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158/201

ー158話ー エルダードラゴンの活け造り? エルダー盛り?


翌朝の朝食、


「本日の朝食は、ドサン湖で取れました


シルバーサーモンの塩焼きと、


だし巻き卵、和歌山県産の南高梅の梅干し、


とっても美味しいガシラの味噌汁、


納豆、卵ご飯と味のリ、和風ドレッシングのサラダ、



食後のデザートには栗ようかんで御座います。


お茶は宇治産の玉露に成って居ります。


食後のお飲み物は配膳のメイドに、


紅茶かコーヒーかを選んでお申し付け下さい。


では今日も1日元気に過ごしましょう。



「白 モモちゃん、今日のご飯も美味しいですわね。」白



「はい女神様、喜んで頂ければ嬉しいです。」



「白 はい、今日も喜びで一杯ですわよ、


もう上機嫌で御座いますわ。


所で、そろそろ特急ダンジョン討伐の話を


緑に念話でしようと思うのですけれど、


構わないかしら?早めに連絡しておかないと、


緑が討伐してしまいますわ。」白



「えっ?ダンジョンだから討伐しても


直ぐに沸くのでは?」



「白 確かに沸きますけれど、


討伐前にダンジョンに入れば


大漁間違いなしですよ」白



「漁船かよ!


そう言う事でしたら、宜しくお願いします。」



「白 はい、お願いされました。・・・あら、


緑、此方に今から来るそうですわ」白



「えっ?特急ダンジョンに行くのはまだ先ですよ?


年が明けて夜会が終わってからなんですが」



「白 ふ~ん、ふんふん、ふん、モモちゃん、


緑がね春迄のご飯、


配下につまみ食いされて


食べ尽されたそうですわよ


配下を食材にするので、


此処で調理して欲しいって言って居ますわ


何か泣きながら怒って居ますね~」白



「何それ怖い、」



「緑 お~いモモタロウは居るか~」緑



「は~い、此処に居ますよ~


って早く無い?今の今ですよ~」



「緑 おう、此処の下にも竜脈通って居るしな、


ちょっと台所借りるぞ」緑



「台所は良いんですけど~


其のロープで縛られて居る5人は?


其の娘達も竜脈通って来たんですか?」



「緑 おう、こいつら仮にも


エルダードラゴンだからな、


地竜のエンシェントドラゴンクラスなら、


竜脈位,普通に通れるよ~」緑



「何で縛られて居るの?そう言う趣味?


其れに俺の居場所何故分かったの?」



「緑 其れはな、モモタロウには


マーキングを付けて居るからだよ~」緑



「犬かよ~!」



「緑 こいつ等、モモタロウに作って貰った


春迄の私が楽しみにしていたご飯全部


つまみ食いしやがったんだ。


で、こいつ等を食材にして


美味しい料理にしようと思ってな、


作って呉れないか?ドラゴンずくし」緑



と言って5人を


厨房に引き連れて行く土の女神様



流石に此の屋敷での刃傷沙汰は嫌なので、


モモタロウは直ぐに追いかけて行った。


厨房に行くと、5人は服を脱ぎ全裸に成って、


自分から作業台の上に仰向けに寝転がった。



「土の女神様、流石に俺の家での


刃傷沙汰は嫌なので、何とか思い留まって下さい。」



「緑 いや、許さん無理!今日のご馳走にしてやる!


ドラゴンの活け造りだ!」緑



「5 うわ~美味しそ~」5



スっ転ぶモモタロウであった。



「君達ご馳走に成ったら食べれないよ?


