ー195話ー 出発2日目 2
光の中から現れた美と戦いの女神である主神フレイヤは、
「フ タカシ君、見ぃ~つけた~
酷いじゃないかタカシ君~心配したんだよ~いきなり居なくなるんだから~
海竜に食べられたって聞いたけど、大丈夫なの~?」フ
「女神~ズ 何方~?」女神~ズ
「フ 私は主神フレイヤです。
彼方達、私の顔を忘れたのかしら~?」フ
チャララ~ンチャラララ~ン
「女神~ズ へへ~っ!忘れてました~!」女神~ズ
「フ 殴るよ、グ~で!」フ
「女神~ズ 御免なさ~い」女神~ズ
「皆 へへ~っ!」皆
「エ 所で女神様、モモちゃんにどの様な御用なのかしら?」エ
「フ モモちゃん?そのような偽名を使って居るんですね、
幾ら探しても、見つからない訳ですね、
此の子は名はヤマダタカシ、私の義理の息子です。
私の娘のフノㇲの夫ですね。
所でタカシ君、あの島で一体何が有ったの?」フ
『ポ 主はルビー姉に頭張られて飛んで行ったの~
海のドラゴンさんに食べられたの~』ポ
「俺、海竜に食べられて、深い海の底でうんちに成って、
何ヶ月もさ迷って、やっと陸に上がったら皆の事が怖くなって、
怖くて、怖くて、逃げました。」
「皆 う・・・うんち、そ、其れはハ~ドな体験をしたのね、」皆
「フ お嫁さんが沢山居るのに、戻る気は無いのかしら?」フ
「エ 女神様、モモちゃんはイ〇ポですのよ~」エ
「フ げっ!役立たずでは有りませんか~」フ
「ゲハッ!!」 血を吐くモモタロウだった。
「エ わたくしもこれだけ一緒に居るのに、まだ一度も可愛がって頂けませんのよ、」エ
「フ 此れは困ったね~此の星最強のドラゴンに頭を張られたんだ、
トラウマに成っても仕方が無いね~
暫くは様子を見るかね~使える様に成ったら・・・
こちらにも拠点を造るかね~此の話を聞いたら
皆・・・・・泣くだろうな~
タカシ君、今はモモタロウ君だね、
今回は連れて帰るのは辞めて置こう、
だけれども、君の嫁達は毎日泣き暮らして居る事も事実だ。
だから、近況を皆に報告する為にも、連絡員を一人置く事にするよ、
リリーも怒って居る様だしね~誰が良いかね~
アニタにするかね~
常識も有るし、皆には平等だし、人望も有る。
タ・・・モモタロウ君、
アニタを連絡員として君の側に置く事にするね~」フ
「アニタ~?めっちゃ怒られるんじゃ無いだろうか?」
「フ 逆だよ、めっちゃ泣かれるだろうね、
あの娘もタ・・・モモタロウ君にぞっこんだからね、」フ
「エ この男とうとう聖女を引っ掛けて仕舞いましたわ。」エ
「フ タ・・・モモタロウ君、良いね!」フ
「・・・・・」
「フ 良いね!!」フ
「分かりました。<しゅん~ん>」
「フ まあ、どちらにしても帝国に帰ってからだけれどね~」フ
「師 モモよ、お前女神の嫁が居るのか?
妾より偉いのでは無いのか?」師
「いや、何も変わりませんよでも、此の事は内密に」
「師 うむ、そうであろうの、皆の者、これよりかん口令を敷く、
喋った者は打ち首じゃ!良いか!」
「皆 は~いっ」皆
「フ タ・・・モモちゃん、此の子だ~れ?
いやに偉い様だけれど?」フ
「師 フレイヤ様、妾はルグレス帝国、女帝のアンジュ、
アンジュルグレスと申します。」師
チャララ~ンチャラララ~ン
「皆 はは~!」皆
「女神~ズに、フレイヤ様迄、土下座して居るよ!」
「エ フレイヤ様、わたくしはエレノアスタンダールと申します。
モモちゃんの冒険者パーティーのパートナーですの、
よろしくお願い致しますわ。
現在は、帝国より子爵位賜って居りますの。」
「ロ わたくしは、モモちゃんのパーティー仲間のローズと申しますの、
エレンの姉で侯爵ですの、フレイヤ様宜しくお願い致しますわ。」ロ
「女神~ズ 女神~ズで~すっ。
モモちゃんのパーティー仲間で~すっ。」女神~ズ
「配下 ご主人様の配下で~すっ、
必要が有りましたら、何でもご用命くださ~い。」配下
「ゴ お初にお目にかかります。わしは、ゴンザレスローソンと申す。
元侯爵で、現在は隠居して居て、モモタロウ殿とは義兄弟で御座います。」ゴ
「パ アンジュちゃんのパパで~すっ、」パ
「マ アンジュちゃんのママで~すっ」マ
「ネタ 女神様、私はケイトウィンスレットと申します。
アンジュ女帝陛下の従者をして居ります。
ウインスレット侯爵家の4女で御座います。
モモタロウ様とリリー様にネタ装備を頂いて痴女認定され、婚期を逃したので、
責任を取って貰って、
側室に成る予定で御座います。」ネタ
「今は俺達、暗黒大陸に交易の為に大洋を渡って居る所です。」
「フ 暗黒大陸と交易?あら、面白そうね、
私も暫くは暇だし同行するわね。」フ
「えっ?良いんですか?」
「フ 懸案事項だったタカシ君の無事も確かめられたし、
アニタも北大陸に帰ってからしか、動けないしね、
暫くは此処で、食っちゃ寝しましょうか
暗黒大陸、白そうだわ、いいわね。」
「・・・はい・・・」
主神フレイヤ様が同行する事に成った。
「でしたら、今日のおこずかい渡しておきますね、」
モモタロウは金貨が10枚入ったがま口をフレイヤの首からぶら下げるのだった。
「フ タ・・・モモちゃん私にも飛空艇1つ
作ってね。」
「はい、分かりました。帰り着くまでに1隻作っときます。」
「フ 素直な子って好きよ、どう今夜?添い寝でもしないかしら?」フ
「立たないので無理です。」
「フ そうだったわね、役立たずだったわね。」フ
「ごふぅ!!」
血を吐くモモタロウであった。