6話革命部の危機
ー前回のあらすじー
いよいよ作戦を実行した革命部。多数の一年生たちに良い印象を与えることができ、作戦は大成功であった。しかし1人の一年生に裏切られてしまい、学校にバレてしまい、椿は放課後の学校にに呼び出されたのだった...
ー人物ー
織田 椿
身長 158 cm
クラスでも小柄な男子。生徒会副会長をしている。勉強なら数学が好き。正義感が強い。
星野 海斗
身長166cm
生徒会長を務め、成績優秀で容姿端麗。学力は学年1位2位を競う天才。意外と涙もろいところがある。
雨宮 雄大
身長167cm
普段は静かで冷静。たまにおっちょこちょいな時がある。責任感が強い。
幸田 蓮
身長163cm
クラスではツッコミ担当。穏やかな性格をしている。勉強が苦手。
瀬戸 彰人
身長166 cm
明るい性格が特徴。関西弁をとても使う。椿とは中1の時から友達。
磯貝 大和
身長162cm
転入生として3学期から転入。とても賢く天才と言われる。大人びていて冷静なタイプ。
山倉先生
この学校の高等部の生徒指導の教師。椿とは中1の頃から親しみがあり、よく話している。普段は図書館にいる。
林先生
この中学校の副校長。理事長と連携を組み中等部の劣悪な待遇を加速させている。山倉先生とは対立関係にある。
理事長
この学校の創設者。高校だけでは収益が足りなくなり中学校も設立。中等部の劣悪な待遇について立案した。
僕(椿)は革命部の代表だ。今日の朝、一年生に対する作戦は大成功で、ほとんどの一年生を味方につけることに成功した。しかし一部の一年生により教師たちに密告されてしまったらしい。非常にまずい状況だ。
ー放課後の職員室ー
林先生「これは何事だ!?3年生の一部が革命を起こそうとしているのか!?」
西谷先生「そのようです。織田と星野が首謀者だと思われます!」
林先生「理事長様の意向に従わない野郎たちか...中等部などお金さえ搾取できれば良いだけなのに..」
「徹底的に鎮圧しろ!!」
僕は1時過ぎに学校に到着した。教室に入ると...
教頭の野川先生、生徒指導部長の鳩山先生、生徒指導部の西谷先生、担任の小山先生がいた。
僕はこの時、“終わった”と思った。僕はイスに座ると小山先生から強く睨まれた。
小山先生「あなた何したかわかってる?何が“革命”ですか。理事長先生に逆らう気ですか?」
僕はこの時悟った。この中学校は理事長に洗脳されていると。
椿「確かに革命は起こします。もちろん暴力などは使いません。」
小山先生「理事長様や我々教師に逆らうことには変わりありません。」
西谷先生「それで参加者は誰だ?」
僕は緊張しながら言った。
椿「僕だけです..!」
西谷先生「星野もいたと聞いている。本当のことを言いなさい。そうじゃないと残りの2人の罪も重くするぞ。」
僕は悔しかった。代表として守れなかった。でも瀬戸と幸田はその場にいなかったためバレていなかった。
椿「あと磯貝と雨宮です...その4人だけです...。でも命令したのは僕です..!やらせたのも僕です。」
そして説教は30分ほど続いた。”退学“や“停学”などの言葉で脅された。やっと説教が終わり帰ろうとした時に鳩山先生に別室に来いと呼ばれた。鳩山先生はこの学校でも怖いことで有名だったので4ぬ覚悟はできていた。
鳩山先生「君のやり方はこの学校に背いている。だかしかし興味深い。」
僕は怒鳴られると思っていたのでびっくりした。興味があるとはどういうことだ...?
鳩山先生「この学校の中学生への待遇は酷すぎる。しかし理事長の言うことを聞く教師が圧倒的に多い。だが私も流石にやり過ぎではないのかと思っていた。」
驚くことに鳩山先生は僕達の気持ちに同情してくれた。少しほっとした。
鳩山先生「私は生徒たちを守りたいんだ。だが、中等部の生徒指導の件数は150件と年々増える傾向にある。このままでは理事長の思う壺だ。これを口実にさらに厳しく縛り上げることになる...」
その後も色々と話した。鳩山先生は生徒指導の件数を減らすことに協力するなら革命部の手伝いをしても良いそうだ。もちろん僕は承諾した。
ー2時頃ー
椿「やっと終わったーー...担任キレすぎだろ!とりあえずメンバーたちに報告しないと!」
僕はグループLINEですべてを話した。
星野「やばいことになってるじゃん!?」
雨宮「俺ら確定で生徒指導じゃん...」
磯貝「でも僕達は正しいことをしただけだ!」
椿「瀬戸と幸田はまだバレていないから生徒指導にはならないと思う。実行した僕ら4人は頑張って対抗しよう!少しでも教師を味方につけて停学とか退学は逃れよう!」
星野「そうだな!今俺たちにできることをしよう!」
雨宮「でも先生たちは理事長の言いなりだから無理だよ...」
星野「やってみないとわかんないじゃん!それに良い案がある。」
雨宮「良い案って〜?」
星野「学年主任の平山先生は今風邪をひいてここ3日ほど学校に来ていない。だからもうすぐ戻ってくるはずだから、戻ってきた日の朝に僕達の味方になってくれるように相談する。」
磯貝「学年主任を味方につけるってわけか!」
雨宮「でもいつ来るかわかんないじゃん。」
椿「そのことだけど山倉先生から情報を得ているんだけど明後日に復帰らしいよ。」
雨宮「おぉ!なら明後日の朝に突撃だな!」
僕らは窮地に追い詰められながらも諦めることはなかった。しかし革命部の試練はまだ始まったばかりであった...
始まったばかりなのにこんなことになるとは...
でも一年生の大半は僕やメンバーの名前も覚えてくれたし、僕を見かけたら「織田先輩〜!」と話しかけてくれる。僕たちの戦いは始まったばかりだ!!




