-25話ー みんなと一緒にお風呂
俺は、姦しい、女の子達から、離れると、一人男湯へ、
「やっと、離れてくれたよ~此れで、一人、ゆっくりと、温泉を楽しめるね、」
脱衣籠を出して、服を脱いで入れると、浴場へ、
さあ、先ずは薬湯だね、掛湯をして、薬湯に浸かった。
「ぷは~生き返るわ~
気を遣わずに済むよ~幸せなひと時だね~」
「皆 わいわい、がやがや、」皆
「何やら脱衣場が騒がしいよ~・・・はい、短い幸せでした~」
<がらがら~>
「ヨ おお~タカシがおるでは無いか~」ヨ
「ド あらあら、まあまあ、本当~ですわね~」ド
「ク うん、タカシ君と一緒が良いよね~」ク
「君達、せめて、前を隠そうよ、丸見えだよ~」
「「「皆 見られて恥ずかしい物など、
付けてはおらんぞ、おりませんわ、いないよ~」」」皆
「「マ、エ 皆さ~ん入る前には掛湯をして下さいね~
お風呂に入る時のマナーですよ~」」マ、エ
「「「皆 は~い」」」皆
おお、マリーとエメルダの言う事はちゃんと、聞いているよ~
何か、打ち解けているし~
ピクシィークィーンとその一味が、俺の所に飛び込んで来た~
<ぽちゃん、ぽちゃ、ぽちゃ、ぽちゃ、ぽちゃ!>
「ヨ タカシーふ、深いのじゃ~」ヨ
「おお~溺れとる、溺れとる~」
お湯に飛び込んで、溺れて、藻掻く妖精って・・・・・
俺は、手近に有った、風呂桶を掴むと、一旦お湯に入れて
空気を抜いて、裏返して、膝の上において、ピクシークイーン達を乗せた、
妖精達の重みで桶が沈んで、丁度良さげな、深さに、
妖精達は、はあ、はあ、ぜい、ぜい、と、息が荒い、
「ヨ タカシ、助かったのじゃ、有難うなのじゃ、」ヨ
と、俺の胸に、顔を擦り付けるクィーン、其れを見た他の大精霊達も,
顔を擦り付けて来た。まるで、拾った、捨て猫が、甘えている様だ。
「ド あら、あら、まあ、まあ、ダメですわよ~女王様~
余りはしゃぎ過ぎるのは、見っとも無いですわよ~」ド
ドライアドの肉付きの良いおねえさんが、薬湯に入って来て、
俺の前に座った。
「ク そうだよ~女王、ボクみたいに、おしとやかにしないと、
タカシ君に嫌われちゃうよ~」ク
黒き神竜の女の子も薬湯に入って来てドライアドの横に座った。
その後にマリーとエメルダが、俺の横に座った。
「ヨ ふい~、良いお湯なのじゃ~温泉は、久し振りなのじゃ~」ヨ
「ド 女王様~何時行ったのですか~?私、知らなかったですよ~
私なんて~何時も、泉で、水浴びですよ~
温泉なんて~初めてなんですから~」ド
「ヨ うん、1000年位前じゃの~赤いのにお呼ばれしての~
お泊りに行ったのじゃ、が、熱湯での~熱いのなんのって、お肌が、
真っ赤に成ったのじゃ~アハハハハハ~」ヨ
「ク ボクなんて、生まれて、38億年、一回も入ったことが無いよ~
今日が、初体験さ~
ボク、体が大きいからさ~海か、湖位しか、
入れる所が無いんだよね~あつ、何億年か前に大地がさけた時に、
溶岩の海で泳いだ事が、有ったっけ~」ク
「熱湯って何?お肌が真っ赤って、普通に茹で上がるでしょう?
1000年前って君、いったい、幾つなの~?
って、まだ上がいるよ~、38億年って、38億歳~?ババア通り越してんじゃん、
溶岩の海で泳いだって、体が大きいって、小さく成ればいいじゃん、ね~
昔話のスケールがデカ過ぎて、付いていけん、ほら、
マリーもエメルダも、固まってんじゃんって、にこやかに笑っているよ~
俺だけ?俺だけが、付いて行けないの~?」
「ヨ ふぃ~気持ちが良いのじゃ~タカシの胸に抱かれて、タカシの
心臓の鼓動を聴いていると、心が落ち着くのじゃ」ヨ
うんうんと、頷く、精霊カルテット、
「俺、抱いてるの~この娘達?、身長30CMのイカちゃん人形みたいな、
妖精達、何か、人形抱いてうろついてる変なおじさんなの~?
