ー163話ー 地竜の里
白の女神様、土の女神様、
白の女神様の、
配下のエルダー、ドラゴン達に、ハイエルフ達
元、土の女神様の配下のエルダー、ドラゴン達に
エレンとお姉さんのズロースさんと、
ゴンザレス爺さん達に新装備を配ったのだが、
其の次いでと、新装備を配って
簡単な説明会をする事にした。
「え~っと、先ずはちっぱい師匠には、
ハート形の杖だが、
ハートの横に白い羽を付けて見ました~」
「か、可愛いのじゃ~
ま〇か☆マ〇カみたいなのじゃ!
って、ちぱっく何て無いやい!
モモ~愛して居るのじゃ~」
「はいはい、おっぱいが膨らんだらね、
形はリリーの趣味だけれど、凶悪な代物で、
上級範囲攻撃魔法の
ファイヤーストームと、爆裂魔法を
合わせて発動する合作魔法で、
ファイヤーバースト(仮名)と名付けました。
杖の素材には、竜牙を使って、
ハートは其のまま
ドラゴンの魔石を磨き出した物です。
杖を中空にして、中には
圧縮した賢者の石を封入してあるので、
リリーの計算だと、ファイヤーバーストを、
何と、100発は打ち出せる様になって居ます。
形はあれですが、神話級の
マジックウエポンになっていますよ~
鎧は、ドラゴンメイル
赤竜の鱗をふんだんに使った一品です。
軽くて丈夫、今回軍服は統一して、
女性はピンクの迷彩柄にして居るので、
師匠のはピンクの迷彩柄の
魔法少女使用に作って居ます。」
「皆 どよどよ~」皆
「次にちっぱい師匠の
おまけのジュリアナちゃんには、
ジュリアナ扇子2です。
此れも前回の扇子の2倍の大きさで、
火の鳥の風切り羽をふんだんに使った一品です。
扇子の中心部分にドラゴンの魔石と、
賢者の石をふんだんに使ったネタ・・・
神話級の一品と成って居ます。
此れも範囲攻撃魔法の轟雷と
トルネードカッターの
合作魔法で凶悪な物と成って居ります。
此れも、100発仕様です。
此方も神話級のマジックウェポンで~すっ、
鎧はドラゴンメイルのワンレン使用、
本人の為にも、顔は見えなくして居ます。
だってお嫁に行けないもの~
ワンレンのドレスは嫌味な位の
真っ赤な迷彩柄で、
真っ赤で、
迷彩の意味が有るのか~って?使用です。
特に真っ赤な迷彩柄のパンツが見えるか
見えないかって言う位のぎりぎりを攻めて居ます。
前代未聞の痴女仕様と成って居ります。」
「モモ様~私もうお嫁に行けないので、
お嫁に貰って下さいね~
ちゃんと、責任取って下さいね~」
「皆 どよどよ~」皆
「何方も、今回のダンジョンの為の
究極のネタ仕様と成って居ります。」
「此の二人に付きましては
帝国が誇る魔導士なので、
殲滅組に参加してもらいます。
他の魔導士や魔法使いの方は
連弩で魔獣に充てて貰って、
殲滅組に魔獣を倒して貰っての
レベリングを行います。
騎士組も同じく連弩で、魔獣を攻撃して
殲滅組に魔獣を倒して貰います。
連弩での命中率が、レベルアップの上昇に繋がるので、
上下に差が出ますが、
其れが自分の実力なのだと諦めて下さい。」
殲滅組は白と、土の両女神様と、
10人のエルダードラゴンの皆さん、
ちっぱい師匠とジュリアナの痴女お姉さん、
俺の護衛のポチです。
エレンやうちのメイド達も
今回は地上戦が有りませんので、
基本、連弩での攻撃と成ります。
地上50メートルの高さで遠距離攻撃と成ります。
飛空戦艦には常時防護結界を張って居ますので、
ドラゴンブレスも弾き返しますし、
一方的な狩りと成ります。
日暮れと共に狩りを終えて、
攻撃の来ない上空にて
休息しますので、日の出から
日の入り迄が狩りと成ります。
充分な安全マージンを取りますが、
強力な魔獣と命のやり取りをする訳なので、
何が有るかは分かりません。
皆さんも気を引き締めて
狩りに取り組む様にして下さい。
此の後、全員に軍服と装備を配ります。
ドラゴンメイルと、ポチ印の竜鱗剣、軍服、
下着、靴、自由時間の部屋着等々」
此の後皆に特急ダンジョンの為の
装備一式を配った。
其の後、食事をして飲み会と成ったが、
明日の朝は早いので、全員早々に就寝に付いた。
その間ポチは片時もモモタロウから
離れる事は無かった。
ぺスがモモタロウの側に来て、
ポチの匂いを嗅ぐと、其のままお腹を上に向けて、
服従のポーズを取って居た。
流石のフェンリル様もポチには敵わない様だ。
ポチはモモタロウの頭の上から、
ぺスのお腹をモフモフして居た。
翌朝、朝ご飯が終わると、点呼を取って、
名簿に名前、所属、爵位を
記入した者から乗船を開始した。
