無理に結論を求めない
人によっては、倫理展開だけで、結論を書かない人がいる。
「自分の意思はないのか!」
と激怒する前に、落ち着こう。そういう人の大半は、迷っている人である。色々自分で選択枝をだしたものの、どれを選んでいいか決断できずにいて、むしろアドバイスを求めてる。
ただし、知識をひけらかいたいだけの人もいるので、こうった人へのアドバイスは逆効果だ。無難なのは、アドバイスではなく同調である。
「そうだね。難しい判断だよね。自分はこう思うけど、参考にしてね。」
判断が難しければ、こういった程度にとどめて様子を見よう。
ここでの、キーワードは『難しい判断』と『参考』だ。例え自分がこれが正しいと思っても、隠している条件もあるだろう。前提がはっきりしない議論に決めつけは反感を買う恐れがある。
意見を述べる際には、自分の考えが少数派であると思ったほうが無難だ。
「世間一般」「常識」
こういったワードは相手を追い詰めやすい。そのような回答を求められているなら別だが、相談相手は、自分の考えが世間とずれているのではと疑心暗鬼になっている。そこに追い打ちをかけると、ますます委縮してしまう。
自分が少数派だと思っていれば、無意識にでも上から目線の発言は起こらないだろう。




