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第拾捌話

【こころ龍之介】

「桜子、どうした?」


【桜子】

「くらら先輩の身体が光を発しだして・・・」


【こころ龍之介】

「光子化が始まったか。ミハエル、早急に箱をステージに用意して」


ミハエル、ステージに箱を用意する。


【こころ龍之介】

「くららちゃん、時間や、元の時間に帰る・・・。皆んなに挨拶して」


【くらら】

「みんな、今日は楽しかった。リュウくんをお願いします」


くらら、ぺこりと頭を下げる。

こころ龍之介、写真を押し付ける。


【こころ龍之介】

「これ、持って行って」


こころ龍之介、くららを抱き抱えるとステージの上まで駆ける。

くらら、発光が徐々に激しくなる。


【くらら】

「また、会えるかな?リュウくん」


【こころ龍之介】

「あぁ、未来の何処で・・・」


くらら、発光が更に激しくなる。

こころ龍之介とくらら、ステージ上に到着。

ミハエル、箱を開けて待ち構える。

こころ龍之介、くららを降ろす。


【こころ龍之介】

「さぁ、入って」


くらら、こころ龍之介の頭を掴み、抱き寄せると

唇にキス。


【くらら】

「さっきのも、約束だよ。待ってあげるんだからね!」


【こころ龍之介】

「あぁ、約束する。時間だから、閉めるよ」


こころ龍之介、箱の扉を閉めだす。


【くらら】

「リュウくん」


【こころ龍之介】

「何?」


隙間から、顔の一部だけが見える。


【くらら】

「ダ・イ・ス・・・・」


箱、完全に閉まると、隙間から最大の光を発する。

そして、何もなかったかの様に静かになる。


【ミハエル】

「行ってしまわれましたね、先生」


【こころ龍之介】

「あぁ、久しぶりに会ったが、やっぱり無敵の女神だな・・・」


【ミハエル】

「17歳であの風格、ただものじゃないですね。先生が主人公を演らせるの、私は理解(わか)ります」


【こころ龍之介】

「ミハエル、大座談会終わったら、ガブリエラと一緒に今晩付き合え、オールで飲むぞ」


【ミハエル】

「かしこまりました、先生」


ミハエル、ウインク。

こころ龍之介、ステージを向き。


【こころ龍之介】

「会場の全キャラクターの皆さま、本日はお忙しいなか、集まって頂き、まことにありがとうございました。お楽しみ頂けましたでしょうか?少しでもお楽しみ頂けましたら、作者としては幸いです。非常に名残り惜くはございますが、只今の時間を持ちまして、ブログ名変更記念、第1回大座談会をお開きとさせて頂きます。本当にありがとうございました」


会場一同、大拍手。


【こころ龍之介】

「また、読者の皆さま、ここまでお読み下さりありがとうございました。只々、感謝でごさいます。全キャラクターの皆さま、お読み下さいました読者さまにも拍手を!」


全キャラクター、読者さまに向け大拍手。


【こころ龍之介】

「最後に全キャラクターで、一本締めを行いたいと思います。真、音頭を取ってくれる?」


真、ステージに上がる。


【真】

「それでは、“禁断のくらら”の成功を祈りまして、お手を拝借。よぉーーっ」


パン!


【こころ龍之介】

「ありがとうございました。真、音頭ありがとう」


真、手を挙げて応える。

会場一同、大拍手。

キャラクターの一部、次はないのかーと質問。


【こころ龍之介】

「ありがとうございました。次にするとすれば、嬢の帰還の打ち上げでやりたいと思います。それまで精一杯、演って下さい。それでは、あちらの出口より退出願います。お土産も持って帰って下さいね」


会場一同、大拍手の後、暫くしてから退場していく。


こころ龍之介、出口に先回りして、全キャラクター、一人一人に頭を下げ、お土産を渡し握手をする。


【桜子】

「先生、私達は高校生ですので、ここで失礼します。2次会楽しんで下さいね」


【こころ龍之介】

「うん、ありがとう。桜子、君の主演作のイメージこれやから、走り書きやけど読んで、またイメージ膨らませといて。それから、ベス、進行手伝ってくれてありがとう。助かった。あと、みんな、土産持ったか?“ヲタロウテ“”のケーキも入ってるからな。」


