-26話ー ジュエリー・ティンカーベル・サファイヤ・赤き神竜
バーベキュウコンロの炭もいこったので、
網を乗せて、その上に付属の鉄板を乗せて、油を引き、
カットした、豚バラを炒めて、粗切りキャベツとモヤシを投入、一緒に炒める。
熱が、通った所で、そばを投入して、ほぐしながら、炒める。
最後に、ウースターソースと、焼きそばソースをからませて、
ソースが焼ける匂いがしてくれば、完成だ。
「うん、食欲をそそる良い匂いだ。」
焼き上がった、焼きそばを、紙皿に盛って、辛子マヨネーズ、
削り粉、青のり、仕上げの、紅ショウガを乗せて、完成だ。
「はい、出来たよ~皆、食べて良いよ~」
「皆 お代わり!!」皆
「お代わり、早や!」
精霊カルテットも、うん、うん、頷いている。
「あっ、ポチも混じってる。」
俺は、食べる暇も無く、次の焼きそばを、作り始めた。
此れを5回繰り返した事には、触れずに置こう、
「皆、満足出来たかい~?」
「皆 ビールが飲みたい!です、(のじゃ~)(ですわ~)(よ~)」皆
「・・・・・マリー、エメルダ、悪いけど~厨房に行って、生ビール、人数分
次いで持って来てもらえるかい?」
「「マ、エ は~い、」」マ、エ
「ヨ 妾達も、行くのじゃ~」ヨ
皆行ってしまった。お客さんは、マリーとエメルダにとても、
懐いている様だ。
暫くして、皆戻って来ると、
「ヨ タカシ~この焼きそばと言う料理に、生ビールが
とても合うのじゃ~」ヨ
「はい、焼きそばの、辛みと、ビールの、のど越しが、ベストマッチです~」
「ク うん、とても良く合うね、幸せの、のど越しだよ~
ボクやっぱり、タカシ君のお嫁さんに成りたいよ~」ク
「既に、可愛い女の子が二人居るので、無理です。」
「「マ、エ うん、うん、」」マ、エ
「ヨ タカシ~妾を花嫁にして欲しいのじゃ~尽くすのじゃ~
妾の体を無茶苦茶にして欲しいのじゃ~」ヨ
「大きさが違うので、無理です。」
「ド 私は~愛人で~構いませんわ~私を縛って、吊るして下さいまし~」ド
「違う世界の人?エロイアド?なので、無理です。」
「ヨ え~い、ならばこうするのじゃ~」ヨ
『リ ダ、ダーリン、』リ
「えっ、リリーどうしたの?」
『リは、はい、ピクシークイーンが、従魔に成っているっス~』リ
「ほえ?そんな事って有るの?」
『リ は~まず、あり得ないッス~』リ
「ク やるね~女王~じゃあ、ボクも、」ク
『リ 更に、悲しいお知らせっス~』リ
「は、はい、」
『リ 黒き神竜の娘も従魔に成ったっス~』リ
「へ?黒き神竜って、女神さまじゃ無かったの~?」
『リ はい、女神様っス~、そんな、非常識な話、私も、聞いた事無いっス~』リ
「ド じゃあ~、私も~」ド
『リ 続いて、ドライアドも従魔に成ったっス~』リ
「もう、驚きません、好きにして下さい」
なし崩し的に、従魔が、三人出来ました~
驚いて、マリーとエメルダが目を剥いていた。
「「「皆 此れで、既成事実が出来たのじゃ~(たよね~)(ましたわ~)」」」皆
「ヨ 妾がタカシの従魔、1号なのじゃ~は~っははは~」ヨ
「ド あら、あら、まあ、まあ、女王様~従魔1号は~ポチちゃんですわよ~」ド
「ヨ ポチは、ペット枠じゃから別なのじゃ~」ヨ
「ク じゃあ、ボクは、従魔2号だね、」ク
「ド 其れでは~私は~愛人3号と、言う事で~」ド
「愛人じゃ無いからね、従魔だからね、ね、」
「ヨ タカシ~お祝いなのじゃ~祝杯じゃ~ぱ~っと飲むのじゃ~!」ヨ
「皆 お~!」皆
「結局飲みたいだけなのね、」
「皆 はい!!」皆
「この正直者め!」
俺は、ママゾンで、昨日と同じだけ、食材とお酒を買い込むと、ビールと、
シャンパンを流しに、入れてから、水を張って、氷を入れて冷やした、
冷やしている間は、厨房に有る、生ビールで繋ごうか、
