光が
光が、
光が、雲からあふれている
山の向こうの、あの山の上
白く薄い雲の上から
まばゆい光が
しろい光が
手のひらからこばれ落ちる水のように、あふれています
雲からあふれてこぼれた光は
澄んだ湖のように青い空へと、音を立てずに注がれています
そして
注がれた光をたくわえて、青い空が輝いています
深い緑の山の上の
淡い白の雲の上から
まばゆい光が
しろい光が
滝のように
霧のように
青い空へと、こぼれています
そしてこの青い空は
その光をたくわえて
産声をあげるかのように輝いているのです——
拙作をお読みくださり、ありがとうございます。
批評批判大歓迎です。もっと私自身の思い描く世界を表現したいので、感想酷評、友人への紹介も期待しています。
長編の作品を幾つか載せる予定ですが、いずれもまだ修正中ですので先は長そうです。
少なくとも月に一度は、短編や童話や詩を載せるつもりなので、気が向いたらお読みください。
繰り返しますが、本当にありがとうございます。