“はねくみ”、やったぁと騒ぐ。

“はねくみ”、『先生、海楽しみにしてるねー』と言って、手を振り退場。


【“ケルベロス”タケ】

「先生、今日は楽しかったです。俺達はお嬢さんがたの警護してから、散会しますのでご安心を。2次会楽しんできて下さい」


【こころ龍之介】

「タケ、ジョージ、そしてミツル、頼んだよ」


こころ龍之介、ニカっと笑い、グッジョブ・サイン。

“ケルベロス”の3人、ニカっと笑い、グッジョブ・サインをして退場。


【隼人鉄心】

「先生、あっしらは京都まで帰るので、これにて失礼します。藍の事、よろしくお願いします」


【こころ龍之介】

「こちらこそ、今日は目の前で鮪をさばいてくれて、ありがとうございました。次回は奥様とご一緒下さいね」


“佐津眞”一行、深々と頭をさげ退場。


【ハルナ】

「先生、お疲れ様。今度、ご飯連れてってね。ウチらも今日は帰るわ」


【こころ龍之介】

「うん。今日はありがとう、ハルナ。それから、シズク、モデル修行がんばるんだよ」


シズク、頷く。

ハルナ&シズク、『どっかでお茶しよー』って言いながら退場。


【ガブリエラ】

「先生、今日は大変楽しいパーティーに誘って頂き、ありがとうございました。ヨシュア王に報告させて頂きますね。また、是非、薔薇の咲き誇る都ローゼンヌにも、お越しください」


【こころ龍之介】

「ありがとう、ガブリエラ」


【ガブリエラ】

「私とミハエル以外は、ここで失礼させて頂きます。私とミハエルは後ろで控えてますね」


“マルスの盾”、騎士らしく礼を尽くして退場。


【メイド長・愛琉】

「先生、会場の片付けも終わりましたので、これにて失礼します。それから、先生、大人のデートのお誘い待ってますね♡」


【こころ龍之介】

「あわわっ。本当に助かりました。」


こころ龍之介、封筒を渡す。


【こころ龍之介】

「これで、帰りに何かみなさんで食べて下さい」


【メイド長・愛琉】

「お心使い感謝します、先生♡」


“ヲタロウテ”一行、深々と頭を下げ退場。


【鉄】

「リュウ、ほな行こかー」


【真】

「何処行くんだ?リュウ」


【こころ龍之介】

「お前ら、今日はありがとう。JJ、おススメんとこ連れてってよ」


【JJ】

「何さぁ、リュウちゃん。まぁ、いつもの事だから、いいけど。あんまりリュウちゃんは食べてなさそうだから、ダイニングバーでいいよネ?南堀江だから、歩いていくヨ」


【こころ龍之介】

「何て店なん?」


【JJ】

「グランドクロス」


【ミハエル】

「聞いた事あります。確か、うちのパティシエが大絶賛してた店ですね。そーだ、先生、“ヲタロウテ”のパティシエ、呼んでいいですか?アレン=ベルアール」


【こころ龍之介】

「いいよー」


【ミハエル】

「きっと喜びます」


【こころ龍之介】

「ちょっと、会場スタッフに礼言ってくる。きみら、先に出てて」


こころ龍之介、会場の中に入る。


【こころ龍之介】

「すいませーん、関係者・スタッフ全員集まって貰えますかー?」


裏方、全員集まる。

こころ龍之介、チーフディレクターに封筒を渡す。

こころ龍之介、深々と頭を下げる。


【こころ龍之介】

「今日はありがとうございました。チーフに今打ち上げ代金渡しましたので、皆さん楽しんできて下さい。また次回も頼みます。ではもう一度になりますけど、一本締めで、締めたいと思います。お手を拝借っ、よーーっ」


パン!


スタッフ、大拍手。


【こころ龍之介】

「ありがとう、ございました。私はこれで失礼します」


こころ龍之介、会場から退場。


“三獣士”とガブリエラとミハエル、バー“Zoo”の前でこころ龍之介を待っている。

こころ龍之介、店から出てくる。


【こころ龍之介】

「お待たせ。ほな行こっ」


ガブリエラ、こころ龍之介の左腕に手を回し、腕を組む。


【ガブリエラ】

「先生、たまには私をエスコート下さいな」


ガブリエラ、にっこり微笑む。


【こころ龍之介】

「そだね、それも悪くないな。行こう、みんな」


こころ龍之介、“三獸士”、ガブリエラ、そして、ミハエル、南堀江“グランドクロス”を目指し歩きだす。






ー了ー

“大座談会”終わりましたー。(正確にはリライトですが・・・(^^;))

読み返してみて、あー、こんな事やってたんや、俺。とか思いました。

ガチな話、抽選会はホントに作家友達を証人として立ち会って頂き、抽選したのです。

その時感じたのは、主役貼れるキャラは“持ってる”という事でした。

運が強いんですよ、ホンマ。(^^;)


第二回大座談会やるとしたら、“禁断のくらら ~嬢の帰還~”の完結後ですね。

お付き合い下さいね。m(__)m


今度は、catalkの湊斗やキャシー、トゥエルブの貴文美、サヨナラより優斗達も出てもらう予定です。


長々とお付き合い下さり、ありがとうございました。m(__)m


皆様の御多幸をお祈りして。


こころ龍之介


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