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[東方] 白黒信夢録  作者: 古明地白根
第一章 白と黒
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第二話 居酒屋 博麗 準備中の裏

宴があると知らされてから早三日。

今日が宴の開催日らしい。

その準備の為に白根こと僕は朝から買い出しに出されていた。


白根「ぜぇ…ぜぇ…なんで、早めに言ってくれないかな?霊夢?」


霊夢「仕方ないでしょ。あいつらは宴……(というよりかは酒)に目がないんだから。」


霊夢には全然疲れている様子は無い。

そりゃそうだ。霊夢は朝から僕に命令するだけ命令して、自分はお茶をずっと飲んでいるのだから。

……なんで、子供なのに酒を大量に買ってこなくちゃならんのだ。

暇な霊夢が行けば良いじゃん。

人里まで五往復させられた。


霊夢「まぁ、お疲れ様。あとは食材ね。といっても、ウチにはそんな余裕は無いから……白根!!」


急に大きく呼びつけられた。

何なんですか?

僕はもうヘトヘトです。


霊夢「ちょっくら出掛けてくるわ。座敷の掃除しといて!!」

そう言いつつ、高速でどこかに飛んでいく霊夢。


白根「……僕が宴の主役なんだよね?」

一人残された白根。

掃除の為に雑巾とたらいは既に用意されていた。




~一時間後~


霊夢「ただいまーー!」

空から大きな声が。

空を見上げると、とんでもなく大きい風呂敷を持った霊夢がいた。

霊夢「食材はこれで良いわよ。さ、作っていく!」

中身は全て食材だった。


白根「どこから、こんな大量の食材が……」


霊夢「企業秘密。」

にっこり笑いながらそれだけを告げられる。


怖い。

単純に怖い。

笑いながら言わないで。




そして、その後の料理番は僕だった。

全て僕が料理した。

霊夢は手伝ってくれなかった。

腕が痛い。

腰が痛い。

身体が軋む。

そんな調子で上の文面が片言。


霊夢「さてと、私が狩ってきた食材でどんな料理になったか……楽しみね。」


横でぶっ倒れている六歳の目の前で言わないでください。

あと、買ってきたんじゃないの?狩ってきたの?


……この世界の人って行動がおかしいよね?


霊夢と魔理沙だけだと願いたい。

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