一話 出会い
登場人物
・リョウ(主人公)
・リン
・ポチろう
あらすじ
2024/5/11
ニュースキャスター「速報です。米国航空宇宙局により、2034年11月ごろに地球に隕石が衝突されると
発表されました。隕石の直径は400km程度とされています。繰り返します...」
俺は最初は信じられなかったが、後々本当だと分かった。
5/15
国連を中心として宇宙移民計画であるPROJECT_Aを発足させた
2026/3/5
PROJECT_Aにより2万人を収容できる宇宙移民船であるAPOCALYPSE1が完成し発射された。
そして次々と宇宙移民船が作られ希望者は試験の上搭乗が許された。
しかし搭乗が許された人々はほとんどが西側諸国だったので東側諸国は反感を募らせた。
また、リョウは家族とともに徒歩で300km先の避難シェルターに逃げようとしていた。
2028/4
ついに上海協力機構加盟国は国連から脱退してアメリカに対して宣戦布告し
第三次世界大戦がはじまった。
そして数百発の各兵器が使用され、人類の90パーセントが死亡した。
リョウの家族もそのとき焼け死んだ
身近な人の死にリョウは苦しみ、自ら命を絶つことも考えたが
時間は苦しみをやわらげ、彼はひとりでシェルターへ向かうことを決めた。
俺は今300km先の避難シェルタに向かっている。
毎日焚火をしてテントを張って寝る日々を繰り返していたが
あるときそれは変わった。夜いつものように焚火をしていたときだ。
???「こんにちは!」
こんな雪の原で人と出会うとは思わないし、人としゃべることがまずなかったので
とても驚いた。しかし一人で寂しかったので同時にうれしくもあった。
リョウ「あなたは...?」
リン「私はリンっていうの」
リョウ「俺はリョウって言います。」
リン「リョウ君...よろしくね!」
リョウ「よろしく...おねがいします!」
最近人としゃべらなかった上、やけにハイテンションでくるので少し困ってしまった。
リン「いま私は避難シェルターに向かってるの!」
リョウ「俺もそうですね」
リン「やっぱりそうだと思った!なら一緒に行かない?」
今の自分には断るという選択肢がなかった。
リン「よし!夜が明けたら出発だ!」
リン曰くここから20kmくらい先に小さな集落があるらしい。
明日の夕方にはついているといいなと思ったところで、瞼を閉じた。
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