乗船した者は先ず軍人仕様のネームタグを配られて、
部屋の入口に張る名札と、カードキーを手渡されて、
自分の部屋に荷物を置きに行くように指示されている。
部屋と言っても殆どの人はカプセルホテル仕様に、
鎧を入れるためのロッカーだけなのだが、
其れでも、最低限のプライベート空間を確保している。
一人で落ち着ける時間が出来る様に配慮している。
勿論、男女は別区画と成る。
まあ、女性の方が圧倒的に多い訳なのだけれど、
下士官以上は1ルームマンション仕様の個室だ。
4,5畳が殆どだけれど、上級仕官でも6畳位だ。
女帝でも8畳程度の広さしかない。
其の分部屋数を増やした方が効率が良い訳だ。
500人乗りの所を今回は
300人程度しか乗っておらず、
かなりの部屋が空いて居る訳だが、
良い成績を残した者が優先的に
一つ上のクラスの部屋を
確保出来る様なシステムにしてみた。
長い船上生活になる為に
モチベーションを上げる為にそうして見たのだ。
4,5畳の部屋には、
シャワー室とトイレが完備されている。
6畳の部屋にはユニットバスとトイレ、
洗面台、ミニキッチンを確保している。
8畳の部屋には、風呂が高級に成って居て、
ジャグジーと成って居りクローゼット、
キッチンが装備されている。
ちょっとしたホテル仕様な訳だ。
広いだけの旧来の部屋とは違い、
小型&機能重視と成って居る。
部屋は、身分が高いほど景色の良い、
高層に部屋が有る。
白と土の両女神様、女帝、パパさんママさん、
ゴンザレス爺さん、ソフィア嬢、シドニー嬢、
エレン、ローズ女辺境伯、船長のモモタロウ、
10人のエルダードラゴン達
冒険者ギルドのグランドマスターと
各街のギルドマスター、魔法学院の学院長、
ジュリアナちゃん、学院の王族、貴族達と成る訳だ。
各部屋の其の上には、
下士官以上の展望レストラン兼ダイニングと成って居る。
下士官以上の風呂場も本船上に
50人がゆっくり入る事の出来る豪華な大浴場が、
男女別に有る。正に、小さな豪華客船と成って居る。
気球の中は、一般海兵用の区画で有り、
カプセルホテルの他、
400人が1度に食事が出来る食堂が有り、
此方も50人が1度に入れる男女別の大浴場が有る。
此方は見栄を張る必要も無いので、
町の銭湯をイメージして作られて居た。
此方も食堂が海兵達の
憩いの場所と成る様に作られて居る。
本船も、気球も、魔道発電機を装備して居り、
中はLED照明が付き中々に明るいのだ。
主要のメンバーは、荷物を置くと鎧に着替えて、
第一艦橋に集まって来た。
他の海兵は戦いが始まる迄、基本暇なので、
各フロアー等の探検をして居たりする。
「艦長、総員配置に付きました。」
「はいでは、ドサン湖に向けて発進して下さい。」
すると、配下のエルダー、ドラゴンの一人が、
「ご主人様、
私が先ぶれとして地竜の里に報告に行きましょう」
「はい、宜しくお願いしますね、」
「では行って参ります。」
そう言うとエルダー、ドラゴンの配下は、
艦橋から退室して行った。
ハイエルフ達は発進シークエンスを始めて、
やがて、エレン号は水飛沫を上げて離水した。
「現在上空50メートルです。
上空、800メートル付近から
濃い雪雲が掛かって居ます。艦長如何しますか?」
「其れでは、上空500メートルを維持、
其のままドサンコに向かって下さい。」
飛空戦艦は、上空500メートル迄上昇すると、
「現在の天候は雪、北西の風、風速約15メートル、
艦の航行に影響無し、進路東北東、
此のまま時速80キロにて前進致します。
ドサン湖到着時間およそ8時間です。」
「進路、東北東、ヨ~ソロ~」
「魔道エンジン出力80パーセント、
時速80キロに設定ヨ~ソロ~」
「地竜の里に付いたら夜ですね~土の女神様、
暗く成ったら着陸が難しく成りますので、
地竜の里の上空で一晩待機しますかね~」
「そうですね、里自体は其処迄広くは無いので、
其れが良いですね、白はどう思います?」
「貴女の里ですし、貴女がそう思うのであれば、
私くしは其れで良いと思いますわ。」
「ではそう言う事で、
地竜の里の上空に向かって頂けますか?」
「了解致しました。」
「んじゃ、到着する迄私達はもうする事も無いので、
お茶にしますかね~」
「クルー は~い」クルー
メイド達が早速お茶の準備を始めて、
大きなテーブルの上に紅茶とお茶請けを並べて行った。
お昼ご飯の弁当も食べて、
日も暮れた頃2人の蝙蝠の羽を付けた人が飛んで来た。