食べられる方だよ?」



「5 其れは嫌!食べた~い!」5



「配下1 私達は主のご飯を摘まみ食いして、


全部食べて仕舞いました。


殺されても言い訳できない程の


大変な罪である事は分かって居りましたが、


美味しくって、もう死んでも良いかなって


思って仕舞ったのです。


だから私達を美味しく料理して下さい。(ポッ)」配下1



「配下2 優しく料理してください。(ポッ)」配下2



「配下3 活け造りにして下さい(ポッ)」配下3



「配下4 女体・・・エルダー盛りにして下さい(ポッ)」配下4



「エルダー盛りってなんだよ!」



「配下5 てんぷらにして下さい(ポッ)」配下5



「ドラゴンのてんぷら何て聞いた事がねえよ!」



『カンシン~土の女神様と


配下達の朝ごはん作ってあげて~』



『カ はい、もう準備して配膳してあります。』カ



「流石はカンシン仕事が速いね!」



『カ 恐れ入ります。』カ



「まあまあ、土の女神様、


朝ご飯の準備も出来ましたので、


ご機嫌を直して下さい」



「緑 えっ、そうか?それならまあ、


あっ、でもお前ら、側近クビなっ!」緑



「5 はい女神様、お世話に成りました。


モモタロウ様此れから


いく久しく宜しくお願い致します。


私達は永遠の忠誠を誓います。」5



「変わり身はやっ!女神様は此れで良いの?」



「緑 うん、構わないよ私も頼むねっ!」緑



「此の女神、便乗して来たよ!」



「配下1 所でモモタロウ様、結納は如何致しましょうか?


私は財宝の管理をして居りますので、


幾らでもちょろまかせますが、全部?」配下1



「ちょろまかすんかい!」



「配下2 私は墓場の管理をして居りますので、


好きなだけ竜牙、竜骨、魔石をご用意出来ます。


勿論かっぱらって来ます。全部?」配下2



「かっぱらって来るんかい~」



「配下3 私は魔法具の管理をして居ます。


言って頂ければ盗んで来るんで宜しく!全部?」配下3



「盗むのかよ!要らね~よ、


女神様に怒られるよ本当に、横に居るんだからねっ!」



「緑 いや構わないよ、お宝は又貯めれば良いんだから


私も入り浸るし、私が持って来ようか?」緑



「入り浸るのかよ!


しっかしほんと~物欲ね~な~ドラゴンって」



此の後、元側近達は号泣し乍ら朝ご飯を食べて居た。



「う~ん、頭痛ぇ~」



「ロ モモ様、此方の方々は?」ロ



「はいズロースさん、


此方が先日パーティーに加入した白の女神様で、


此方が今日加入した緑の女神様です。」



「ロ 私くし昨日パーティーに加わった、


ローズ、スタンダールですわ、


エレンの姉ですの、此れから


宜しくお願い致しますわ。


白の女神様、緑の女神様、あ、其れとモモ様


私くしの名前間違えないで下さいまし、


私の名前は、ズロースでは無くローズですので、


其処大事ですので、パンツでは有りませんので、」ロ



「はい。カタロースさん」



「・・・・・」



「そして、


此方の5人が白の女神様の


エルダードラゴンの配下達です。


そして、此方の10人のハイエルフも配下達です。


此の15人が飛空艇、白銀の女神号のクルーです。


そして、さっきの爆笑コントをして居た5人が、


元、緑の女神様の配下で、


今は何故か私の配下に成ってしまった


面白アースドラゴンのエルダードラゴン達です。」



「ロ 皆様、エレンの姉のローズと申します。


宜しくお願い致しますわ。」ロ



「15 宜しくお願い致しま~す。」15



「5 宜しくお願い致しま~す。」5



「白 貴方、ズロースさんと仰いましたわね、


私くし達、此れから飛空艇の訓練に出掛けますの、


宜しければご一緒致しません事?」白



「ロ ローズです。はい、何処まで行かれるのですか?」ロ



「白 はい今日もエルフの大陸に行って、


食材・・・犯罪者を成敗に行きますの、」白




「ロ 女神様が直接成敗なさるのですか?」ロ



「白 勿論です。首を跳ねたらちゃんと、


足を持って逆さ吊りにして振り回さないと


血抜きが上手く行かないからですわ。


上手く血抜きをしないと、


味が落ちて仕舞いますからね、


他の者には任せられませんわ。」白



「首を跳ねて逆さ吊りにして振り回すんだ~


怖ぇ~」



「ロ 其れってドラゴン限定?他の犯罪者は?


でもまあ、楽しそうです事!


