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霊峰ガルダに登ろう!  作者: 静先輩
第二章 Steamガルダ編
18/28

第18話 ブラック・ビーツという、謎の命綱

 さすがに気になって、もう一度クレジットを確認した。

「Special Thanks」とか「Voice & Face Models」とか、その辺を丹念に追っていくと、見慣れない名前が目に留まる。


 Character Face Model: Black Beats


 ブラック・ビーツ。

 誰だよ。


 ミュージシャンかなと思って検索したが、まったく出てこない。

 YouTube にも動画はない。

 SNSで名前を出している人もいない。


 はてなマークだらけの頭で検索を続けていると、Twitteに、かろうじて一件、それらしいアカウントが見つかった。


 @BlackBeats_official

 プロフィール文:「韓国系アメリカ人コメディアン。ブラッド・ピットのモノマネ芸人」


 知らねえ。


 アカウント開設日は、『GARDA』配信の半年後。

 フォロワー数、22。

 そのうち半分くらいは、投資詐欺っぽいアカウントとか、botっぽい映画キャンペーン用アカウントとか、「フォロバ100%!」を売りにしてるどこかの国の観光案内アカウントとか、そんなのばっかり。


 そして、なぜかこのゲームの公式アカウントからはフォローされていない。

 いや普通、モデルにしてるんならフォローするだろ。逆じゃない?


 投稿も少ない。

 開設日のツイートの一つが、これまた引っかかる。


「しばらくアルバイトしなくてすむ。大きな仕事が入った」


 匂わせ感はある。

 あるけど、「いいね」が2つ。

 リプライゼロ。

 ファンの「おめでとう!」的なコメントも一切ない。

 フォロワー22人の中に、たぶん本当のファンはいない。


 何より致命的なのが……似てない。


 プロフィールには「ブラッド・ピットのモノマネ芸人」とあるが、固定ツイートの自撮りを見ても、かなり頑張ってもブラピ度20%くらいだ。

「ブラピの親戚の、従兄弟の、そのまた友人」くらいの距離感。


(……これ、逆じゃないか?)


 俺の中で、突拍子もない仮説が生まれた。

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