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偽りの学校生活 恋日可恋の物語  作者: リィズ・ブランディシュカ
第1章
3/12

第3話 涙もかれて



 屋上に呼び出されて、身の覚えのない事を罵倒されたり、因縁をつけられたりしたあと、私は一人で校舎裏にうずくまっていました。


 もう、涙も出てこないんです。

 泣きたいくらい辛いのに、それをするともっとしんどくなるから。心が動かなくなってしまいました。


 そのまま地面とみつめあっていると、ふと影がさします。


「そんなところで何やってるんだ?」


 聞き覚えのある声に顔をあげると、私のクラスの担任になった先生でした。


 私はとりあえず「いえ、何でもないです」と、答えます。

 相談しても、先生に何かできるとは思えなかったから。


 けど、先生は冷たい態度をされたのにもめげずに「落ち込んでんのか?」と更に話しかけてきます。


「そんな事ないですよ」

「こんな所で一人でいたのにか? それは無理のある言い訳だな」



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