1人は先ぶれに行った配下のエルダー、ドラゴンだ。
「土の女神様、あの女の人は?」
「ああ、あれは新しい村長だね~」
「前の村長は?」
「人を襲って居たエンシェント、ドラゴンと、
其れを煽って居たエルダー、ドラゴンの事を
知って居たのにも関わらずに、私に報告もせずに、
罰する事もせずに放置して居たので、
食材にしたよ、」
「怖ぇ~よ!」
「そうにでもしないと、フレイヤの耳にでも入ったら、
せっかく治った私の尻がやばいのでな」
「ですよね~」
そうこうして居る内に2人のエルダードラゴンが、
艦橋にやって来た。
「土の女神様、
呼ばれて、飛び出てじゃじゃじゃじゃ~!」
スッテ~ン!とスっ転ぶモモタロウと、
クルー達、
「ドラゴンってこんな奴ばっかりかよ~!」
「で女神様、此の船は?」
「ふふん!モモタロウの持ち船だよ、
私も魔獣討伐の後に作って貰うんだ~
へへ~良いだろう~や~いっ!」
「ふん!欲しく何て無いやい!!」
「子供かよ~!」
「其れよか女神様5人の側近をクビにしたとか?」
「ああ、こいつらな、
モモタロウに作り置きして貰って居た
春迄の私のご飯を盗み食いして居たのでな、
食材にしようと、モモタロウの所迄行ったら、
モモタロウに止められてな、
でも、悔しいから側近をクビにしたら、
モモタロウに懐いてなこいつ等
モモタロウのペットに成った。」
「ペットに成ったって、
お前達、女神様にお仕え出来る事は、
私達ドラゴンにとっては最高の栄誉なのですよ!
其れが人族を主に据える等と、
何を考えて居るんですか!」
「5え~だって女神様、怒ると怖いんだもの~
モモ様は優しいしご飯は美味しいし、
もう、私達を好きにしてって感じ~
姉様もモモ様のご飯を食べたら分るよ~」5
「う~ん、こいつ等もうダメだな~」
「だろ~だから新しい側近、
ダンジョン攻略している間に見繕っておいて~」
「はい、承知致しました。
貴方がモモタロウ様ですね、
この5人はバカですが優秀なので
宜しくお願い致します。」
「はい此方こそ、今日はもう日が暮れて居るし、
村長さんも今日は止まって行かれますか?」
「はい、ではお言葉に甘えて、宜しくお願い致します。」
「では、エルダー、ドラゴンの皆、
村長さんをお風呂に案内して、
使い方を教えて差し上げて」
「5は~いっ」5
「では、村長さん今日は
ゆっくりして行って下さいね、」
「はい、お心使い感謝致しますね、
って船の中にお風呂が有るのですか?」
「はい、50人位が入れる大浴場が有りますよ」
「其れは又凄いですね、
早速入りに参りましょう。寒いし」
「ごゆっくりと入浴を楽しんで下さいね、
お風呂から出たら晩御飯にしますので、」
「はい、有難う御座います。」
「5 さあお姉様、本船のお風呂に参りましょう。」5
6人のエルダードラゴンが艦橋から出て行った。
「「さあモモタロウ様、
私くし達もお風呂に参りましょうか?」」
「は~いっ」
「お前達、交代で船の警備にあたって下さいね、」
「ハイエルフ イエス、マム!」ハイエルフ
お風呂の後、夕食と成った。
ドラゴンの里の村長が、
泣き乍らご飯を食べて居た。
此の後飲み会に突入、
「土の女神様、モモタロウ様を
地竜の里にお招きして、
住んで頂いたら如何でしょうか?」
「ん~何で?」
「ご飯が美味しいから」
「却下!」
「何でですか~?」
「私が入り浸るから」
「酷いです~私も毎日、此のご飯と、
お酒を飲みたいです~」
「フフフフフ・・・・・トップである
私の特権だな羨ましいだろ~」
「5 だから私達はモモタロウ様の所へ
転職したのです。」5
「女神様長らくお世話に成りました。
今日からモモタロウ様の所に就職します。」
「お前、食材に成る~?」
「女神様~酷いです~この世に生まれて4億年、
ただひたすらに女神様にお仕えして来たのに~
食材に成ったら美味しいご飯が
食べられないじゃあ無いですか~」
「仕方無いな~じゃあ私の従者で、
その代わり新しい村長を選出する事、良いね~」
「は~いっ!死ぬ気で新村長を選出致します。
モモタロウ様」
「はい村長、何でしょうか?」
「暖かい家庭を築きましょうね、後私、
里の総括責任者なので、
ドラゴンのお宝かっぱらい放題ですので、
結納はお宝どの位?全部?」
「また、かっぱらうのかよ!
すいません。お気持ちは嬉しいのですけれど、
俺、イ〇ポなんで、ご希望には添えません(きっぱり)」
「な、何と役立たずですの~!」
「がはっ!!」
血を吐くモモタロウであった。