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親友の想い人が俺に告ってきた件について

作者: ぴーち

俺、高宮凛の親友、堺広斗には想い人がいる。


高校に入学してから出会った暁美琴だ。


美琴とは同じクラスで席が近かったこともあり3人で


よく遊びに行ったり、昼休みは一緒にご飯を食べたり、


良き親友だった。一生この時間が続けばいいなと思った。


きっかけは高2の夏だった。広斗に相談を持ちかけられた。


「凛、俺美琴のこと好きなんだ。だから協力してほしい。」


そうだったのか…全然気付かなかった…


「わかった。協力する。その代わりちゃんと成功させろよ?」


「おうよ。任せとけ。」


純粋に応援しようと思った。俺は美琴が好きではなかったから。


授業中はその事で頭がいっぱいだった。どうしたらあの二人がくっつくか。


言い忘れてたが美琴はかなりの美人だ。結構な頻度で告られているが全て断ってるみたいだ。ついこないだはバスケ部のイケメンキャプテンに告られたがいつも通り振ったらしい。


「凛?どうしたの?さっきからぼーっとして」


「ん?あー美琴か。まあちょっとした考え事をな」


「何?もしかして好きな人とか?」


「んなわけねえだろ。そーゆう美琴はどうなんだよ?」


「私?私はねー」






「凛が好き」






「………………は?いやいやからかうなって」


「ホントよ?」


うっなんだよその上目遣いは…どーゆうことだよ…


美琴は俺のことが好き?理解が追いつかない。


「なあそれって…キーンコーンカーンコーン


「明日小テストだからなー復習しておけよー」


「あー腹減った凛、美琴昼行こうぜ 」


「そうね。私もお腹空いたわ。」


「おーい凛?どうした?早く行こうぜー」


「お、おうそうだな」


聞くタイミング逃した…さっきのって本当なのか?


だとしたらやばいぞ親友の想い人なわけだし…とりあえず断ろう。


(なあなあ…こないだ美琴がバスケ部のイケメンに告られた時、好きな人がいるって言ったらしいぜ。俺だったらいいなぁ)


(そ、そうなのか?お、お前と話してる時が1番楽しそうだしやっぱお前のことが好きなんじゃないか?)


(マジで?やべーどうしよデート誘ってみようかなー)


「ねえ。さっきから2人でひそひそ何話してんの?」


「べ、別に?なあ?凛」


「お、おうなんも話してないぜ?」


「なんか怪しいわね…まあいいわ早く行きましょ」






キーンコーンカーンコーン


さよならー気をつけて帰れよー


「やべ俺今日バイトなんだわ先に帰るわじゃあな」


「おうまた明日」


「バイト頑張ってね広斗」





「なあ」


「どうしたの?」


「さっき言ってたことは本当なのか?」


「凛のことが好きって話?」


「ああ。本当なのか?それともからかってるだけなのか?」


「もちろん本当よ?」


まじか…やっぱり本当だったのか。でもなんで俺なんだ?


一緒にいる時間で言ったら広斗も同じはずだぞ?


「なんで?って顔してるわね。付き合ってくれたら教えてあげる。でどうなの?凛は私と付き合ってくれる?」


「…………ごめん。美琴とは付き合えない。」


「ふーんやっぱりね。」


「俺美琴は別に好きじゃ…「広斗のことでしょ?」…え?」


「広斗私の事好きなんでしょ?知ってるわよ。」


「な、なんでそれを?」


「この間広斗が凛に相談してたでしょ?聞いちゃったのよ偶然。昼休みのひそひそ声も丸聞こえだし。」


「ま、まじかよ…」


「だからって私は凛を諦めるつもりは無いわ。好きじゃないなら振り向いてもらうためにアプローチするだけ。」


「ちょっと待ってくれ。アプローチって広斗にバレたらどうすんだよ。」


「ちゃんとバレないようにするわ。万が一バレたらその時は素直に言うまでよ。」


おいおい俺は一体どうしたらいいんだよ…

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