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Memorial gear  作者: かいり
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運命の歯車


この世界に本当の意味で自由はあるのだろうか?

この世界は運命というものに縛られてるのではないか?

人々が普段自分の意志で決めていると思っている全ての事

人々が自分の物だと信じて疑わない感情

そして、人々の生や死

それら全てが産まれるずっと前から決められていた事だとしたら?

例えば大切な人の死が見ず知らずの他人が気まぐれで決めたものだとしたら?


僕はそんな運命を造った奴を許すわけにはいかない


でも、僕の命はここで終わり

悔しいけれども、もう身体がいうことをきかない

これも決められていた運命なのか?ならば抗うことで運命を、乗り越えられるのか?

否、抗い生き抜いたとしてそれも最新から決められていた運命

全てが決まっているのだとしたら僕にできる事は一つ


「……君は悪くない、こうなる運命だったんだ」

目の前で泣いている君が少しでも前を向けるように

「$%:@?&!!」

駄目だ耳までおかしくなってきたみたいだ

最後くらい思うようにいかせてくれないものだろうか

そういえば君とは長い付き合いだった

これは【メモリアル・ギア】の力なのだろうか、それともただの走馬灯なのか、街から出たときの事が鮮明に思い出される……

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