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Ex詠.2 見習い司書と食えない奴

※めちゃ止まってますが、GTA熱が再燃しているためです。

就寝前などネタ考えております。いい感じに出力できればまた、お願いします。


シェル vs 特殊ゴブリン ファイッ!

「といっても、食料を見張ってたらそんなゴブリンがくるわけないよね〜

 そんなお悩みを解決する、[★追跡]の魔法があります☆」


「マギコさん? どこに向かって説明を?」


 一人魔法図書館と呼ばれるマギコ。賢者の天恵と持ち前の好奇心、速読力でプレイヤーでもトップクラスのスキル数を誇るギルド長。

 魔導書を読むだけでなく、組み合わせて使うことでオリジナルの魔法として活用できることが、彼女の強みなのだ。


「しばらく暇だから〜、待ってる間はウタカちゃんのカフェでお茶でも飲みたいな☆」


「もう、ギルマスったら……

 仕方ないですから、ここの特産の豆粉クッキーでもつまんで待っててくださいね。」


「やっぱりワタシの見込み通り、ウタカはママ属性だね☆」


「はいはい、お茶は裏で淹れてきますからね〜」



 そんな軽口を叩きあうこと小一時間。


「ウタカちゃん! 荷物が一つだけ森方面に離れていくよ!

 動きが止まったら転移でのりこもー☆」


「ええっ!? ネームドがいるかも知れないのにですか!?」


「気づかれないくらいの近くまでだからだいじょ〜ぶ☆」


「ギルマスがいるならたしかに『だいじょ〜ぶ』かもですが……。

 責任は取ってくださいね!」


〜さらに十数分後〜


「……止まったみたい。 じゃ、いくよ〜☆」


「あぁもうギルマス突然すg」ブゥン



 転移してきたのは暗い洞窟の中。そして少し先の地面に書かれていたのは……


『おつかれさまです。 プレイヤーにはエフェクトが見えますよ。』


「し゛て゛や゛ら゛れ゛た゛〜!!!」


 ゴブリンの巣であったはずの空間には、残飯の山と、今回盗まれた袋が残るのみであった。


「ぐぬぬっ! ネームドゴブリンめ!

 このマギコ様の名にかけて、絶対とっちめてやるんだから!!」


 憤慨するギルマスを横に、首を傾げるウタカ。


(でも、なぜここにはゴブリンがいないのでしょう。

 巧妙に隠れているのか、まさか転移なんて使えないでしょうし……)


 一杯食わされたシェルの二人が引き返すのを見て、お腹一杯のねずみがチュウと鳴いたのであった。

次話からまたクラウ視点に戻ります。


はたしてどうやってゴブリンを匿ったのか。

気になる方はブックマークしてお待ちいただけると喜びます!

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