俺が、抱いてるの風呂桶だよね~ね~」
「ド ふぅ~う、本当に気持ちが良いですわ~心迄、とろけて行くみたいですわ~
長年の肩こりも、ほぐされて行くのが分かりますわ~」ド
っと、両腕を膝の上に置いて、胸を寄せるドライアド、
「君、色っぽいですよ~何を狙っているのですか~?風呂桶の中で獅子丸君が、
目を覚ましたじゃ、無いですか~」
「ク ふぅ~う、うん、気持ち良いよね~2万年前の古傷が、
癒されて行くのが分かるよ~
でも、其れだけじゃ無いね~凄く若返っているよね、ボクが一番強かった頃に迄、
最高に気持ち良い~行きそうだよ~ああ~ん、・・・・・・」ク
と言って、自分の体を弄り出す女の子?女神様~?
「此れは、あかんやつや~獅子丸君、限界突破~!
ふ、風呂から出られん!」
目の前で、エロイアドが、胸を寄せて、その横で、
年頃の女の子が自分の体を弄って、「おお~、悶えとる、悶えとる~」
其れを見ていた、マリーとエメルダも両腕を膝の上に置いて、
胸を寄せ始めた。「君達迄何してるの~?獅子丸君、爆発寸前ですよ~」
更に~ピクシークイーンと其の一味達も、
胸を寄せて、セクシーポーズを取り始めた。
サイズが、小さいだけで、美人揃いだ。
「も、もう無理~」
俺は、鼻血を噴射すると、湯の中に、沈んで行った。
<ぶくぶくぶくぶく~>
「「マ、エ タ、タカシ様~?」」マ、エ
薄れ行く、意識の中で、
「ヨ お~此れが、話に聞いた、獅子丸君か~立派なのじゃ~」ヨ
「ド 女王様~獅子丸君に抱き付くのは、
お止め下さい~見っとも無いですよ~」ド
「皆 あらあら、」皆
「皆 まあまあ、」皆
「皆 こんなに、」皆
「皆 うふふふふふふ・・・・・」皆
「皆 ピクピクしておるぞ~あらあら、まあまあ、大きく・・・・・・
おかわり3杯は行けそうじゃ・・・・・・じゃあ私達も、・・・・・・・・」皆
俺は、一面に、花が咲き乱れる美しい世界で、天使達と、追いかけっこをしている。
どの天使達も、絵もいわせぬ、絶世の美女ばかりだ。
一人の天使の腕を捕まえると、其のまま押し倒して、
貪り始めた。本能のままに、何度も何度も、何度も、
快感が脳天を貫く・・・・・・・
「ん、此処どこ?」
「ド あらあら、気が付かれましたのね」ド
気を失った俺を、マリーが膝枕をして、エメルダが濡れタオルで
介抱してくれている。
「「マ、エ 大丈夫ですか、タカシ様」」マ、エ
「ああ、有難う、マリー、エメルダ、」
何故かもじもじしている、マリーとエメルダ、
「「マ、エ はい、タカシ様とっても、良かったです。」」マ、エ
「いっ!何が良かったの?」
「ヨ タカシの獅子丸君は、最高なのじゃ~
妾も何回も行ったのじゃ~」ヨ
「えっ!今、何回もって言ったよね~何回もって、
んで、何処に行っちゃったの~?
サイズ合わないよね、サイズ~何でもじもじしてるの~?
精霊カルテット迄もじもじしてるし~」
「ド そうですわね~とっても、良かったですわ~
私、初めてでしたのよ~今度は~二人きりで、可愛がって下さいね~」ド
「何が良かったのですか~?いったい、何を可愛がるのですか~?