朝ご飯を食べたばかりなので、バーベキュウは少し、時間を空けて、
ママゾンで、酒の摘まみを買って、テーブルチェアに並べて行く、
「さっき、朝ごはん食べたばかりだから、バーベキュウは、昼からね、
其れ迄の繋ぎに、お摘まみ用意したから、お酒のあてにしてね~」
「皆 は~い」皆
「では、良く分からないけど、新しい家族に乾杯~」
「皆 乾杯~!」皆
「皆 お摘まみ、お代わり!」皆
「早やっ!」
ポテチに、チーズ、、サラミに、柿の種、ボッキーに、ベーコン、
裂きイカ、せんべい、塩ゆでした、鞘えんどう、が、あっと言う間に
無くなってしまった。
ママゾンで、同じ物を5袋ずつ、購入し、皿に盛る。
此れで暫くはもつだろう、
皆、楽しそうに、歓談しながら、酒盛りをしている、
ピクシークイーンと、其の一味は、気に入った皿を囲んで、
胡坐をかいて、座っている、ジョッキを持って飲むときだけ、立ち上がっている、
だよね~普通に背が届かないよね~しかし、小さな体でジョッキを片手で
持ち上げる力は半端ないよね~、飲んべのおっさんみたいだわ~綺麗なのに・・・・
ポチもピクシークイーンと其の一味に混ざって飲んでいる。
何だか、メタリックなのにほの赤いのは、気のせいか?
マリーとエメルダも黒き神竜の女の子と、エロイアドと楽しそうに
笑いながら飲んでいる。マリーとエメルダはチーズが、お気に入りの様だ。
既に、打ち解けているね、黒き神竜の女の子は、塩ゆでした、鞘えんどうが、お気に入りの様だ。
エロイアドは、裂きイカをバーベーキュウコンロで焙ってマヨネーズで食べている。
「うん、おっさんだな、」
「ク ねえ、タカシ君、聞いておくれよ~フレイヤがさ~名前くれるって言うから、
神魔大戦の時、頑張ったのに、貰えたのは名前じゃなくて、罰だよ罰、
やってられないよね~」ク
「ヨ そうじゃの~妾も森の中では最高位なのじゃ~
それゆえ、名付け出来る者もおらんでのう、」ヨ
「ド 女王様はまだ良いですよ~南、北大陸に6人しかいませんから~
私なんて、妹が三人いるんですから、ドライアドは、世界中に1ダース以上いるんですよ~
皆ドライアドなんですよ~」ド
「う~ん、其れは、大変だね~じゃあ君の名は、ドラ・・」
「ド 却下ですわ~」ド
「仕方ないね~じゃあ、宝石みたいに綺麗だから~」
「ド ま~」ド
「ジュエリーね、」
「皆 えっ!!」皆
俺の体から、大量の魔力が、ドライアドに流れて行くのが分かった。
ドライアドの体が柔らかい光に包まれて行く、
「ヨ タカシ、す、凄いのじゃ~ドライアドに、名付けする者等、
初めて、見たのじゃ~」ヨ
「えっそうなの?じゃ~あ、奇天烈な君は~ころ・・」
「ヨ 嫌なのじゃ~其れだけは嫌なのじゃ~」ヨ
「じゃ~あ、綺麗なピンクの君は~」
「ヨ え、えへへへへ~」ヨ
「妖精だから~ティンカーベルね、」
「皆 いっ!!」皆
俺の体から、更に大量の魔力がピクシークイーンに流れて行く、
頭がくらくらするが、酔って要るので、良く分からない、
ピクシークイーンの体が、光に包まれて行く、
「ク タカシ君、君、非常識過ぎるよ~ドライアドに、ピクシークイーン
二人に名付けするなんて、どれだけの魔力持ちなんだよ、
普通に干からびちゃうよ」ク
「ん、其処の君、確かデカかったよね、じゃ~あ
ジャイ・・・」
「ク しばくよ!」ク
「あっ、よく見ると、君の眼、サファイアみたいに、
宝石の様に美しい、濃い青だね~」
「ク えっ、ボク、恥ずかしいよ~」ク
「じゃあ~君の名はサファイアね~」
「皆 はい~?!!」皆
俺の体から魔力がどば~っと溢れて、黒き神竜の女の子へ
流れて行く、が、無くなって行く分だけ何処からか、
魔力が、補充されて行くのが分かった。が、
流石に、一気に魔力が流れた為に、俺は、目を回してしまった。
・・・・・・
「う、う~ん此処は?」
