝ご飯の前にひとっ風呂浴びますか~」
「皆 は~い」皆
「ア って、此処、皆が入れる様な風呂が有るのかよ」ア
「サ ああ、赤いのは、初めてだったよね、タカシ君の銭湯は凄いんだよ、
特に、薬湯は、長年苦しんだ古傷を完治させてくれたんだよね~
しかも、ボクが一番強かった頃にまで、若返らせてくれたし~
気持ち良いし~あ~思い出しただけで、ボクもう、行きそう~」サ
「ア 何!マジか~ヴァルキュリア達には俺もえらい目にあったんだよ、
特に、スクルドの奴、俺を目の敵にして、追い掛け回わして、
尻に杭を刺しやがったんだぜ、
痛いのなんのって、変な方向に目覚めかけたぜ、」ア
「皆 ・・・・其れは、大変でしたね~」皆
俺は、銭湯のドアを出すと、
「サファイア、その娘は任せた」
「サ え~、赤いのは、短気だからな~まあ、タカシ君の頼みだし、
任せてよ~」サ
「有難う、朝ご飯の後、美味しいデザート付けるから、
楽しみにしていて、」
「皆 は~い」皆
何故か全員から、返事が、帰ってきた。
「サ 赤いの、くれぐれも、暴れちゃダメだよ、
この世に、二つと無い所だからね、」サ
「ア くろ、サファイア、俺は、そんなに暴れん坊じゃ無いぞ、
暴れたら、美味しい飯、食べれ無くなるしよ~大人しくするぜ、」ア
「サ うん、良い心掛けだよ、ボクも姉妹を殺したく無いしね、」サ
「ア マジかよ、あの、大人しいおめえが?」ア
「サ 恋は、乙女心を変えるのさ、ボクは、タカシ君に夢中だからね、」サ
「ティ サファイアだけじゃ無いのじゃ、タカシに手を出したら、
妾達、中央大森林が敵に成るのじゃ、」ティ
「ジュ 其の通りですわ、全ての妖精、精霊が敵に回りますわ、」ジュ
「ア 怖ぇ~な、心するぜ~」ア
何か、物騒な、話をしてるよ~
「じゃあ、行きますか、」
「皆 は~い、」皆
俺達は、銭湯に入って行った。サファイアが、昨日聞いた話を
赤い髪の女の子に説明している。
俺は、そ~っと男湯へ、
「あ、やっぱり、付いて来た」
俺は、単独行動を早々に諦め、女体を楽しむ事にした。
服を、脱衣籠に、入れて浴場へと、マリーとエメルダに掛湯をして貰い、
薬湯に、浸かった。
と、其処に、ティンクと其の一味が突撃して来た。
又しても、ぽちゃん、ぽちゃ、ぽちゃ、ぽちゃ、ぽちゃ、
「ティ タカシ~やっぱり、足が届かんのじゃ~」ティ
「おお~今日も溺れとる、溺れとる~」
学習しない、ティンクと其の一味である、
俺は、腕の上にティンクと、其の一味を腕に乗せて、
救助すると、近くの風呂桶を湯に沈めて、妖精達を風呂桶の上に乗せた。
「ティ 今日も助かったのじゃ~タカシ~愛しているのじゃ~
妾を滅茶苦茶にして欲しいのじゃ~」ティ
今日も、体を摺り寄せる、妖精達、顎の下を撫ぜたら、
ニャ~とか言いそうだ。
「ジュ あら、あら、あら、ティンカーベル様、そんなにはしゃいでは~
見っとも無いですよ~」ジュ
ジュエリーが入って来て、俺の前に座り、
「サ そうだよ~ボクみたいに、お淑やかにしないとね、」サ
サファイアがジュエリーの横に座って、
「ア 俺も、あそこ迄やんちゃじゃ無いぜ~」ア
と、サファイアに頭から、掛湯された、赤い髪の少女が、
ジュエリーと、サファイアの間に座った。
最後に、マリーと、エメルダが、俺の横に座った。
ポチが気持ち良さそうに、ぷかぷか、浮いている、
「ア 本当だ。凄く気持ち良いぜ、長く続いた痔が癒されて行くのが分かるぜ、
古傷も癒されて行く、ああ~気持ち良い~」ア
と自分の体を弄り出す赤い髪の少女、
「おお~悶えとる、悶えとる~」
だが、獅子丸君は、ピクリともしない、良かった~
俺には、ロリコンの趣味は無い様である。
他の子を見ると、獅子丸君が、爆発するので、赤い髪の女の子に
視線を固定した。
体が温もったので、、湯から、上がり、
マリーとエメルダに体を洗ってもらって、
今度は、大きい浴槽に、浸かった。
「うん気持ち良いね、」
他の皆は、自分の体を、洗っている、最初に、洗い終わった、
ジュエリーが、俺の正面に腰かけて、ティンクと、其の一味が、
風呂桶を持って、飛んで来た。
俺の、目の前に投下された、風呂桶を湯に沈めると、その上に、
ティンクと、其の一味が舞い降りて来た。
「どうじゃ~此れで妾達も溺れずに湯に浸かれるのじゃ~
妾、あったま良い~のじゃ~」
「そうだね、良い娘、良い娘~」
と頭を撫でると、
「ティ えへへへへ~なのじゃ~」ティ
「ジュ タカシ様は~ティンカーベル様に、優しいのですね~
私にも優しくして欲しい物ですわ~」ジュ
小指を、唇に添えて、胸を寄せる、ジュエリー、
いかん、此れは、いかん、俺は、赤い髪の女の子を探す、
「げっ!サファイアと一緒に、薬湯で悶えている」
不味い、獅子丸君危機一髪、其れを見た、妖精達が、それぞれ、
セクシーポーズを取り始めた。
いよいよ不味い、獅子丸君、爆発寸前!
「ふ、風呂から出られん、」
体を洗い終わった、マリーとエメルダが、参戦、
俺の両脇に座って、胸を腕に・・・・・
石鹸の良い匂いが・・・・・
「もう、無理~」
鼻血を噴射して、俺は、湯に沈んで行った~
「「マ、エ タ、タカシ様~!」」マ、エ
「ティ おお、又タカシが、気を失ったのじゃ~」ティ
「ジュ あら、あら、まあ、まあ、此れはもう・・・・」ジュ
「ティ 今日も、お代わり3杯なのじゃ~」ティ
「ア おお~すげ~ぜ~」ア
「サ ボク・・・・・・・ちゃったよ~」サ
「ティ 妾達も・・・・なのじゃ~」ティ
「ジュ あら、あら、あら、・・・ちゃいましたね~」ジュ
「ア なら、薬湯に漬ければ、良いんじゃね、」ア
「皆 では、私達も~
あら、
まあ、
こんなに、
うふふふふふふ・・・・・」皆