プロローグ Final
あの後、青ざめていた女性から何故か僕も含めてキノコについて説教を食らう羽目になった。
魔理沙「白根、さっきのをな、プラシーボ効果っていうんだぞ。」
反省していないんだね。
霊夢「違うわよ!!ノーシーボ効果よ!!」
そっちにツッコミを入れたか……
※プラシーボ効果:何も効果が無い、あるいは良い効果が有るものを摂取、又は使用する時に使用者が効果が有ると信じこむ事によって良い効果が現れる、より良い効果が現れる精神的症状。
※ノーシーボ効果:プラシーボ効果の正反対に当たる。
魔理沙「説明は終わったかー?」
霊夢「誰に対しての説明よ?」
魔理沙「というか、この幻想郷でプラシーボやらノーシーボやらの言葉まで幻想入りしてるんだな……」
霊夢「永琳から聞いただけでしょ。……話が脱線しているわ!!何でこんな所に里の子供が居るのよ!?」
魔理沙「んなもん、連れてきたに決まっているだろ?」
霊夢「普通に拉致じゃない!……君、家は?」
白根「無い。」
霊夢「そうね……無いのね……って、無い!?」
白根「だって、起きたら、この家の裏に居たんだから。」
霊夢「……名前は?」
白根「シラネ。」
あ、デジャブ……
霊夢「はぁ!?知らない!?……分かった。この子、何かしらの魔物に襲われて、記憶が失われたのね。……よし、この子は私の神社で預かるわ。魔理沙、悪いけど。」
魔物って何ぞや?
あと、話がぶっ飛んでいませんか?
魔理沙「まぁ、ここよりかは安全かもな。」
と、言うと、直ぐに霊夢は僕を担いで玄関から飛び出した。
白根「ちょっと待って!?なんか飛んでない!?」
飛び出したの延長で霊夢は僕を担いだまま飛んでいた。
霊夢「邪魔したわね!魔理沙!」
魔理沙「また、来いよーー。(よし、パチュリーには悪いが、本は暫く借りパクだな)」
白根「話を聞いてくれーー!!」
霊夢「うるさいわよ。(何か魔理沙に対して説教し忘れているような……)」
そして、そのまま霊夢が住んでいる場所、博麗神社に強制的に連れていかれた……
僕、高いとこ、苦手なのに……
魔理沙「……白根って不思議な奴だよなぁ。なんで、普通の人間がこんな瘴気の塊みたいなこの森の奥深くに居たんだ?……後々、面白くなるだろうな……」
霊夢を見送った後、魔理沙はそう呟き、少し笑みを浮かべながら家へと戻っていった。
この話でのプロローグが終わりました。
読んで下さった方は是非、感想等をお願いします。
始めたばかりなので、かなり下手で、ぐだぐだな内容ですが、見守って頂けると幸いです。
白根の事情により、話の中で読みにくい、理解しがたい内容が有るかと思われます。
それらにつきましては設定の都合がありますので、ご理解の程よろしくお願いします。
また、作者が学生というのもあり、投稿スピードが変則的になります。
その点もご理解頂けると嬉しいです。
それでは、第一章が出るまでお待ち下さい。
読んで下さり、ありがとうございました。