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偽りの学校生活 恋日可恋の物語  作者: リィズ・ブランディシュカ
第3章
10/12

第10話 真実



 職員室から話し声が聞こえてきます。

 先生に聞いてほしい頃があったから、だから先生にあいたかったから、それだけなのに。


 話しごえが聞こえる。

 耳を塞ぐまえに、その情報は私の心の中に飛び込んできました。

 聞いた事のない口調で、先生が他の教師達と喋っています。


「馬鹿な生徒だよな~、騙されてる事もしらずに」


 どうして?

 嘘だって言ってください。


「イジメが公になったら大問題だ。やけになってマスコミに涙目でうったえかけられてもしたら、たまんねぇよ」


 そんなのありえない。

 そうですよね?


「恋日の奴、見た目だけは良いから、悲劇のヒロインとして担ぎ上げれられると面倒だからな」


 うそ。

 うそ。

 うそ。


 私は教師達の笑い声を聞きながらその場から走り去った。



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