喜んでお供させて頂くわ」ロ



「楽しそうなんだ~エレンの姉ちゃん怖ぇ~」



「白 エルフの犯罪者は食材に成らないし面倒くさいので、


配下に成敗させますよ、で、緑は如何しますか?」白



「緑 私はゆっくり温泉にでも入ってごろごろします。」緑



「白 では、緑はゆっくりなさいな、


夜にでも温泉をご一緒致しましょうね」白



「緑 そうですね、楽しみにして居ますよ」緑



「白 モモちゃん、其れでは行って来ますね、


お弁当の方を宜しくお願い致しますわ。」白



「はい了解です、気を付けて行って来て下さいね。」



此の後する事も無いので、モモタロウは、


お茶を飲み乍ら、



『リリー』



『ハイなんスか?』



『いやさあ、今度のダンジョン討伐なんだけど、


どんな陣形にしようか考えてんだけど、


4つに分けて、東、西、南、北に


分けようかと思ってんだよね、』



『はい広い場所や、フィールドダンジョン


なんかだと良いと思うっス。


全方向に対応出来るっス。』



『まあ、ダンジョンの事は


緑の女神様に聞かないと分かんないよね』



『そうっスね~先ずは如何な


ダンジョンなのか聞けば良いっス』



『そりゃそうか、そうしたら聞きに行くか。』



『はいっス』



モモタロウは緑の女神様の所へ行くと、


当てをパクパクと食べ乍ら


ドンペイをごくごく飲んでいる緑の女神様に、



「緑の女神様、少し良いですか?」



「緑 モモタロウ君、いや~美味しいね~


当てもそうだけれど、此のシャンパンと言うやつ、


上品な味とシュワシュワ感が堪らないね~


で、な~に?」緑



「はい、今度のダンジョン討伐なんですが、


特急ダンジョンって如何な所なんですか?」



「緑 簡単に言うと全階層フィールドダンジョンだね、


結構な広さだよ、


間引くのは1階層から10階層位迄だね、


人族を連れて走ると成ると広いから其の位で、


帰って来ないと、


春が通り過ぎて雨季になっちゃうよ~」緑



「雨季って、そんなに広いんですか?」



「緑 うん広いね~、いつもだと、


アースドラゴンの私達はあまり飛べないから、


走るんだけれど、


私達だけだと60日位掛かるかな~?


人族じゃあ付いて来れないだろうしね、」緑



「1日に如何位走るんですか?」



「緑 500キロ位?戦い乍らだからね、


其処は臨機応変かな?」緑



「こりゃあかん!何か対策しないと、


帰って来たら何年も経って居た


何てことに成りかねないや、


所で如何な魔獣が出るのですか?」



「緑 そうだね~1階層~3階層迄はAランクかな?


1階層は主に草原で、


5メートル位のミノタウロスが多いね、


美味しいよ、À5ランクだね、


後は、此れも5メートル位のマンティコアだね、


何方も10匹~100匹程の群れで、


襲って来るからね、狩り概が有るよ~」緑



「いやいや、人族には無理だから~」



「緑 ほんで、2階層も草原で、そいつ等の他に、


4メートル程のグリホンだね~


皆群れで襲って来るからね~



3階層も草原なんだけれど、今までの奴と、


Aランクの8メートル程のワイバーンが


群れで襲って来るからね~



4階層~6階層は荒野だね~


4階層は、今迄で出て来た奴等だけれど、


Sランクの物が混ざって来るよ



5階層からは


Sランクのグレートコブラ15メートル位と、


Sランクの10メートル程の、


ヒュドラが出て来るね、


6階層は其のヒュドラの大型が出て来るよ、


SSランクだね、20メートル位かな~



7階層~9階層迄は砂漠だね、


砂漠だけにSSランクの


サンドワーム20メートルと


SSランクジャイアントスコーピオン


15メートルが出て来るよ



予定の最終10階層だけれど、


此処は30メートル級の邪竜が出るね、


柔らかくて味は最高だよ、、」緑



「人相の悪いゴ○ラじゃん!


