干渉
「それで、カイくんと言ったか、ホワイトゴブリンを単騎で討伐したというのは本当か?」
あ、圧が、、
昇格試験の後俺たちはギルド長に呼び出しを食らって今話をしている最中だ。
「は、はい、僕がホワイトゴブリンを討伐して、彼女がデスラビットを討伐しました、、」
「ふむぅ、、」
ギルド長が顔を伏せてかんがえこんでいる。
「周辺になにか異変を感じなかったか?魔素の歪みとか、空間の歪みとか」
「いや、俺は特になにも感じませんでしたけど」
「私も特には」
「いや、あの森でデスラビットもホワイトゴブリンも出ないことはないのだが、どちらも群れたり、共闘するのをあまり好まない種でね、なぜ同じタイミングで2人を襲ったのか不思議でね」
「なるほど、たしかに俺との戦いの途中なのに彼女のことを挟み撃ちにしようとしてました」
「え?そうなの?!」
「もちろん阻止したから大丈夫だったけどね」
「んー、余計分からないな」
「でもなんでそれが魔素の歪みとか空間の歪みが関係するんですか」
「それがな、昔の神話の中で魔物の異常現象は神々の戦いが起こる前兆の1つと言われてて、戦いが始まると時空や魔素が歪んむことがあるらしい、実際その歪みに嵌ってしまったかつての剣聖もいるらしい」
「なるほど、でも特に何も感じませんでした」
「わかった、引き止めてしまって悪かったね、君たちも疲れているだろう、今日はゆっくり休むといい」
そして、俺たちはギルドを後にした。
「それにしもあんた、ホワイトゴブリン相手にほぼ無傷って何者よ」
「いやー、あははは」
「デスラビットにも勝てるって啖呵切ってると思ってたけどあんたならほんとに勝てそうだったわね」
「いや、でもセリスも勝ってたじゃん」
「いや、私の場合ほぼ相討ちね?比べられないわよ」
「まあでもセリスが無事で良かったよ、助けに行くのが遅れてごめん」
「何言ってんのよ、あんたが運んでくれてなきゃ私死んでたわよ、謝ることなんてないわ」
「なんか、セリスって思ってたより良い奴なんだな」
「な、ななな、思ってたよりってなによ!」
「はは、ごめんごめん」
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「あいつら、ついに動き出し始めたぞ」
「え?嘘、早過ぎない?」
「けど実際こっちの世界に干渉が始まってる」
「え?てことはデスラビットとホワイトゴブリンの共闘って、」
「ああ、アイツの配下だよ、有力な冒険者を狩り始めてる」
「彼は大丈夫そうだったけど、、」
「ああ、彼女の方は彼が居なかったらまずかったね」
「こっちから干渉出来ないのが焦れったいの」
「お、レイア、居たのか」
「さっきからおったわい、それでミリアよ、どうするのじゃ、彼の成長を促すか?」
「いや、まだ干渉始めだからすぐではないと思うけれど、、」
「俺はそれでもいいと思うがな」
「ああ、じゃが、、」
「ああ、多分こっちが何もしなくても」
「ん?あ、フェルナン」
「あいつがなにかやらかしそうだ」
「全く、セリオス様もフェルナンをちゃんと飼い慣らしてくれんかの」
「たしかセリオス様が気に入ったのよね」
「ああ、俺らより先にな」
「アゼルとリオナの2人は神託っぽいことしたらしいけどね」
「あやつらは特になんもせんからええ」
「まあ、とにかく見守るしかないかー」
「そうね」
しばらく投稿出来ずにすみませんでした
申し訳ないのですがこれから投稿頻度が下がる場合がありますのでご了承ください