二人きりでって~もじもじしながら言わ無いで~」
「ク ボクも、初めてだったんだよ~タカシ君、とても良かったよ、
つぼみから花が開いた様だよ~少し、痛かったけれど・・・・・
ボクを花嫁にして欲しいな・・・・」ク
「は、花嫁って、責任取れ~って、事ですか~
もじもじしながら、花嫁に成りたいって~どおすりゃ良いの~俺~」
「ヨ 妾も花嫁に成りたいのじゃ~タカシ~愛しているのじゃ~
裂けても構わないのじゃ~無茶苦茶にして欲しいのじゃ~」ヨ
「ド あらあら、まあまあ、
女王様~そんな~はしたない、みっとも無いですよ~
私は~愛人で構いませんわ~又可愛がって下されば、
其れで~構いませんわ~」ド
「「マ、エ じゃあ、私達も花嫁と言う事で~」」マ、エ
「い、いや、サイズが違うし、物理的に無理だから、
又って何?又って、俺、いたしちゃった訳~?皆を~?
って、皆、肌つやつやだし~」
『リリ~助けて~一体何が有ったの~?』
『リ そんなの、女の私の口から言える訳ないっス~
もう、皆、嫁に貰ったら問題解決っス~』リ
あ、見放されちゃった~
「まあ、其の話は、いずれ、・・・・・
朝ご飯にしようか?」
「皆 は~い」皆
「えっ、其れで良いの~?
は~い、皆、並んで~、何飲む~?」
「「マ、エ は~い、フルーツ牛乳で御願いします~」」マ、エ
「ヨ では、妾も其れで、なのじゃ~」ヨ
「ド 私も、其れで、構いませんわ~」ド
「ク じゃあ、ボクも其れで、」ク
精霊カルテットも、うん、うん、頷いている。
皆に栓を外した、フルーツ牛乳を、配って、横一列に、
俺と、ポチは、コーヒー牛乳で、皆に飲み方の、説明をしてから、
「其れじゃ~行くよ~」
皆一気に、飲み物を飲み干すと、
「皆 く~っ、う、美味い、美味しい、のじゃ~、ですわ~、ね~」皆
「うんうん、今日も見事に、決まったね、」
俺達は、服を着終わると、銭湯を出て、食堂を抜けて、表へ、
バーベーキュウコンロの、炭は、既に火が付いているので、新たに炭を足して、
いこらす、
「あっと、君達、裸足だったよね、足のサイズ、計っても良いかい?」
「「「皆 はーい、サイズって何か分からないけど~」」」皆
俺は、何時も通り、サイズを測ると、ワンサイズ上の、トレッキングシューズを、
ママゾンで購入、妖精軍団はリリーにワンサイズ上の靴を作ってもらって、
靴敷きで、調整、履いてもらった。
「みんな~親指が、靴に当たつてい無いかい~?」
「「「皆 は~い、大丈夫なのじゃ、ですわ~、で~す」」」皆
精霊カルテットうんうんう、頷いている。
「ヨ この服と言い、この靴と言い、ピンク色で、とても可愛いのじゃ~
タカシ~有難うなのじゃ~愛しているのじゃ~無茶苦茶にして欲しいのじゃ~」ヨ
「ド そうですわね~私も~此の緑色のお洋服と靴がとても気に入りましたわ~
タカシ様、有難う御座います~」ド
「ク そうそう、ボクも、このシックな黒の服に靴、とても気に入っているよ~
タカシ君有難う」ク
精霊カルテットも、うんうん、頷いている。
うん、うん、色違いの、メイド服なんだけどね、
「気に入ってもらって、良かったよ~君達を裸にして置く事も出来ないからね~」
「ヨ 妾達は魔素で、服が作れるから別に裸でうろついている訳では
無いのじゃぞ~」ヨ
「えっそうなの~?」
「ヨ 何じゃ、知らなかったのか?其れは、申し訳ない事をしたのじゃ~
タカシのその優しさが妾は好きなのじゃ~愛しているのじゃ~
抱かれたいのじゃ~」ヨ
「寸法が違うので無理です。」
「ド あらあら、まあまあ、タカシ様~有難う御座います~
お礼に私を縛らせて差し上げますわ~」ド
「そっちの人いや、ドライアドでしたか、俺は、こっちの人なので、
謹んでお断りします、」