こりゃあ徒歩じゃ絶対無理だよね~如何しよう?」



『リ こんな時の為の飛空艇っス』リ



『300人乗れるの?』



『リ うん、無理っス。』リ



『ですよね~』



『リ なら、作れば良いっス』リ



『えっ?作れんの?』



『リ 幸い一番大事な賢者の石


はじゃぶじゃぶに有るっス


大型のエルダードラゴンの魔石も一杯あるっス


飛空艇の基礎知識も豊富っス


うん、大丈夫っス500人乗りに


するっス。


詳細図面を引けば後は作るだけっス。


3日も有れば完成させられるっス』リ



『しかし、レベリングは出来るの?


300人だよ?』



『リ 任せて置くっス、両舷側に固定式の


連弩を150X150配置するっス。


動力は魔石で50連射出来る様にするっス。


だと船の大きさは100メートルは欲しい所っス


其れだと気球の大きさは200メートルですねっス


最大幅を25メートルにするっス


高さを50メートルっスね。』リ



『でかいな!』



『リ はい、練習が必要っス、


操舵の方はハイエルフに、頼むっス


連弩は普通の矢だと大きくなり過ぎるので、


ボウガン用の短しんの物にするっス


マガジンは扱いやすい様に円筒形にするっス。』リ



『何か目途が付いて来たね~


流石はリリーいよっ!正妻は一味違うね!』



『リ むっふ~もっと褒めて良いっスよ~』リ



『うん、リリー有難う』



『リ 正妻の務めっス』リ



「緑 モモタロウ、如何したの?」緑



「ん?はい300人、如何レベリングした物かと、」



「緑 で、如何するの?」緑



「はい、500人乗りの飛空艇を


新造しようかと思います。」



「緑 良いね~移動が楽になるね~」緑



「でしょ~ で、人員の配置なのですが、


両女神様は、左右に分かれて頂き、


全員が魔獣に攻撃した後、魔法で殲滅、


残った魔獣を配下の


エルダードラゴンの魔法で殲滅


こんな感じで良いでしょうか?」



「緑 そうですね~私は溶岩ブレス、


白ちゃんは光レーザーブレスの


固有スキルが有るから、


簡単に殲滅できますね、動かなくて良いし楽だし、


討伐の間のご飯は任せましたよ。」緑



「はい、毎日ご馳走を出しますね」



「緑 う~ん、楽しみだね~


何時もこんな討伐だったら楽なんだけれどね~


あっそうだ、私にも飛空艇1隻作って呉れない?」緑



「そうですね、ダンジョン討伐が終わったら、


引き渡せる様にしときますねっ」



「緑 楽しみにして居ますねっ。」緑



『リリー宜しくねっ』



『リ 了解っス』リ



「緑 さあて、其れじゃあお風呂に入って来るねっ」緑



「はい、ごゆっくりどうぞ、露天風呂で、


冬景色を見乍ら雪見酒何て風情が有って良いですよ、


丁度女性の入浴時間ですので、


楽しんで来て下さいねっ」



「緑 うん、そうさせて貰うよ、」緑



緑の女神様は温泉に向かった。



『リ ダーリン、ちょっと良いっスか?』リ



『うん?如何したの?』



『リ 年の瀬も押し詰まって来たので、


ここらで、


クリスマスパーティーでもしませんかっス。』リ



『えっ?12月24日何て


とっくに過ぎて居るじゃん。何で?』



『リ 此の世界は1年が14ヶ月っス。


地球の暦は通用しないっス、


大体今頃が地球でいう所の


クリスマスシーズンに当たるっス。


だから、良いんじゃないっスか?』リ



『で?』



『リ 1回クリスマスをやって見たいっス』リ



『うん、良いんじゃね、暇だし、で、


何時する?』



『リ 明日っス』リ



『じゃあじゃあクリスマスしましょうか~


カンシン~聞いてた~?』



『カ はい、ご主人様、早速準備に取り掛かります。


クリスマスって、何か分かりませんけど~』カ



『リリー教えて上げて~』



『リ はい、了解したっス、


最強のクリスマスパーティーにするっス』リ



『いやいや、最強じゃ無くて良いから、程々にね~』



『リ は~いっ』リ


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