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決着

お互い剣を抜き、俺も我を忘れて先頭に没頭していた。こんな感覚は初めてだった、これが戦闘が楽しいということなのか。


お互いもう口をきかなかった、いや、きけなかったというのが正しいか。

お互い戦闘に没頭し、トップスピードに達していて、団長ですらすぐに止めに入れないスピード戦になっていた。

『ステルスロック』

地面から岩の柱が伸びる。攻撃力こそないものの予想外の地形の変化は急激にスピードを落とさざるを得なかった。

『縮地』

だがそこを無理やり縮地で切り返す。

『剣技(異突)』

凄まじい速さの突きがくる、それをすんでので躱す。

『縮地八連撃』

躱すと同時に八連撃をお見舞いする。

お互いの技でこの技の速さがずば抜けていた。

フィンは八連撃全てを捌き切る余裕はなく、2、3発直撃を食らい、庇った左腕と右脚が裂ける。

だが俺も既に脚に疲労が蓄積して限界を迎えようとしていた。


次で決める

お互い同じことを思っていた

『縮地八連撃』『剣技(奥義 八咫烏)』



俺とフィンの間に大きな壁が立ち塞がる。

それは壁ではなく、団長のアレンだった。

そこで俺とフィンは我に返る。

「やめと言っているだろう!!」


団長の声が辺りの空気を揺らす。

気がつくと観客の団員たちがいなくなっていた。

「あれ?俺たち」

「んー?他の団員たちは?」

「お前らの攻防の風圧が強すぎて観戦なんて出来たものではなかったから避難させた」

「んぇ、そんなにすごかった?」

「周りをもっとよく見ろ」


辺りを見渡すと木々は折れ、地面は抉れ、ギルドの窓も何個か割れていた。


「こんな、ことに、」

「どちらも剣を取り出すし、何度もやめと言っているのにお前達は聞く耳を持たないのか!」

「えへへー、なーんも聞こえなかったや」

「む?フィンお前腕と脚を怪我しているではないか」

「いやー、こいつまじで強いわ、団長も負けちゃうかもね」

「そんなことよりきちんとギルドのもの達に謝罪しに行くぞ」

「はい、すみません、、」

「えー、めんどくさー」


歩き出した途端脚に力が入らなくなる。

「ぐっ、あぁ」

そしてその場に倒れ込んでしまった。

「何をしている早く立て」

「すみません、足に力が、入らなくて」

「はぁー、足に負担をかけすぎたな、ちゃんと身体への負担を考えて技を使え」

「すみません、、」

そしてそのまま団長に肩を貸してもらいながらギルドに戻ることが出来た。

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