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ー199話ー ガイア帝国  3


モモタロウ達が、ガイア帝国に到着した夜に


エレン号で、会食が模様された。


大きな机に並んで座るのではなく、少人数用の丸型のテーブルに座ると言う、


結婚式の披露宴の様な形式だ。


オリオン皇帝達は、前菜のドラゴンの赤身のローストドラゴンを食べて、


ちょっとお高い弁天ビールを飲みながら、


「コ モモタロウ殿、此の肉めっちゃ旨いのだが本物のドラゴンなのかね?」コ



「はい、人の村を襲って、村人を食べて居たアースドラゴンを退治して、


逆に食材にしています。次に出て来るメインデッシュは、


其のドラゴンをそそのかして居たエルダードラゴンと、エンシェントドラゴンを、


土の女神様が成敗された物を使ったすき焼きで御座いますね、


美味しいですよ、そしてビールに良く合います。」



「コ ほほう~って、モモタロウ殿は女神様に会ったことが有るのかね?」



「会うも何もあそこに座ってワイワイと食べて飲んで居るのが、


白の女神様と、緑の女神様、青の女神様、リバイアさんですよ、


其の正面にフレイヤ様と、お付きのバルキュリアの女神様達ですよ。」



女神様達が手を振って居る。


ちっぱい師匠が、頭を抱えながら、



「師 どうもモモは女神様に好かれる様での~


まあ、モモに何かあったら、暗黒大陸沈められるぞ~」



「コ、ガ ・・・・・・・・・・。」コ、ガ



後日、モモタロウには帝国屈指の騎士の護衛が付く事に成る。



「まあまあ、すき焼きの準備も整いましたので、


食べましょうね~あっ、カンシン準備して差し上げて、」



カンシンは皇帝と、ガマグッチ公爵に説明し乍ら、


すき焼きの準備をして行く、


やはり、出来る家宰は違う。


其れを見てメイド達は、他の人達の世話をして行く。


一糸乱れぬ行動だ。



「流石、何時も海兵隊ごっこで、鍛えて居るだけあるわ~」



此の後誰もしゃべる事なく、食器の鳴る音と、


ビールを飲む音だけが響くのであった。怖い


此の後デザートの、バケツプリンのプリンアラモードを食べ終わる迄、


此の静けさは続くのであった。


ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・


「宴もたけなわで御座いますが、此の後お休みになられる方は、


メイドにお申し付けくださいます様に、お部屋にご案内いたします。


飲み足りない方には、まだまだ、珍しいお酒や、おつまみもご用意して居りますので、


心行くまで、お楽しみ下さい。」



「皆 バンザ~イ」皆



「コ モモタロウ殿、明日妃や子供達を連れて来ても良いだろうか?


皆にも食べさせてやりたいのだが」コ



「良いですよ~人数は多い方が楽しいですからね~


無礼講と言う事で、」



「皆 バンザ~イ、バンザ~イ」皆



翌朝、人数が5倍くらいに増えて居た。


皇帝には、エレンの使って居た部屋で、休んで貰い、


高官達には高級士官用の部屋で休んで貰う事にした。


エレン号は飛空艇と言うより、シティホテルの様相と成って居た。


一杯泊まれるしね~護衛の部屋にはカプセルホテルを使って貰ったが、


飲み食いした後に直ぐに休めると、中々評判が良かった。


翌朝、


展望レストランに行くと、



「キ あっ、貴方がモモタロウ様ですね、わたくしオリオンが妻のホクトと申しますわ。


宜しくお願いしますね、此処は素晴らしいですわね。


帝都の街並みを見乍らの美味しい朝食と美味しいお茶、


心が落ち着く様な音楽、夢の様ですわ、


此のデザートと言う物が又素晴らしいですわ。」キ



と、ギガントチョコレートパフェで口の周りをチョコだらけし乍ら、


挨拶をするのだった。



「奥方様、口の周りのチョコを拭いてから喋りましょうね。


有難う御座います。朝一番良い気持に成ると、其の日一日続くと言います。


今日の日がお妃様にとって良い日であります様に、」



「キ まあ有難う。ポッ」キ



「コ モモタロウ様、わたくし第一皇女のホッキョクと申しますわ。


夢の様な素晴らしいひと時を有難う御座いますわ。」コ



「アイスキャンディーかよ~口の周りは、やっぱりチョコだらけだし~


喜んで頂けたなら幸いで御座います。


此の後も、ゆっくりとした時間をお楽しみくださいね。」



モモタロウは朝食を食べ終わると、コーヒーを飲み乍ら、


「さて、今日は帝都の散策と、女神様達と配下の皆の冒険者登録と、


ダンジョンの情報集めだね~」



モモタロウは皇帝の所に行くと、



「皇帝陛下、今日は帝都の散策と、


配下を冒険者ギルドで登録しようと考えて居りますが、宜しいでしょうか?」



「コ うむ良いよ、此のコーヒーと言う飲み物なのだが、


苦いのだが、落ち着くのう~ミルクと砂糖を入れると甘くなるし、


飲みやすくなるな~癖に成りそうじゃのう~


帝都散策中に何かあってもいかんので護衛を付けよう。


お~い!お茶じゃないサザンクロスよこれに、」コ



「サ はっ!陛下」サ



「コ 今日一日モモタロウ殿の護衛をする様に、


絶対にお守りする様に、何かあったら暗黒大陸が沈むからな、頼むぞ、」コ



「サ はっ!四天王が一人サザンクロス、此の命に代えましても、」サ



「コ うむ、頼んだぞ、」コ



「サ モモタロウ殿今日一日宜しくお願い致します。」サ



「ボインで、きれいなお姉さん宜しくね~


でも、先ずはチョコだらけの口を拭こうか」



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