「マ あっ、タカシ様~気が付かれました~?」マ
「エ よ、良かった~もう、心配したのですよ~」エ
マリーとエメルダが、ポロポロ泣いている。
「「マ、エ 余り、心配を掛けさせ無いで下さいよ~」」マ、エ
「御免、御免、酔っ払っていたからさ~、つい、」
「皆 ついじゃありません。」皆
「サ もう、びっくりしちゃったよ~ボクに名前付けるなんて、
魔力の消費が大きいからって、フレイヤも嫌がったんだよ~・・・・
でも有難う、ボクの初めてはタカシ君に決定だよ~」サ
「間に合っているので、無理です。」
「「マ、エ うん、うん、」」マ、エ
「ティ そうなのじゃ、!無茶しすぎなのじゃ、ドライアドに、妾、そして、黒いの、
あり得ないのじゃ~しかし、本当に、嬉しいのじゃ~
タカシ~愛しておるのじゃ~、妾の初めても、お主に捧げるのじゃ~
無茶苦茶にして欲しいのじゃ~」ティ
「寸法が違うので、無理です。」
「ジュ 本当ですわ~有史以来~前代未聞ですわ~で~も~
嬉しい~ですわ~私もタカシ様に尽くしますわ~
私の初めても、タカシ様の物ですわ~私を縛って、吊るして、鞭で叩いて、
お尻を使って頂いて構いませんわ~」ジュ
「変態がパワーアップしてるよ~住んでる世界が違うので、無理です、
でも家族が、名無しっていうのも悲しいからね、不便だし~
大切な、家族だからね~名前で幸せになるなら、
命を懸ける位何でも無いさ~」
「皆 きゅ~ん!!(タカシ~)(タカシ君~)(タカシ様~)(愛しているのじゃ~)
(愛しているよ~)(愛しています~)」皆
「ティ タカシ~此れからは、北大陸の、中央大森林がタカシに力を貸すのじゃ~
妾の体と一緒に自由に使ってくれて、構わないのじゃ~」ティ
「いえ、体は要りません、サイズ違うし、」
「ジュ 森の心も~タカシ様の物~
忠誠を誓いますわ~お尻も自由に使って下さいまし~」ジュ
「ど、直球、来ました~変態では無いので、お尻は要りません、」
「サ ぼ、ボク、こんな気持ちに成ったの、初めて、タカシ君、家族・・・・
ボクの力は君の物だよ、世界の王にだってしてあげる。竜の谷のドラゴン達を
自由に使ってくれて、構わないよ、だから、ボクの初めてを貰っておくれ」サ
「二人も居るので体が持たないので、初めては要りません。」
「「マ、エ ま~嬉しい~」」マ、エ
「「「サ、ティ、ジュ タカシ君の(様の)(いけず~)」」」サ、ティ、ジュ
「さて、昼も回っている様だし、バーベキュウ、始めますか~」
「皆 は~い」皆
其れから、俺達は、テンション高く、
飲んで、食べて、歌って、盛り上がって行った。
酔っぱらったポチがティンクとその一味を捕食している。
「あっ、ぺっと吐き出したよ~ひっく、」
其の後、ジュエリーを捕食した~
「お~食ってる食ってる~あっ、吐き出した~」
「サ ポチ~ボクも食べて、食べて~ひっく、」サ
「お~今度は、サファイアも食ってるわ~ひっく、あっ吐き出した。」
「ア ぎゃはははは・・・・黒いの食われてやんの~ひっく、
お~、俺も食ってくれよ~ひっく、}ア
「お~今度は、赤い髪の女の子を食ったよ~んん~?
誰だっけ~?ま~良っか~あっ吐き出した~」
「ア 食われちゃったよ~俺、ぎゃはははは~楽しいぜ、ひっく、
飯は旨いし、酒も美味い、歌も素敵だ~もう、最高だぜ~ひっく、」ア
「サ あれ、赤いのじゃ無いか~ひっく、久し振り~でも、ボクもう、黒いのじゃ無く、
サファイアって言う名前が有るからね、其処のところ大事だからね~ひっく、」サ
「ア サファイア?!まじ?俺も名前欲しい~、ひっく、
名無しだと、恋も出来無いぜ~ひっく、」ア
「サ じゃあ~あ~其処のタカシ君の従魔に成ると良いよ~ひっく、
何方も手に入るよ~ひっく、ボク、もう、夢中さ~ひっく、」サ
此の後全員ポチに捕食されました。